専門教育課程 環境土木工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
都市デザイン
Urban Design
|
2 |
E717-01 |
2022年度
5期(前学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.都市デザイン
2.公共空間
3.外部空間
4.空間スケールの知覚特性
5.景観工学
|
都市空間を構成する諸要素と人間活動との関係性を理解し、その関係性を適切に操作・編集
しデザインするための基本的考え方や空間操作・デザインの基礎的能力を身につける。その
ために、景観工学の基礎(空間・景観の視知覚特性や印象・評価等)やそれに基づく空間の
操作・デザインの基礎知識を学習する。また、実際に用いられている国内外の都市デザイン
の手法を、具体的な実例から多角的に理解する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
都市デザインは、都市を構成する諸要素間の物理的、視覚的、あるいは意味的な関係性を紡ぎ、その姿かたちを整え、豊かな
人間活動と都市生活の精神的充実を生み出す、都市の編集行為である。本講義では、特に都市空間の空間的側面と人間活動と
の関係に焦点を当て、景観工学の基礎(人間の空間に対する視知覚特性やその印象・評価等)の特性、都市空間スケールにお
ける人間の認知特性(イメージ構造)等の知識を学ぶ。また、それらを踏まえつつ、都市空間を分析し読み解く方法や、その
結果を都市デザインに応用し都市を編集する際の基本的考えかた、都市デザインの具体的な手法等に関する基礎知識を幅広く
学ぶ。
授業ごとに学習に必要な資料を配付するので、とくに復習に力をいれてほしい。また、参考書や授業で提示する参考文献、実
例等を予習・復習に活用し、知識の幅をさらに広げていくことが望ましい。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
履修に必要な予備的知識や技能は特に必要としない。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
K,L |
公共的空間の意義と都市デザインの必要性を理解できる。 |
② |
L |
景観工学の基礎的知識(人間の視知覚特性や印象・評価)を理解できる。 |
③ |
L |
都市空間に対する認知特性(都市のイメージ構造)について理解できる。 |
④ |
L |
都市デザインの具体的な実例および手法を理解できる。 |
⑤ |
|
|
⑥ |
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|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
40 |
0 |
40 |
0 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
40 |
0 |
40 |
0 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
30 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
40 |
10 |
0 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
前半(第7回まで)と後半(第13週まで)の学習内容について、行動目標に対する達成度を、設問方式の
試験により確認し評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
授業で学習した内容を活かして、都市のイメージ構造を自ら分析し、その特徴や問題点・課題を抽出する
レポート課題を課す。用語や概念を理解できているか、また対象の特徴や問題点を適切な調査・分析によ
り導き出しているかという観点から行う。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
授業への出席状況、授業への取り組み姿勢などを総合的に勘案して、学習態度として評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
景観工学の基礎(人間の視知覚特性や印象・評価等)、都市空
間の認知特性(イメージ構造)について総合的に理解し自ら分
析し説明できる。
また、都市デザインの潮流や思想を理解した上で、得た知識を
都市デザインに適用する基礎的技能を習得している。 |
景観工学の基礎、都市空間の認知特性(イメージ構造)を理解
できる。
都市デザインの考え方と手法に関する基礎知識を理解できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分 |
1 |
オリエンテーション
建築空間から都市空間へ |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
2 |
都市のイメージ構造(1):基礎 |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
3 |
都市のイメージ構造(2):その分析と応用
レポート出題 |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
4 |
都市デザインの作法 |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
5 |
都市空間と建築空間の関係とその調整:「ニハ」をめ
ぐって |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
6 |
パブリックスペースの意義とその動向 |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
7 |
都市デザインの潮流 |
講義と質疑
振り返り授業 |
予習
復習 |
60
60 |
8 |
前半の振り返りとまとめ
達成度評価試験I
自己点検 |
講義と質疑(振り返り授業)
試験及び解説
自己点検 |
復習 |
120 |
9 |
景観工学の基礎(1) |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
10 |
景観工学の基礎(2) |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
11 |
外部空間のデザイン(1) |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
12 |
外部空間のデザイン(2) |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
13 |
都市デザインの実践 |
講義と質疑 |
予習
復習 |
60
60 |
14 |
これまでの振り返り
達成度評価試験II
自己点検 |
講義と質疑(振り返り授業)
試験及び解説
自己点検 |
予習
復習 |
60
60 |
15 |
まとめ:都市デザインの展望
自己点検 |
講義と質疑
自己点検 |
復習 |
120
60 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。