専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
医用工学
Medical Engineering
|
2 |
B125-01 |
2022年度
6期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.身体の中を診る
2.血液・細胞を診る
3.運動機能を測定する
4.脳を診る
5.光計測・バイオセンサー
|
医療福祉での現場における工学の役割は極めて大きい。特に生体信号計測処理等の研究や医
療での診断原理、診断装置、治療機器などが使われる現代医療には医用工学の知識は欠かす
ことのできないものとなっている。本講義では、簡単な物理・化学的な基礎事項から実際に
医療現場で用いられている診断装置や治療機器にどの様にこれらの原理が応用されているか
について説明し、講義と実習を通じて医療を工学的に支える基礎的事項を理解する。更に人
体に対する安全対策についても理解を深める。 |
授業の概要および学習上の助言 |
この科目の授業では配布資料を中心に講義形式で進める。なおこれまでに開講されている人体の構造と機能、細胞の構造と機
能、神経科学、生体計測などの内容を基礎に置くので、これらの内容を復習しておくことが必要である。前半部では、これら
の復習を含め、具体的な病気を例に挙げながら、その診断や治療に必要な機器の動作原理について学ぶ。なお医用工学分野の
生体計測手法と解析に関する詳細については「生体計測」で扱うので、「医用工学」と「生体計測」を同時に受講することが
望ましい。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:知っておきたい医工計測技術入門[朝倉書店]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
この講義の内容には2年生の時の基礎実験の項目が含まれているので復習しておくこと。医用工学に関する基礎を予習してい
ることも好ましい。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
I,J,M,N |
身体の中を診る方法について説明できる |
② |
I,J,M,N |
医用工学の原理を説明できる |
③ |
I,J,M,N |
血液・細胞を材料に測定する原理を説明できる |
④ |
I,J,M,N |
光計測、バイオセンサの測定原理を説明できる |
⑤ |
|
|
⑥ |
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|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
20 |
0 |
60 |
0 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
20 |
0 |
60 |
0 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
10 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
修得すべき知識と応用力が十分に身についているかどうかを判定するための達成度確認試験 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
修得すべき知識が身についているかどうかを判定するためのレポート課題 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
学習態度として、授業中の質問に対する応答や授業に対する取り組み姿勢、出席状況などを考慮する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
医療現場で用いられている診断装置や分析機器の原理あるいは
各医用機器システムについて詳細を説明できる。また与えられ
た生体情報計測システム構築課題にたいして適切な解を生み出
すことができる。 |
医療現場で用いられている診断装置や分析機器の原理、各医用
機器システムを理解できる。求められる生体情報計測処理シス
テムの概略を説明できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
オリエンテーション 本講義の目標と概要の説明 |
講義と質疑応答 |
復習 |
100 |
2 |
身体の中を技術を学ぶ(その1) |
講義と質疑応答 |
各自授業後復習すること |
100
100 |
3 |
身体の中を技術を学ぶ(その2) |
講義と質疑応答
小テストを行う |
身体の中を技術を学ぶ(その1そ
の2)に関する小テストを行う |
100
100 |
4 |
血液・細胞を診る(その1) |
講義と質疑応答 |
各自授業後復習すること |
100
100 |
5 |
血液・細胞を診る技術を学ぶ(その2) |
講義と質疑応答
小テストを行う |
血液・細胞を診る技術(その1そ
の2)に関する小テストを行う |
100
100 |
6 |
運動機能を診る技術(その1) |
講義と質疑応答 |
各自は本授業の復習しておくこと |
100
100 |
7 |
運動機能を診る技術(その2) |
講義と質疑応答 |
運動機能を診る技術:その1とそ
の2の小テストを行う。 |
100
100 |
8 |
脳を診る技術の原理(その1) |
講義と質疑応答 |
各自は本授業の復習しておくこと |
100
100 |
9 |
脳を診る技術の原理(その2) |
講義と質疑応答
小テストの予定 |
脳を診る技術の原理:その1とそ
の2の小テストを行う。 |
100
100 |
10 |
医用計測に応用される光技術(その1) |
講義と質疑応答 |
各自は本授業の復習しておくこと |
100
100 |
11 |
バイオセンサーの原理と構成(その1) |
講義と質疑応答 |
各自は本授業の復習を行うこと |
100
100 |
12 |
バイオセンサーの原理と構成(その1) |
講義と質疑応答 |
バイオセンサーの原理と構成:そ
の1とその2の小テストを行う。 |
100
100 |
13 |
脳内ホルモンと病気 |
講義と質疑応答 |
復習
予習 |
100
100 |
14 |
プレゼンテーション試験 |
達成度の確認とプレゼンテー
ション能力の試験を行う |
プレゼンテーション試験のあと本
授業の総復習 |
100
100 |
15 |
プレゼンテーション試験
医用計測技術の今後についての授業
個別面談 |
講義と質疑応答
授業アンケート |
授業アンケートと本授業総復習 |
100
100 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。