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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
電気回路Ⅳ(電気工学)
Electric Circuits IV for Electrical Engineering
2 E625-01 2023年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.三相交流 2.フーリエ級数 3.ひずみ波 三相交流回路,フーリエ級数,ひずみ波回路に関する電気の基礎知識を習得し,物理的・数 学的考察により,具体的な問題に適用できる。
授業の概要および学習上の助言
主に次の項目について学ぶ。 【三相交流回路】第10章 10.1.1 三相交流回路の基本構成 10.1.2 電源の接続方法 10.1.3 負荷の接続方法 10.1.4 Y負荷とΔ負荷との関係 10.1.5 電圧・電流の計算 10.1.6 電力の計算 【ひずみ波】第8章 8.1 ひずみ波交流の定義 8.2 ひずみ波交流の電力 8.3 ひずみ波交流の波形率,波高率,ひずみ率 8.4 ひずみ波交流のフーリエ級数展開 8.5 特殊波形のフーリエ級数の簡易展開 ※演習やテストの理解度等を踏まえ,進め方や内容等を変更する場合がある。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:基礎からの電気回路論[コロナ社] 参考書:「専修学校教科書シリーズ1 電気回路(1)直流・交流回路編」[コロナ社]、「専修学校教科書シリーズ2 電気     回路(2)回路網・過渡現象編」[コロナ社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
この科目を修得するには,「電気回路Ⅰ,Ⅱ,Ⅲ」の内容をしっかり理解し,複素数・三角関数・微分積分などの数学基礎知 識とその運用能力を身につけておくことが大切である。また,授業でわからなかった箇所は復習や質問を通じて早めに解決す ること。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
J 三相交流回路の基本概念が理解でき,基礎的な計算ができる。
J 三相結線方式の等価変換ができる。
J ひずみ波交流がフーリエ級数で表せることを説明でき,数式の意味が理解できる。
J フーリエ級数を求めることができる。
J ひずみ波回路の基礎的な計算ができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 60 0 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 60 0 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 15 25 0 0 0 0 5 45
思考・推論・創造する力 15 25 0 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 10 0 0 0 0 5 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 ひずみ波回路の学習内容を対象にして試験を行い,行動目標⑤の達成度を確認する。
クイズ
小テスト
三相交流の学習内容を対象にして第1回小テストを行い,行動目標①,②の達成度を確認する。フーリエ 級数の学習内容を対象にして第2回小テストを行い,行動目標③,④の達成度を確認する。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 授業中に適宜演習を課す。授業の復習を適宜宿題として課す。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
三相交流回路の概念を数式によって厳密に説明でき,高度な電 気回路計算ができる。三相結線方式の等価変換を自在に応用し て複雑な三相交流回路の電流,電圧,電力を正しく計算できる 。フーリエ級数の数式を自ら導出でき,式の意味を厳密に説明 できる。複雑な周期波形のフーリエ級数を自在に求めることが できる。複雑な電気回路のひずみ波電流,電圧,電力を正しく 計算できる。 前記の行動目標を達成できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ◆ 10.1.1 三相交流回路の基本構成 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 左の学習内容に相当する教科書の 内容を予習する。またその日に習 得した事項について復習する。こ れらに関連する「電気回路Ⅰ,Ⅱ ,Ⅲ」や数学基礎知識を復習する 。関連する章末問題に取り組んで 理解度をチェックする。教科書で 理解できない場合は上記参考書も 利用する。オフィスアワーも利用 する。次回以降も同様である。 教科書10.1.1を予習・復習して 理解を深める。関連する例題や章 末問題を自力で解く。 200
2 ◆ 10.1.2 電源の接続法 10.1.3 負荷の接続法 10.1.4 Y負荷とΔ負荷との関係(6.9も参照) ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書10.1.2, 10.1.3, 10.1.4及 び6.9を予習・復習して理解を深 める。関連する例題や章末問題を 自力で解く。 200
3 ◆ 10.1.5 電圧・電流の計算 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書10.1.5を予習・復習して理 解を深める。関連する例題や章末 問題を自力で解く。 200
4 ◆ 10.1.6 電力の計算 10.4 回転磁界 ◆ 10章末 演習問題 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書10.1.6, 10.4を予習・復習 して理解を深める。関連する例題 や章末問題を自力で解く。 教科書10章末 演習問題に取り組 んで10章の理解度をチェックする 。参考書の問題にも取り組んで応 用力をつける。 200
5 ◆ 10章の総復習 ◆ 総合演習 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書10章の授業内容の総復習を して,理解不足の箇所を重点的に 勉強する。 200
6 ★ 第1回小テスト ◆ 8.1 ひずみ波交流の定義 ◆ 自己点検 テスト。 講義・演習・質疑応答。 試験勉強をする。試験で解けなか った問題について重点的に復習す る。 教科書8.1節を予習・復習して理 解を深める。関連する例題や章末 問題を自力で解く。 200
7 ◆ 8.4 ひずみ波交流のフーリエ級数展開 ◆ 自己点検 第1回小テスト返却。 講義・演習・質疑応答。 試験で不正解の問題について重点 的に復習する。 教科書8.4節を予習・復習して理 解を深める。関連する例題や章末 問題を自力で解く。 200
8 ◆ 8.5 特殊波形のフーリエ級数の簡易展開 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書8.5節を予習・復習して理 解を深める。関連する例題や章末 問題を自力で解く。 200
9 ◆ 8.5 特殊波形のフーリエ級数の簡易展開 ◆ 8章末 演習問題 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書8.5節を予習・復習して理 解を深める。関連する例題や章末 問題を自力で解く。 教科書3章末 演習問題に取り組ん で8.4, 8.5節の理解度をチェック する。参考書の問題にも取り組ん で応用力をつける。 200
10 ◆ 8章前半の総復習 ◆ 総合演習 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書8.4, 8.5節の授業内容を復 習して,理解不足の箇所を重点的 に勉強する。 200
11 ★ 第2回小テスト ◆ 8.2 ひずみ波交流の電力 ◆ 自己点検 テスト。 講義・演習・質疑応答。 試験勉強をする。試験で解けなか った問題について重点的に復習す る。 教科書8.2節を予習・復習して理 解を深める。関連する例題や章末 問題を自力で解く。 200
12 ◆ 8.2 ひずみ波交流の電力 ◆ 8.3 ひずみ波交流の波形率,波高率,ひずみ率 ◆ 自己点検 第2回小テスト返却。 講義・演習・質疑応答。 試験で不正解の問題について重点 的に復習する。 教科書8.2, 8.3節を予習・復習し て理解を深める。関連する例題や 章末問題を自力で解く。 200
13 ◆ 8章末 演習問題 ◆ 総合演習 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 教科書3章末 演習問題に取り組ん で8.2, 8.3節の理解度をチェック する。参考書の問題にも取り組ん で応用力をつける。 200
14 ◆ 8章の総復習 ◆ 試験 ◆ 自己点検 講義・演習・質疑応答。 試験。 試験に備えて,教科書8.1, 8.2, 8.3節の授業内容を総復習し,理 解不足の箇所を重点的に勉強する 。 200
15 ◆ 振り返りと補足 ◆ 試験問題の返却と成績確認 ◆ 自己点検 講義・質疑応答。 試験の返却。 授業アンケート。 試験で不正解の問題について重点 的に復習する。 200