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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
音響工学
Acoustical Engineering
2 E631-01 2023年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.音響の基礎 2.音波の物理量 3.オーディオの基礎 4.室内音響 5.聴覚 音響に関する基礎知識を修得し具体的に活用できる。日常生活の中では、あらゆる種類の音 があふれており、音は我々の生活に不可欠である。その音について工学的観点から、電気・ 電子回路、音響・映像概論の各科目の応用として、概要と基礎を学習する。具体的には音響 とオーディオの基礎を理解し、説明できるようになる。音波の物理特性を数学的に表現し、 現象を解析できるようになる。室内音響と聴覚に関する音の振る舞いを理解し、工学的に応 用できるようになる。履修後、音響・映像システム、専門ゼミ、PDⅢへの展開が図られる。
授業の概要および学習上の助言
 1 音響の基礎    ・波動、音速、横波・縦波、透過・反射、屈折、干渉、うなり、弦・気柱の振動  2 音波の物理量    ・音速、音の強さ、音圧レベル、騒音レベル、距離減衰、吸収・反射・屈折・透過、回折  3 オーディオの基礎    ・モノラル・ステレオ再生、スピーカ技術、CD プレーヤ、ケーブル、編集と処理  4 室内音響    ・基本的な概念、音線法、インパルス応答、残響時間、室内音場、音響設計  5 聴覚    ・聴覚の仕組み、音の知覚、音の3要素、ピッチ知覚、方向知覚 なお、授業は学習支援計画書に従って行うが、授業での学生の態度、質問状況、小テスト等の結果から理解度を確認しながら 進度を調節するので、授業予定と学習内容に変更することがある。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は「電気回路」、「電子回路」、「電気磁気学」、「音響・映像概論」の内容と関連しており、それらの授業で学習し た基礎項目を復習しておくこと。 上記の学科で修得した知識の一部を活用する。授業中に理解が難しく、復習しても分からないときは、分からないままに放置 しないで、必ず、1)複数の参考書を調べる、2)担当者に質問する、3)数理工教育センター、SLの相談窓口を利用するな ど、積極的に取り組んで欲しい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L 音響の基礎について、理解し、説明できるようになる。
L 音波の物理量を用いて、音波の物理特性を表現し、現象を解析できるようになる。
L オーディオの基礎について、理解し、説明できるようになる。
L 室内音響に関する音の振る舞いを理解し、工学的に応用できるようになる。
L 聴覚に関する音の振る舞いを理解し、工学的に応用できるようになる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 30 30 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 30 30 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 10 0 0 0 0 0 30
思考・推論・創造する力 20 10 10 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 10 10 0 0 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 達成度確認のための、達成度試験を実施する。試験を受けることにより、行動目標①〜⑤に対する達成度 が確認される。 その際、知識を取り込む力、思考・推論・創造する力を重視する。
クイズ
小テスト
講義に対する理解度を確認するための、小テストを予告して実施する。 小テストを受けることにより、行動目標①〜⑤に対する達成度が確認される。 その際、知識を取り込む力、思考・推論・創造する力に加え、学習に取組む姿勢・意欲も重視する。
レポート 達成度確認のための、期間中、レポート提出を求める。所定のレポートを提出することによ理解度が確認 される。 その際、自学自習の習慣を確認する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
「試験」、「小テスト」、「レポート」それぞれについて75 %をクリアできる。 「試験」、「小テスト」、「レポート」全体で平均して、65 %をクリアできる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 学習支援計画書、「学習・教育目標」と科目との関係 の説明、 授業内容・方法に関するガイダンス 教員の自己紹介 [講義] 1.音響の基礎 自己点検 学習支援計画書、カリキュラ ムガイドを用いて、本科目の 学習・教育目標、カリキュラ ムにおける科目の位置付け、 授業内容を説明する。 学習支援計画書に記載された学習 目標、行動目標、等を確認する。 また、その日に習得した事項につ いて復習する。期間中に実施され たテストの正解を理解する。レポ ートでは提出期限を厳守する。 200
2 1.音響の基礎 自己点検 講義に加え、演習、質疑、小 テスト、レポートの形式で適 当な回数実施する。また適宜 テストの解説を行う。 音響の基礎の学習内容に該当する 教科書まは配布資料等の内容、例 題、問題等を復習する。次回の学 習内容に該当する教科書または配 布資料等の内容を予習する。 200
3 同上 同上 音響の基礎の学習内容に該当する 教科書まは配布資料等の内容、例 題、問題等を復習する。次回の学 習内容に該当する教科書または配 布資料等の内容を予習する。レポ ートが出題されたときは、提出期 限を厳守する。 200
4 同上 同上 音響の基礎の学習内容に該当する 教科書まは配布資料等の内容、例 題、問題等を復習する。次回の学 習内容に該当する教科書または配 布資料等の内容を予習する。次回 にテストが行われるときは、復習 を行い、理解を確実にする。 200
5 2.音波の物理量 自己点検 講義に加え、演習、質疑、小 テスト、レポートの形式で適 当な回数実施する。また適宜 テストの解説を行う。 音波の物理量の学習内容に該当す る教科書まは配布資料等の内容、 例題、問題等を復習する。次回の 学習内容に該当する教科書または 配布資料等の内容を予習する。次 回にテストが行われるときは、復 習を行い、理解を確実にする。ま た、レポートが出題されたときは 、提出期限を厳守する。 200
6 3.オーディオの基礎 自己点検 講義に加え、演習、質疑、小 テスト、レポートの形式で適 当な回数実施する。また適宜 テストの解説を行う。 オーディオの基礎の学習内容に該 当する教科書まは配布資料等の内 容、例題、問題等を復習する。次 回の学習内容に該当する教科書ま たは配布資料等の内容を予習する 。また、レポートが出題されたと きは、提出期限を厳守する。 200
7 同上 同上 オーディオの基礎の学習内容に該 当する教科書まは配布資料等の内 容、例題、問題等を復習する。次 回の学習内容に該当する教科書ま たは配布資料等の内容を予習する 。次回にテストが行われるときは 、復習を行い、理解を確実にする 。 200
8 振り返り 自己点検 振り返りとして、重要な項目 について復習し、問題を解き 、総合的に学習する。 これまでの演習問題やテスト問題 を振り返り、消化不良になってい るところがあればクリアできるよ うに努力する。 200
9 4.室内音響 自己点検 講義に加え、演習、質疑、小 テスト、レポートの形式で適 当な回数実施する。また適宜 、テストの解説を行う。 室内音響の学習内容に該当する教 科書まは配布資料等の内容、例題 、問題等を復習する。次回の学習 内容に該当する教科書または配布 資料等の内容を予習する。次回に テストが行われるときは、復習を 行い、理解を確実にする。 200
10 同上 同上 室内音響の学習内容に該当する教 科書まは配布資料等の内容、例題 、問題等を復習する。次回の学 習内容に該当する教科書または配 布資料等の内容を予習する。次回 にテストが行われるときは、復習 を行い、理解を確実にする。 200
11 5.聴覚 自己点検 講義に加え、演習、質疑、小 テスト、レポートの形式で適 当な回数実施する。また適宜 テストの解説を行う。 聴覚の基礎の学習内容に該当する 教科書まは配布資料等の内容、例 題、問題等を復習する。次回の学 習内容に該当する教科書または配 布資料等の内容を予習する。また 、レポートが出題されたときは、 提出期限を厳守する。 200
12 同上 同上 聴覚の基礎の学習内容に該当する 教科書まは配布資料等の内容、例 題、問題等を復習する。次回の学 習内容に該当する教科書または配 布資料等の内容を予習する。次回 にテストが行われるときは、復習 を行い、理解を確実にする。 200
13 総合演習 自己点検 1〜12回分の内容、演習と その討議を行う。 これまでの演習問題やテスト問題 、演習とその討議を行う。その中 で消化不良になっているところが あればクリアできるよう努力する 。 200
14 最終試験 振り返り 1〜12回分の内容を対象に 最終試験を行う。振り返りを 行う。 達成度確認試験に備え、これまで に学んだことを整理し、振り返り 、復習する。 200
15 振り返り 試験問題の返却と成績確認 自己点検 講義内容全体に関する振り返 りを行う。最終評価の確認を 行う。授業アンケートに回答 する。 これまでの演習問題やテスト問題 の中で消化不良になっているとこ ろを振り返って自己点検し、クリ アできるよう努力する。 200