|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
生命と倫理
Bioethics
2 B117-01 2023年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.授精・生殖と生命倫理 2.死と生命倫理 3.再生医療 4.遺伝子操作 5.ヘルスケアと医療  科学技術の著しい進展に伴い、遺伝子組換え技術、臓器移植、遺伝子診断、出生前診断等 、生命倫理に関する様々な問題が生じている。これら生命操作技術の高度化により生じた倫 理的問題について、何が問われているのか。また、技術利用をどこまで社会が許容し得るか について、生物学的視点から人間としての尊厳と個人の自由について考える。
授業の概要および学習上の助言
はじめに生命倫理について説明を行い。次に個別の事例をもとに言及していく。 特定の問題について、生命倫理の観点から事例を紹介する。  1.生命倫理:いのちとQOL(Quality of Life)  2.遺伝子操作:遺伝子組換え、遺伝子治療  3.臓器移植:脳死やクローン技術について  4.生殖医療:遺伝子診断、出生前診断について  
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:生命倫理への招待[南山堂] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
授業前に資料等を一読すること。また、不明な専門用語などは必ず確認すること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,J 生命倫理の概念を説明できる。
I,J,K 遺伝子操作の基本を説明し、その問題点を挙げることができる。
I,J 医療と生命倫理について、自分の意見を述べることができる。
I,J,N 生命の操作について、自分なりの意見をもつことができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 40 40 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 10 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 10 10 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 10 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 10 0 0 20 40
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 授業中に与えられた課題についてまとめ、自分自身の意見を第三者に的確に伝える。
成果発表
(口頭・実技)
生命倫理に関する特定のテーマについてまとめるとともに、自分の意見を述べ、聴者に理解できるよう説 明する。
作品
ポートフォリオ
その他 授業に積極的に参加する。自ら進んで意見を述べ、また他者の意見を聞いて議論ができるようにする。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
授業で学んだキーワードについて正確に説明でき、自分の意見 を他人が理解できるように述べることができる。 授業で学んだキーワードを理解し、自分の意見をもつことがで きる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 オリエンテーション 生命倫理とは 講義と質疑応答 教科書の序章に目を通し、生命倫 理について自分なりに考えてみる (予習)。授業で習ったことを付 加して再考する(復習)。 30 30
2回 授精・生殖の生命倫理(1) 人工授精 体外受精 顕微鏡受精 講義と質疑応答 教科書の第1章に目を通し、人工 的受精の課題や問題点について自 分なりに考えてみる。(予習)、 授業で習ったことを付加して再考 する。(復習) 60 30
3回 授精・生殖の生命倫理(2) 再生医療 クローン人間 講義と質疑応答 教科書の第1章に目を通し、再生 医療やクローン技術の課題や問題 点について自分なりに考えてみる (予習)。授業で習ったことを付 加して再考する。(復習) 60 30
4回 授精・生殖の生命倫理(3) 生殖技術の商品化 講義と質疑応答 教科書の第1章に目を通し、生殖 技術の商品化の問題点について自 分なりに考えてみる(予習)。授 業で習ったことを付加して再考す る。(復習) 60 30
5回 生命の尊厳と生命倫理 出生前診断 授精卵診断 講義と質疑応答 教科書の第2章に目を通し、出生 前診断や受精卵診断の課題や問題 点について自分なりに考えてみる (予習)。授業で習ったことを付 加して再考する(復習)。 60 30
6回 死と生命倫理(1) 脳死と臓器移植 講義と質疑応答 教科書の第3章に目を通し、脳死 や臓器移植について自分なりに考 えてみる(予習)。授業で習った ことを付加して再考する(復習) 。 60 30
7回 死と生命倫理(2) 安楽死 尊厳死 講義と質疑応答 教科書の第3章に目を通し、安楽 死や尊厳死の課題や問題点につい て自分なりに考えてみる(予習) 。授業で習ったことを付加して再 考する(復習)。 60 30
8回 ターミナルケア 講義と質疑応答 教科書の第4章に目を通し、ター ミナルケアについて自分なりに考 えてみる(予習)。授業で習った ことを付加して再考する(復習) 。 60 30
9回 インフォームドコンセント プレゼン発表テーマ1の説明 講義と質疑応答 自己点検 教科書の第5章に目を通し、イン フォームドコンセントの課題や問 題点について自分なりに考えてみ る(予習)。授業で習ったことを 付加して再考する(復習)。 60 30
10回 プレゼン発表 テーマ1 (1) 発表と質疑応答 プレゼン発表のテーマ1に関して 考えをまとめる(予習)。発表さ れたプレゼンについて自分なりに 再考する(復習)。 80 20
11回 プレゼン発表 テーマ1 (2) プレゼン発表テーマ2の説明 発表と質疑応答 プレゼン発表のテーマ1に関して 考えをまとめる(予習)。発表さ れたプレゼンについて自分なりに 再考する(復習)。 80 20
12回 プレゼン発表 テーマ2 (1) 発表と質疑応答 プレゼン発表のテーマ2に関して 考えをまとめる(予習)。発表さ れたプレゼンについて自分なりに 再考する(復習)。 80 20
13回 プレゼン発表 テーマ2 (2) レポート課題の説明 発表と質疑応答 プレゼン発表のテーマ2に関して 考えをまとめる(予習)。発表さ れたプレゼンについて自分なりに 再考する(復習)。 80 20
14回 プレゼン発表の総括 講義と質疑応答 自己点検 レポート作成 120
15回 授業全体の総括 講義と質疑応答 自己点検 授業内容について復習する。 90