1 |
授業方針・目的・概要などを説明し,本科目の教育目
標および到達レベルを理解する.
粘性流体の特性について学習する.とくに層流・遷移
・乱流の現象やレイノルズ数および境界層について学
習する。 |
講義 |
予習(流れ学Ⅰで学習した内容の
復習)
講義内容の復習
(粘性流体の特徴について復習) |
30 |
2 |
層流流れおよび乱流流れについて学習する. |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
予習ノート:境界層とはく離に関
する予習課題
(境界層の定義および特徴につい
て教科書91-103ページを参照しな
がら指定された予習ノート課題の
実施)
演習課題の復習
授業内容の復習
(特に円管内の層流速度分布の導
出をする) |
60 |
3 |
前回に引き続き乱流流れについて学習する。
また管内流れにおいて損失を考慮したベルヌーイの式
および円管内流れの摩擦損失について学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
流れ学Ⅰで学習したベルヌーイの
式について復習(教科書57-66ペ
ージ参照)および管路内の流れに
関する予習(教科書105-109ペー
ジ参照))
授業内容の復習 |
30 |
4 |
前回に引き続き、管路内流れの摩擦抵抗について学習
する。ムーディ線図や円管以外の管の摩擦抵抗につい
ても学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
予習ノート:管路内の摩擦損失に
関する予習(教科書109-114ペー
ジ参照))
演習課題の復習
授業内容の復習
(管摩擦抵抗についてムーディ線
図を用いて管摩擦係数を求めてみ
る.市販の管の摩擦係数について
評価してみる) |
60 |
5 |
管路流れにおける流体損失、とくに管路形状に起因す
る流体損失について学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
管内流れにおける損失係数に関す
る予習(教科書114-125ページ参
照)。
演習課題の復習
授業内容の復習 |
60 |
6 |
前半の授業内容の振り返り:これまでの授業内容を試
験や演習などをとおして振り返る。 |
試験や演習など
これまでの演習を見直しして
各自の理解度を自己点検する
。 |
1回目から5回目までの授業内容
の復習
(粘性流体の特徴、境界層、管摩
擦抵抗について再確認する) |
120 |
7 |
物体に働く力とくに境界層やせん断応力による力につ
いて学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
予習ノート:境界層に関する予習
(ニュートンの粘性法則について
復習するとともに教科書130-138
ページを参照しながら、指定され
た予習ノート課題の実施)
授業内容の復習
演習課題の復習 |
60 |
8 |
層流境界層と乱流境界層について学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
演習課題の復習
授業内容の復習
(層流境界層および乱流境界層の
特徴について章末問題を解きなが
ら復習する) |
60 |
9 |
摩擦抵抗と圧力抵抗について、とくに円柱などの基本
的な形状にについて学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
予習ノート:圧力抵抗・摩擦抵抗
の大きさの違いについて調べると
ともに教科書138-139ページを参
照しながら指定された予習ノート
課題の実施
授業内容の復習 |
60 |
10 |
円柱や球まわりの流れ現象と抵抗係数の関連について
学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
カルマン渦の特徴と引き起こされ
る現象の調査を教科書139-148ペ
ージを参照。
演習課題の復習
授業内容の復習
(抵抗係数の低減メカニズムを復
習) |
60 |
11 |
渦および揚力について学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
予習ノート:渦・揚力・翼形に関
する予習ノートを実施(教科書14
8-159ページ参照)
授業内容の復習
(渦および揚力について、章末問
題を解きながらその大きさを評価
する) |
60 |
12 |
翼まわりの流れについて学習する。また3次元翼の性
能について学習する。 |
講義・演習
演習を通して授業内容を自己
点検する。 |
授業内容の復習
(翼の形状、各部の名称の復習お
よび翼形状の種類と迎角の変化に
よる揚力および抗力の変化を調べ
る) |
60 |
13 |
授業後半部の振り返り:演習を通りして後半の講義内
容を復習する(授業の進捗に合わせて変更の場合あり
。また、地域の産業界の技術者による特別講演会に替
える場合もある)。 |
演習・講義
後半の演習を見直しして各自
の理解度を自己点検する。 |
後半の授業内容の復習 |
60 |
14 |
達成度確認試験および学習内容の振り返り |
試験
自己点検(必要に応じて総合
演習の準備を行う) |
試験勉強 |
120 |
15 |
総合演習や課題に関する討論
流れ学Ⅱの講義内容の重要な項目を取り上げ、調査・
実験などを通して理解を深め、レポートを作成する。 |
課題に対する討論 |
総合演習レポート作成
討論の準備 |
120 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。