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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
電気法規と電気施設管理
Laws Regulations and Management for Electrical Facilities
1 E645-01 2023年度
7期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.電気事業法 2.電気用品安全法 3.電気工事士法 4.電気設備技術基準 5.電気施設管理 電気関係業務の監督,管理に従事する場合,専門技術に加えて,これに関連する法令や管理 的知識を必要とすることが多い。この見地より,電力を供給する電気事業者への各種規制, また,電気に起因する障害,事故の状況と安全確保のための法令,ならびに基準の概要が理 解できるように,これら諸法令と合理的な電気施設管理法について学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
講義では,以下の順で各項目を取り上げる。 1.電気法規一般  1.1 電気事業法  電気事業,電気工作物の基本法規  1.2 電気用品安全法  電気機器,材料の粗悪品による危害発生防止  1.3 電気工事士法  電気工事の欠陥による災害を防止するための工事従事者の資格および義務  1.4 電気設備技術基準  電気工作物の具体的な設備基準 2.電気施設管理  需要と供給,電力需給計画,電源開発計画,電力系統の運用,電気施設の運転と保守,電気施設の障害事故
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:これだけ法規 改訂3版 (電験3種Newこれだけシリーズ)[電気書院] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は「電気エネルギー発生工学」,「電気エネルギー伝送工学」,および「電気機器I及びII」と一連の内容であるので ,これらの科目と関連づけて理解するように努めてほしい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L 電気関係法令について,その概要が説明できる。
L 電気設備技術基準の基本用語を理解し,具体的な電気工作物について技術基準のいくつかを説明できる。
L 電気施設管理のあり方について,その概要が説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 30 30 5 0 0 0 0 65
思考・推論・創造する力 10 10 5 0 0 0 0 25
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 5 0 0 0 0 5
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 0 0 0 0 5
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は,6回目に筆記形式で実施する。3〜5回目の学習内容について,その理解度を確認する。
クイズ
小テスト
小テストは,3回目に筆記形式で実施する。1〜2回目の学習内容について,その理解度を確認する。
レポート レポート①および②は,2回目と6回目にそれぞれ演習形式で実施し,講義終了時に提出を求める。講義で 得られた知識を基に,与えられた課題について思考・推論し,各自の論じる能力を確認する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
① 電気関係法令について詳しく説明できる。 ② 電気設備技術基準の基本用語を理解し,具体的な電気工作 物の技術基準について詳しく説明できる。 ③ 電気施設管理のあり方について詳細に説明できる。 ① 電気関係法令について,これらの概要が説明できる。 ② 電気設備技術基準の基本用語を理解し,具体的な電気工作 物について技術基準のいくつかを説明できる。 ③ 電気施設管理のあり方について,その概要が説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ● 本科目の講義方針の理解 ● 電気工作物の種類 ● 電気工作物の保安体制 ● 自己点検 ・ 講義と質疑応答。 ● 教科書の電気事業法に関連す る事項を読み,実力試しにチャレ ンジ問題などを解いてみる。 200
2回 ● 電気工事士法と電気用品安全法 ● 用語の定義 ● 配線の使用電線と接続上の規制 ★ 演習(レポート①) ● 自己点検 ・ 講義。 ・ 演習と学生との討論。 ● 教科書の電気工事士法,電気 用品安全法,および電気設備技術 基準に関する事項を読み,実力試 しにチャレンジ問題などを解いて みる。 200
3回 ★ 小テスト ● 電路の絶縁抵抗 ● 電路・機器の絶縁耐力 ● 接地工事 ● 自己点検 ・ 小テスト。 ・ 講義と質疑応答。 ● 小テストまでに1〜2回目の内 容を復習する。 ● 教科書の電気設備技術基準に 関する事項を読み,実力試しにチ ャレンジ問題などを解いてみる。 200
4回 ● 高圧受電設備とその維持,運用 ● 水力発電の計算 ● 変圧器の効率 ● 自己点検 ・ 講義と質疑応答。 ・ レポート①,小テストの 返却。 ● 教科書の電気施設管理に関す る事項を読み,実力試しにチャレ ンジ問題などを解いてみる。 200
5回 ● 全日効率の計算 ● 需要率,不等率,負荷率の概要とこれらを使った 計算 ● コンデンサを用いる計算 ● 自己点検 ・ 講義と質疑応答。 ● 教科書の電気施設管理に関す る事項を読み,実力試しにチャレ ンジ問題などを解いてみる。 200
6回 ● 演習(レポート②) ★ 試験 ● 自己点検 ・ 演習と学生との討論。 ・ 試験。 ● 試験までに3〜5回目の内容を 復習する。 200
7回 ● 振り返りと補足 ● 試験問題の返却と成績確認 ● 自己点検 ・ 講義・質疑応答。 ・ レポート②,試験の返却 。 ・ 授業アンケート。 ● 試験で不正解の問題について 重点的に復習する。 200