専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
先進プログラミング
Advanced Programming
|
2 |
F125-01 |
2023年度
5期(前学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.Python
2.プログラミング
3.データ分析
4.機械学習
|
本科目は経営情報学科の専門コア「情報デザイン基礎力」達成のための専門コア科目である
。地域の活性化や経営に役立つIT活用の考え方、実践に必要な情報の捉え方、およびデータ
から意思決定に必要な分析を体験できるように、実際のビジネスや地域ニーズを近似した環
境を既存のデータ分析ツールを利用して学習する。その過程を通して、地域活性化戦略や経
営に必要な戦略立案方法を用いながら、データ収集蓄積と経営課題解決のための仮説設定に
基づくデータ分析による意思決定の方法を疑似体験的に学ぶ。 |
授業の概要および学習上の助言 |
本科目は、AI学習として、AI応用基礎におけるデータ表現(データ・情報量の単位)、プログラミング基礎(型・変数・演算
・順次構造・分岐・反復・関数)を扱う。
授業では、プログラミング言語であるPythonの基礎から応用までを、プログラミング演習により学ぶ。実際に自分でプログラ
ムを書くことで、最終的にはデータ分析を実施するツールを自分で作成し、実際のオープンデータを利用してデータ分析を実
施してみる。
授業でプログラムを動かすだけでは時間的に不足するので、特に復習により自分で実際にプログラムを動かすことを徹底して
行うこと。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:詳細! Python 3 入門ノート[ソーテック社]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
企業の経営管理全般と情報技術に関する知識を,他の科目履修により一定以上備えている必要がある。Webデザイン、ITシス
テム基礎、データベースマネジメント、プログラミング基礎、Webプログラミングの内容については理解していることを前提
として進めるので、不足している場合には、適宜、復習して欲しい。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
I,J,K,L,M |
Pythonの基本構文を理解し簡単なプログラミングができる。 |
② |
I,J,K,L,M |
Pythonを用いた配列の計算ができる。 |
③ |
I,J,K,L,M |
Pythonを用いた簡単なグラフ作成ができる。 |
④ |
I,J,K,L,M |
Pythonを用いた簡単なデータ分析ができる。 |
⑤ |
I,J,K,L,M |
Pythonを用いた機械学習について説明できる。 |
⑥ |
|
|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
30 |
10 |
30 |
20 |
0 |
0 |
10 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
30 |
10 |
30 |
20 |
0 |
0 |
10 |
100 |
総合力指標 |
20 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
10 |
10 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
10 |
5 |
0 |
0 |
10 |
25 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
1回の達成度確認試験により、知識を取り込む力や論理的思考力の達成度を評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
レ |
毎週の授業で指定する演習課題を提出する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
プログラムの作成過程をレポートとして提出する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
最終的に作成したプログラムをデモする。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
出席やレポート期限内提出、授業態度を含む総合的な受講態度が評価される。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
Pythonの基本を理解し、プログラミングができる。グラ
フの作成やデータ分析など簡単なものが実施できるようになる
。機械学習について基本的な部分を理解し、簡単なプログラム
を作成できる。 |
Pythonの基本を理解し、プログラミングができる。グラ
フの作成やデータ分析など簡単なものが実施できるようになる
。機械学習について基本的な部分を理解し、人に説明できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
ガイダンス、授業の進め方、評価の方法など
Pythonの動作環境の設定 |
講義・演習 |
教化書1章、2章の予習・復習 |
260 |
2 |
コードの書き方、変数への値の代入、演算子を使った
式について学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書3章の予習・復習 |
260 |
3 |
組み込み関数、モジュールの読み込み、オブジェクト
のメソッドについて学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書4章の予習・復習 |
260 |
4 |
If 文、While文、For文、例外処理について学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書5章の予習・復習 |
260 |
5 |
複数のデータを扱うための仕掛けであるリストおよび
タプルについて学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書6章と7章の予習・復習 |
260 |
6 |
複数の値を集合として扱う方法セットおよび辞書につ
いて学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書8章と9章の予習・復習 |
260 |
7 |
関数の定義と実行、引数の受け渡し、他の関数を利用
する方法について学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書10章の予習・復習 |
260 |
8 |
クラス定義、継承、アクセス権などオブジェクト指向
プログラミングの基本的な知識を学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書12章の予習・復習 |
90 |
9 |
これまでの授業の振り返りとテスト |
振り返りとテストを実施する |
テストに向けてこれまでの復習 |
300 |
10 |
テスト結果に基づく自己点検。
テキストファイルの読み込みと書き出しについて学ぶ
。 |
講義・演習
自己点検 |
教化書13章の予習・復習 |
260 |
11 |
データ分析結果の見える化に必要となるグラフを描く
方法を学ぶ。 |
講義・演習 |
教化書14章の予習・復習 |
260 |
12 |
多次元配列を扱うことができ高速に行列演算が行える
Numpyの利用方法を学ぶ。 |
講義・演習 |
教科書15章の予習・復習 |
260 |
13 |
機械学習の入門としていくつかのサンプルデータを利
用して機械学習への理解を深める。 |
講義・演習 |
教科書16章の予習・復習 |
260 |
14 |
作成したプログラムのデモンストレーションを行う。 |
デモプロの発表 |
デモプログラムの作成 |
360 |
15 |
補足授業と自己点検 |
補足の講義・演習
自己点検
授業アンケート |
自分の作成したプログラムの見直
し |
260 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。