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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
音楽・音響情報処理
Acoustical and Musical Processing
2 F015-01 2021年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.シンセサイザ 2.フーリエ合成 3.シーケンサ 4.自動演奏 5.地域連携 ミュージック・シンセサイザの中で行われている音の合成,およびシーケンサを用いて行わ れている自動演奏の仕組みを,コンピュータ・プログラミングによって体験しながら学習す る。この体験を通じて,音の物理的性質やフーリエ合成の原理,あるいは音の入出力の方法 などについても理解する。また,制作した音や音楽を聴取したときの心理的印象についても 考察し,本授業で習得した知識や技術を地域社会にどのように活かすことができるかについ て検討する。
授業の概要および学習上の助言
プログラミング環境MATLABを用い,ミュージック・シンセサイザの中で行われている音の合成,およびシンセサイザとシーケ ンサとを組み合わせて行われる自動演奏の機能を,ソフトウエア上で実現する。このソフトウェアを作成するプログラミング 体験を通して,音をコンピュータ上で扱うための知識と手法を習得する。さらに,様々な音を作成する過程において,それぞ れがなぜそのように聴こえるのかについても注意深く考察し,聴覚生理学や心理学と結び付けて説明できる能力を養う。さら に,本授業で得た知見を地域社会にどのように活かすことができるかについて検討する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
メディア情報論Ⅰの内容を理解していること。また、プログラミングの基礎を学習していること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
D,F,G,I,M 音響信号がコンピュータ上でどのように記録・表現されているかを理解できる
D,F,G,I,M 音の音色とフーリエ合成との関係を理解できる
D,F,G,I,M 音の大きさの時間的特徴と時間エンヴェロープとの関係を理解できる
D,F,G,H,I,K,M イメージした音をプログラミングによって実現できる
D,F,G,H,I,,K,M 自動演奏をプログラミングによって実現できる
D,F,G,H,I,K,M 音に関する作品を制作できる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 0 0 40 0 60 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 0 0 40 0 60 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 5 0 30 35
思考・推論・創造する力 0 0 0 0 5 0 20 25
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 20 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 10 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 音の物理に関する基礎知識問う筆記試験,およびMATLABを用いた音のプログラミングに関する実技試験を 実施する。
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品 授業中に例示したプログラムを発展させてプログラムを自作し、音の作品を完成させ、レポートとともに 提出する。自動演奏による音楽作品や、言葉を用いた作品、ラジオドラマなど、音を用いた作品であれば 内容は問わない。独創性、努力度、作品の完成度を総合的に評価する。
ポートフォリオ
その他 授業における取り組みの様子から学習意欲を客観的に評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・音がコンピュータ上でどのように記録・表現されるかを人に 説明できる。 ・シンセサイザーによる音色合成の仕組みをフーリエ合成の原 理を用いて説明できる ・思い描いた音や音楽をプログラム上でどのように実現すれば よいかをイメージできる。 ・実際に音の作品をセンス良く制作できる。 ・音がコンピュータ上でどのように記録・表現されるかを理解 できる。 ・フーリエ合成の原理を理解できる。 ・音や音楽を制作する際に授業で例示したプログラムを工夫、 改編して目的の音が音楽をある程度実現できる。 ・プログラミングによって実際に音の作品を制作できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分
1 第1章 MATLABの基礎 ・MATLABとは? ・MATLABの起動と初期設定 ・MATLABによる行列計算  ・演習1.4.1 ・MATLABで取り扱うファイルの管理 ・関数  ・組み込み関数とユーザ定義関数  ・演習1.5.1 講義と演習 振り返り・自己点検 復習:配布資料における以下の項 目を復習する. 1.MATLABの起動 2.MATLABの初期設定 3.ファイル 4.行列の計算  ・演習1.4.1 5.関数  ・演習1.5.1 120
2 第2章 MATLABによる音の作成 ・コンピュータにおける音の表現  -サンプリング定理と折り返し雑音 ・純音の作成  ・演習2.2.1  ・演習2.2.2 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第2章 1.パソコン音量の設定 2.純音を鳴らしてみよう  ・演習2.2.1  ・演習2.2.2 3.音の保存 120
3 第2章 MALTABによる音の作成 ・2つの純音の合成  ・演習問題2.2.3 講義と演習 振り返り・自己点検 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第1章 5.関数  ・演習1.5.1 第2章 2.純音を鳴らしてみよう  ・演習2.2.3 120
4 第3章 フーリエ合成とフーリエ解析 ・矩形波,鋸歯状波,三角波のフーリエ級数展開 ・矩形波のフーリエ合成 ・鋸歯状波のフーリエ合成  ・演習3.1.1 ・三角波のフーリエ合成  ・演習3.1.2 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第3章 1.フーリエ合成その1  ・演習3.1.1  ・演習3.1.2 120
5 第3章 フーリエ合成とフーリエ解析 ・関数”fourier_Synthesis”を用いた音の合成  ・演習3.2.1  ・演習3.2.2 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第3章 2.フーリエ合成その2  ・演習3.2.1  ・演習3.2.2 120
6 第3章 フーリエ合成とフーリエ解析 ・複合波のフーリエ解析  ・演習3.3.1 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第3章 1.フーリエ合成その1  ・演習3.1.1  ・演習3.1.2 2.フーリエ合成その2  ・演習3.2.1  ・演習3.2.2 3.フーリエ解析  ・演習3.3.1 120
7 第3章 フーリエ合成とフーリエ解析 ・複合波のフーリエ解析  ・演習3.3.2  ・演習3.3.3 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第3章 1.フーリエ合成その1  ・演習3.1.1  ・演習3.1.2 2.フーリエ合成その2  ・演習3.2.1  ・演習3.2.2 3.フーリエ解析  ・演習3.3.1  ・演習3.3.2  ・演習3.3.3 120
8 第3章 フーリエ合成とフーリエ解析 ・マイクを使った録音  ・演習3.4.1  ・演習3.4.2  ・演習3.4.3 講義と演習 振り返り・自己点検 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第3章 4.マイクを使った録音  ・演習3.4.1  ・演習3.4.2  ・演習3.4.3 120
9 第4章 時間包絡(Envelope) ・時間包絡とは何か  ・ADSRタイプの時間包絡 ・音圧レベルの時間特性の制御  ・ADタイプの時間包絡  ・演習4.2.1 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第4章 1.時間包絡とは 2.MATLABでエンヴェロープ  ・演習4.2.1 120
10 第4章 時間包絡(Envelope) ・音圧レベルの時間特性の制御  ・ADSRタイプの時間包絡  ・演習4.2.2  ・演習4.2.3 講義と演習 振り返り・自己点検 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第4章 1.時間包絡とは 2.MATLABでエンヴェロープ  ・演習4.2.1  ・演習4.2.2  ・演習4.2.3 120
11 第5章 シーケンサー付きシンセサイザーの作成 ・シーケンサーとは?  ・自動演奏,打ち込み音楽の仕組み ・テキストフォーマットによる音高・音価情報  ・演習5.2.1  ・演習5.2.2  ・演習5.3.1 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習・復習する. 第5章 1.シーケンサー付きシンセサイザ ー 2.テキストファイルからのデータ の読み出し 3.演奏データから音を生成 120
12 第5章 シーケンサー付きシンセサイザーの作成 ・音色の制御  ・演習5.4.1  ・演習5.4.2  ・演習5.4.3 ・wavファイルを合成するプログラム 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を復習する. 第5章 120
13 総合演習 ・達成度確認試験 ・電子楽器と電子音楽の歴史  ・MATLABプログラミングによる音の作品制作 講義と演習 振り返り 予習・復習:配布資料における以 下の項目を予習する. ・第1章〜第4章 ・シンセサイザーの歴史 120
14 総合演習2  ・MATLABプログラミングによる音の作品制作 ・音の作品の評価,および地域社会への活用に関する 考察 講義と演習 振り返り 復習:配布資料における以下の項 目を復習する. ・シンセサイザーが音楽に与えた 影響 120
15 総合演習3 ・作品発表会・講評 ・達成度確認試験の解説 ・授業内容に関する質疑応答 ・授業のまとめ 講義 振り返り・自己点検