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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
電気機器Ⅰ
Electrical Machinery I
2 E623-01 2023年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.電磁現象 2.変圧器 3.直流機 変圧器と直流機の構造,原理,特性,運転法に関する基礎知識を習得し,それらを具体的に 活用できる。
授業の概要および学習上の助言
電気機器Ⅰでは,次の項目を学習する。 1. 電気機器の基礎 3.直流機 1.1 電気機器の種類 3.1 直流機の原理 1.2 電磁現象 3.2 直流機の構造 1.3 電気機器の材料 3.3 直流機の誘起起電力とトルク 1.4 損失・効率・定格 3.4 電機子反作用 3.5 整流 2.変圧器 3.6 直流発電機の種類と特性 2.1 理想変圧器 3.7 直流電動機の特性と用途 2.2 実際の変圧器 3.8 直流電動機の速度制御 2.3 変圧器の特性 2.4 変圧器の構造 2.5 変圧器の結線 2.6 各種変圧器
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:電気機器学[コロナ社] 参考書:電気機器1[森北出版]、電気機器2[森北出版]、実用電気機器学[森北出版]、これだけ機械(電験3種Newニューこれだ     けシリーズ)[電気書院] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「電気磁気学」と「電気回路」は,本科目の基礎であるので,適宜,復習しておくこと。また,本科目は,「電気エネルギー 発生工学」,「電気機器II」,「電気エネルギー伝送工学」,及び「パワーエレクトロニクス」と一連の内容であるので,こ れらの科目と関連づけて理解するように努めてほしい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L 電気機器の種類とこれを学ぶうえで重要な電磁現象が説明できる。
L 変圧器の構造と原理を理解し,等価回路を使って特性が計算できる。また,並行運転や三相結線などの方法が説明できる。
L 直流機の構造と原理を理解し,励磁方式による種類と特性が説明できる。また,特性が計算できる。
L 直流機を電動機として運転した場合の始動法と速度制御法が説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 60 0 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 60 0 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 25 0 0 0 0 5 50
思考・推論・創造する力 10 25 0 0 0 0 0 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 10 0 0 0 0 5 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 試験は,14回目に筆記形式で実施し,10〜13回目の学習内容について,それらの理解度を確認する。
クイズ
小テスト
小テスト①は,5回目に筆記形式で実施し,1〜4回目の学習内容について,それらの理解度を確認する。 小テスト②は,10回目に筆記形式で実施し,5〜9回目の学習内容について,それらの理解度を確認する。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 4回,9回及び13回目に演習を課す。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
① 電気機器の種類とこれを学ぶうえで重要な電磁現象が詳し く説明できる。 ② 変圧器の構造と原理を十分に理解し,等価回路を使って種 々の特性が計算できる。また,並行運転や三相結線などの方法 が詳しく説明できる。 ③ 直流機の構造と原理を十分に理解し,励磁方式による種類 と特性が詳しく説明できる。また,計算によって直流機の種々 の特性が求められる。 ④ 直流機を電動機として運転する場合の始動法と速度制御法 が詳しく説明できる。 ① 電気機器の種類とこれを学ぶうえで重要な電磁現象が概略 説明できる。 ② 変圧器の構造と原理を理解し,等価回路を使って代表的な 特性が計算できる。また,並行運転や三相結線などの方法が概 略説明できる。 ③ 直流機の構造と原理を理解し,励磁方式による種類と特性 が概略説明できる。また,計算によって直流機の代表的な特性 が求められる。 ④ 直流機を電動機として運転する場合の始動法と速度制御法 が概略説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ◆ 本科目の講義方針 ◆ 電気機器の基礎 1. 電気機器の種類 2. 電磁現象 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書1.1〜1.2節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・回転機と静止器の分類 ・電磁誘導と電磁力 ・磁気回路 200
2 3. 電気機器の材料 4. 損失・効率・定格 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書を1.3〜1.4節よく読み ,次の事項を理解する。 ・導電材料,磁性材料 ・耐熱クラス ・損失と効率 ◆ 実力試しに章末の演習問題を 解く。 200
3 ◆ 変圧器 1. 理想変圧器 2. 実際の変圧器 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書2.1〜2.2節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・電圧比,電流比,電力 ・一次側への換算 ・等価回路 200
4 ★ 演習 ◆ 自己点検 ・演習と質疑 ◆ 小テスト①までに,1〜4回の 学習内容を復習する。 200
5 ★ 小テスト① 3. 変圧器の特性 4. 変圧器の構造 ◆ 自己点検 ・テスト ・講義と質疑 ◆ 教科書2.3〜2.4節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・電力と効率 ・電圧変動率 200
6 5. 変圧器の結線 6. 各種変圧器 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書2.5〜2.6節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・極性,三相結線 ・並行運転 ・単巻変圧器 ◆ 実力試しに章末の演習問題を 解く。 200
7 ◆ 直流機 1. 直流機の原理 2. 直流機の構造 ◆ 自己点検を行う。 ・講義と質疑 ◆ 教科書5.1〜5.2節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・直流発電機及び直流電動機 ・界磁,電機子及び整流子 200
8 3. 直流機の誘起起電力とトルク 4. 電機子反作用 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書5.3〜5.4節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・誘起起電力,トルク ・発電機と電動機の電機子反作用 200
9 ★ 演習 ◆ 自己点検 ・演習と質疑 ◆ 小テスト②までに,5〜9回の 学習内容を復習する。 200
10 ★ 小テスト② 5. 整流 ◆ 自己点検 ・テスト ・講義と質疑 ◆ 教科書5.5節をよく読み,次の 事項を理解する。 ・整流作用 ・整流の改善 200
11 6. 直流発電機の種類と特性 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書5.6節をよく読み,次の 事項を理解する。 ・励磁方式による分類 ・他励式と自励式の特性 200
12 7. 直流電動機の特性と用途 8. 直流電動機の速度制御 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ◆ 教科書5.7〜5.8節をよく読み ,次の事項を理解する。 ・他励,分巻,複巻電動機の特性 ・始動法と速度制御法 ◆ 実力試しに章末の演習問題を 解く。 200
13 ★ 演習 ◆ 自己点検 ・演習と質疑 ◆ 試験までに,10〜13回の学習 内容を復習する。 200
14 ★ 試験 ◆ 自己点検を行う。 ・試験 200
15 ◆ 振り返りと補足 ◆ 試験問題の返却と成績確認 ◆ 自己点検 ・講義と質疑 ・試験の返却と解説 ・授業アンケートの実施 200