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専門教育課程 機械工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
アカデミックライティング(再履修クラス)
Academic Writing
1 E006-01 2023年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.レポートの作成法 2.文献引用の方法 3.情報収集の方法 「修学基礎A・B」を引き継ぎ、各専門分野におけるレポート作成スキルを育成する。問題発 見、問題解決のプロセスにおいては、自己の考え方や主張をレポートとしてまとめ、情報を 発信する能力が必要である。これを「個人」の能力として身につけるために、学科の専門性 に則したテーマでレポートの作成手順を学習し、それをもとに成稿することにより、専門科 目のレポートおよび論文作成の基礎を学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
「問題発見能力」「情報収集・分析・整理能力」「問題解決能力」「文章報告能力」「剽窃と引用の区別能力」等の基礎を養 うために、所属学科の専門性に則したテーマについて、収集した情報をもとに引用文献付きのレポート作成手順を学習し、実 際に成稿する。 1.機械工学の分野での技術の動向を理解する。 2.機械工学の分野での問題を発見し、情報収集・分析・整理を行う。 3.機械工学の分野でのレポートの表現方法と体裁を修得して、レポート作成を行う。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:科学技術文を書くための基礎知識 「書き言葉」って?[アグネ技術センター] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「修学基礎A・B」において、自身の周囲に関する読み書き能力を高めておくこと。 「工学大意(機械)」で学んだ機械工学に関する一般的な知識も、できるだけ修得・理解しておくこと。 情報収集において必要となるライブラリーセンタの利用方法に加えて、インターネットの扱いにも慣れておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G 機械工学の分野における問題を発見し、レポートのテーマを設定できる。
G,H 機械工学の分野における情報を収集・分析・整理することができる。
G,O 機械工学の分野に則したレポートが作成できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 75 0 0 0 25 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 75 0 0 0 25 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 15 0 0 0 0 15
思考・推論・創造する力 0 0 30 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 30 0 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 25 25
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 機械工学の分野の現状を理解し問題点を抽出し、文献を引用してまとめたレポートを評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 授業に取り組む姿勢(課題の提出状況、課題への取り組み状況、教室での態度など)を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
「問題発見能力」「情報収集・分析・整理能力」「問題解決能 力」「文章報告能力」「剽窃と引用の区別能力」等の基礎を修 得し、収集した情報をもとに引用文献付きの説得力のあるレポ ートを作成することができる。 「問題発見能力」「情報収集・分析・整理能力」「問題解決能 力」「文章報告能力」「剽窃と引用の区別能力」等の基礎を修 得し、収集した情報をもとに引用文献付きのレポートを作成す ることができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス レポートとは何かについて理解する。  ・テーマの設定  ・情報収集の方法  ・文献引用の方法 科学技術文を書くための基礎知識の講義と演習  ・助詞「てにをは」の使い方 自己点検レポートの作成 ガイダンス、講義、演習、質 疑,自己点検 予習:「修学基礎A・B」の内容を 復習しておく。教科書のP.9〜P.1 9をあらかじめよく読んでおく。 復習:講義の内容について理解を 深める。 120 120
2 科学技術文を書くための基礎知識の講義と演習  ・接続詞の使い方 パソコンの書式設定 専門領域の最先端事情について理解する。  ・機械工学の専門領域 自己点検レポートの作成 講義、演習、質疑,自己点検 予習:工学大意(機械)で学習し た内容を復習しておく。教科書の P.20〜P.53をあらかじめよく読ん でおく。 復習:講義の内容について理解を 深める。 120 120
3 科学技術文を書くための基礎知識の講義と演習  ・文法表現の使い方と使い分け インターネットによる情報検索 テーマについての討議  ・レポートのテーマを履修生同士で討議し、再検討 する。 自己点検レポートの作成 講義、演習、質疑、討議,自 己点検 予習:あらかじめレポートのテー マの領域と筋書きを考え、レポー トにまとめて提出する。教科書の P.54〜P.74をあらかじめよく読ん でおく。 復習:講義の内容について理解を 深める。さらに情報検索を行い、 テーマの絞り込みと決定を行う。 150 150
4 科学技術文を書くための基礎知識の講義と演習  ・科学技術文では使わない文法表現 レポートの構成  ・レポートの構成を考える。  ・必要に応じて情報検索を行う。 自己点検レポートの作成 講義、演習、質疑、討議,自 己点検 予習:設定したテーマに関する用 語や情報の検索を行い、レポート にまとめて提出する。教科書のP. 75〜P.102をあらかじめよく読ん でおく。 復習:講義の内容について理解を 深める。レポートの構成に沿って 草稿の概要を検討する。 150 180
5 草稿の推敲と提出  ・推敲の方法について学習し、履修生同士で添削す る。  ・添削および推敲した草稿の提出 自己点検レポートの作成 演習、質疑、討議,自己点検 予習:草稿を完成させ、講義内で 添削・推敲したものを提出する。 復習:想定される草稿の修正点に ついて、自分なりの推敲をはじめ る。 180 150
6 草稿の返却と講評  ・共通してみられる問題点の指摘 個別の指摘点の確認検討と討議、修正 自己点検レポートの作成 演習、質疑、討議,自己点検 予習:想定される草稿の修正点に ついて、自分なりの推敲をしてく る。 復習:返却された草稿から修正す べき点を確認し推敲する。 120 150
7 成稿原稿の自己添削と履修生相互の意見交換 成稿の提出 自己点検レポートの作成 演習、質疑、討議,自己点検 予習:成稿を完成させ、講義内で 修正したものを提出する。 復習:教員や他の学生の意見につ いて理解を深める。 180 90
8 成稿の添削返却と講評 自己点検 講義、質疑、自己点検 予習:これまでの履修内容につい て、再度、確認する。 復習:履修内容全般について確認 し、確実に理解する。 60 120