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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
応用バイオ専門実験・演習A
Applied Bioscience Major Lab/Exercises A
3 B132-01 2021年度
5期(前学期)
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.企画・実施・発表 2.科学的観察 3.論理的思考 4.プレゼンテーション 5.実験レポート 基礎実技科目、専門科目および応用バイオ基礎実験などで習得した知識・理論・基礎技術を 基盤にして、より深い理解力、洞察力、応用力を身に付ける。さらに、実験レポートの書き 方を学び、実験内容・実験結果・考察などを論理的に系統立ててまとめ上げ、発表する技法 を習得することを目標にする。
授業の概要および学習上の助言
 以下の実験テーマを実施し、感覚機能、バイオ生産技術について理解する。詳細は、「実験指導書」を確認すること。  ①人間の視覚機能-立体知覚および眼球運動  ②発酵法と微生物変換法による物質生産技術  なお、予習内容に基づいて、積極的・主体的に授業に取り組むこと。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
各実験の意義や内容を正しく理解するためには、背景となる専門知識が必要である。従って、関連する専門科目の内容を予め 復習して授業に臨むことが望ましい。また、実験指導書の予習を通じて、実験の目的、キーワードの調査と理解、実験操作の 段取り等を予め把握しておくことも肝要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K,M,N,O 人間の立体感覚および眼球運動の基本特性を説明できる。
K,L,N,O 発酵と微生物変換による物質生産について、一般的な特徴や長所・短所を説明できる。
K,O 実験結果について、理論との適合性や差異などを考察できる。
K,O 実験内容のプレゼンテーションを行えるとともに、議論にも参加できる。
K,O 目的、方法、結果、考察等を網羅した実験レポートを書くことができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 0 0 0 50 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 0 0 0 50 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 10 20
思考・推論・創造する力 0 0 20 0 0 0 10 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 10 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 10 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 0 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 実験の背景知識、方法、結果を正しく理解し、実験結果を論理的・科学的に考察できているかどうかを評 価する。また、科学レポートを執筆するうえで守るべきルールがきちんと守られているかどうかも評価す る。再レポートでは、指摘事項全てに回答、修正する必要がある。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 発表、口頭試問、出席、課題予習などを評価する。発表・口頭試問では、実験内容と成果を正しく理解し 、実験結果を論理的・科学的に考察できているかどうかを確認する。発表に対する質問について、適切な 議論・応答を行えるかどうかも評価する。行動目標の遂行において、出席状況や学習に取り組む意欲、姿 勢を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
指導書に書かれている実験に関して、積極的にもれなく実施し 、実験結果をまとめることができる。また、十分に準備したス ライドを用いて発表し、質問に対しては適切に回答できる。さ らに、目的・方法・結果・考察を網羅したフルレポートを提出 すると同時に、添削指導箇所全てに対して正しく回答・修正で きる。論理的・科学的な考察が十分になされている。 指導書に書かれている実験に関してもれなく実施し、実験結果 をまとめることができる。また、準備したスライドを用いて発 表し、質問に対してほぼ適切に回答できる。さらに、目的・方 法・結果・考察を網羅したフルレポートを提出するとともに、 添削・指導事項に対して回答・修正できる。論理的、科学的な 考察が試みられている。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ・全体ガイダンスおよび各テーマ個別ガイダンス(授 業 の進め方、予習と復習、評価方法についての説明 ) ・講義と質疑応答 
2回 両眼視差による立体感覚(1) 3次元ディスプレイの理解とステレオグラムの作成 講義と質疑応答  実験 【予習】指導書の「両眼視差によ る立体視」を通読し、実験内容を 理解する。 【復習】実験内容や結果について 復習・整理する。 60 30
3回 両眼視差による立体感覚(2) ステレオグラムによる奥行き感覚の測定と理論値との 比較 講義と質疑 実験 【予習】指導書の「奥行き感の心 理物理学的測定」を通読し、実験 内容を理解する。 【復習】実験内容や結果について 復習・整理する。 60 30
4回 眼球運動 共同眼球運動および輻輳開散運動の計測と理論値との 比較 講義と質疑 実験 【予習】指導書の「眼球運動と奥 行き感覚」を通読し、実験内容を 理解する。 【復習】実験内容や結果について 復習・整理する。 60 30
5回 錯視を用いた奥行き感覚の変化 ホロウマスク錯視の作成と見え方の変化を観察 講義と質疑 実験 【予習】ホロウマスク錯視につい て調べて予習しておく。 【復習】実験内容や結果について 復習・整理する。 60 30
6回 データ整理と解析およびプレゼンテーションのための グループディスカッション 講義と質疑応答 実習 グループディスカション 【予習】実験全体の内容を復習・ 整理しておく。 【復習】グループディスカッショ ンの内容を整理し、プレゼンテー ションの準備をする。 60 30
7回 発表・討論 班毎のプレゼンテーション 討論 【予習】プレゼンテーションの準 備をする。 【復習】討論を通じて得られた知 見を理解・整理し、レポート作成 のための準備をする。 120 60
8回 発表・討論 レポートチェック テーマ別自己点検 班毎のプレゼンテーション 討論 レポート作成 【予習】プレゼンテーションの準 備をする。 【復習】討論を通じて得られた知 見を理解・整理し、レポートを作 成する。 120 240
9回 発酵法によるクエン酸の生産(1):発酵法の概論説 明、培地の調製と植菌・培養開始 講義と質疑応答、クイズ 実験 【予習】教科書の「発酵法による 物質生産」の章を通読し、分から ない用語を調べておく。 【復習】行った実験操作を復習し 、実験ノートを整理しておく。 60 30
10回 発酵法によるクエン酸の生産(2):発酵産物の回収 と定量 講義と質疑応答、クイズ 実験 【予習】教科書の「発酵法による 物質生産」の章を通読し、分から ない用語を調べておく。 【復習】行った実験操作を復習し 、実験ノートを整理しておく。 60 30
11回 微生物変換法による有用物質の生産(1):微生物変 換法の概論説明、培地調製・基質添加・培養スタート 講義と質疑応答 クイズ 実験 【予習】教科書の「発酵産物と菌 体重量の定量」と「微生物変換に よる物質生産」の章を通読し、分 からない用語を調べておく。 【復習】行った実験操作を復習し 、実験ノートを整理しておく。 120 60
12回 微生物変換法による有用物質の生産(2):光学活性 アルコールの回収・精製・検出・定量 講義と質疑応答、クイズ 実験 【予習】教科書の「微生物変換産 物の回収と検出」の章を通読し、 分からない用語を調べておく。 【復習】行った実験操作を復習し 、実験ノートを整理しておく。 60 30
13回 機器分析と再結晶法(1):機器分析学の概論説明と 微生物変換産物の解析 講義と質疑応答、クイズ 実験 【予習】教科書の「微生物変換産 物の精製と定量」の章を通読し、 分からない用語を調べておく。 【復習】行った実験操作を復習し 、実験ノートを整理しておく。 60 30
14回 機器分析と再結晶法(2):再結晶法の概論説明と実 験操作、解析 講義と質疑応答、クイズ 実験 【予習】教科書の「微生物変換産 物の精製と定量」の章を通読し、 分からない用語を調べておく。 【復習】行った実験操作を復習し 、実験ノートを整理しておく。 60 30
15回 発表・討論 レポート提出・指導 テーマ別自己点検 専門実験・演習Aの総括 自己点検授業 班毎のプレゼンテーション 討論 【予習】前回までの内容を理解・ 整理したうえで、プレゼンテーシ ョン用の資料を作成する。 【復習】討論を通じて得られた知 見を理解・整理しておく。レポー ト執筆上の注意点、ノウハウ等を 理解・整理しておく。 240 60