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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 環境土木工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
地盤解析学
Geotechnical Analysis
2 E721-01 2022年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.ランキン土圧とクーロン土圧 2.静止土圧と地震時土圧 3.斜面安定の極限平行法 4.修正フェレニウス法 5.ビショップ法とヤンブー法 本科目では,「土質力学I,II」で学んだ知識を踏まえ,より応用的な「土圧」と「斜面安 定」に対する計算(設計)方法を学ぶ.広い地盤と異なり,擁壁などの安定を考える場合, 土が粒子の集合体であるために理論解を得ることは難しく,理論解の援用や経験則を用いる .これらを理解し計算できるようになる.また土砂災害において重要な斜面安定に関して完 全な理論解はなく,構造力学における不静定問題をある仮定の下で解くことになる.幾つか の手法の長所短所を踏まえて,適切な強度定数を用いた斜面安定計算ができるようになる.
授業の概要および学習上の助言
1.土圧                  2. 斜面の安定  土圧の考え方(主働土圧,受働土圧)     斜面の安定計算  ランキン土圧                円弧すべり法(修正フェレニウス法)  クーロン土圧                非円弧すべり面(Bishop法,Janbu法)  静止土圧                  自然斜面及び斜面構造物と実際  地震時土圧  山止め壁の計算
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:土質力学第8版[森北出版] 参考書:基礎土木工学シリーズ15 土質力学[森北出版株式会社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
この「地盤解析学」で「土質力学I,II」を含めて土質(地盤)工学の基礎全般を理解できる.したがって,「土質力学I,II」 を理解していることが,履修に必要な予備知識である.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K ランキン・クーロンの土圧の考え方が理解でき,それぞれの土圧の適用条件や計算方法が理解できる.(0.3K)
K 土圧を応用した擁壁などの土圧構造物の安定計算ができる.(0.2K)
K 斜面安定に関する基礎的な知識が整理でき,簡便分割法の考え方が理解できる.(0.3K)
K 斜面崩壊や地すべりのメカニズムを理解し,適切な定数を用いた安定計算ができる.(0.2K)
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 30 20 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 30 20 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 15 10 0 0 0 0 45
思考・推論・創造する力 20 15 10 0 0 0 0 45
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 「土圧」「斜面の安定」についての理解度を測る.
クイズ
小テスト
小テスト(臨時試験)は「土圧」に関して実施する.
レポート 講義内容に応じたレポート(ミニレポートを含む)を適宜実施し,評価する.
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 講義中の積極的な質疑応答,レポートの取り組み,遅刻の過多により学習態度を評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
地盤解析学の行動目標をよく理解し,工学技術者としての基礎 能力を身につけるだけでなく,擁壁や山留め壁の設計ができ, 外力条件によって適切な強度定数を用いた斜面の安定計算がで きる. 地盤解析学の行動目標をほぼ理解し,土木技術者として擁壁に かかる土圧を計算でき,斜面の安定計算法について理解できる .
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 授業の進め方およびシラバスについて解説する. 地盤解析学で学ぶ土質力学(地盤工学)的な課題につ いて,実際の施工と絡めて学ぶ. ガイダンス,講義と質疑 教科書の予習 配布資料,ノートの復習 40 60
2 ランキン土圧の考え方を学び,受働土圧と主働土圧を モール円から求める方法を学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・構造物に作用する 土圧」ランキン土圧,モール円, 土圧係数 演習問題・ノートの復習 50 50
3 クーロン土圧の考え方を学び,ランキン土圧との違い を学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・クーロン土圧の概 念 演習問題・ノートの復習 50 50
4 裏込め土,地下水位,地表面載荷の条件の違いによる ランキンおよびクーロン土圧の求め方を学ぶ. 講義,演習と質疑 ランキン土圧論の考え方、ノート 復習 地下水位、地表面荷重に関するラ ンキン土圧について、教科書予習 各60 各30
5 ランキンおよびクーロン土圧の演習を行い理解を深め る. 講義,演習と質疑 教科書の予習・「裏込め土上に荷 重のある場合の土圧」 演習問題・ノートの復習 50 50
6 静止土圧,地震時土圧,山留め壁について学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・「静止土圧」「地 震時土圧」「山留め壁」 演習問題・ノートの復習 50 50
7 臨時試験 試験を介した学習不足範囲の復習 試験と自己点検 土圧に関する復習. スマホ以外持ち込み可 試験の解きなおし 100 50
8 斜面の安定計算の基本的な考え方(極限平衡法)と重 要性を学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・斜面安定の基本的 な考え方 演習問題・ノートの復習 50 50
9 半無限に広がった斜面の安定計算法について学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・「半無限に広がっ た斜面の安定計算」 演習問題・ノートの復習 50 50
10 極限平衡法によるすべり面解析法を学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・「円形すべり面解 析」 演習問題・ノートの復習 50 50
11 円弧すべり面法のうち修正フェレニウス法とビショッ プ法を学ぶ. 講義,演習と質疑 教科書の予習・水中重量を用いる 修正フェレニウス法とビショップ 法を学ぶ 演習問題・ノートの復習 50 50
12 非円弧すべり面法としてヤンブー法および複合すべり 面法を学ぶ. 講義,演習と質疑 非円弧すべりに対する解法を教科 書・配布資料の予習 演習問題・ノートの復習 50 50
13 有効応力および全応力法の適用について,例題を含め て学ぶ. 講義,演習と質疑 各種の安定計算における強度定数 について配布資料の予習をする. 演習問題・ノートの復習 50 50
14 達成度確認試験。 行動目標に対応した達成度の確認試験を実施する. 試験を介した学習不足範囲の復習 筆記試験と自己点検 達成度確認試験に向けた総復習 達成度確認試験の見直し 120 60
15 自己点検授業 達成度確認試験の解答と解説 地盤解析学の学習・教育内容に関する質疑応答 達成度確認試験の解答と総合 説明,アンケート回答,自己 点検 土質力学Ⅰ,Ⅱおよび地盤解析学 を総じた総合的な土質(地盤)工 学の整理 60