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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
修学基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
修学基礎教育課程
人間形成基礎科目
生涯学習
生涯学習特別講義(IoT時代の5G通信技術)
1 G489-01 2023年度
7期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.IoT 2.通信システム 3.移動通信システム 4.光通信システム 5.5G/B5Gシステム IoTの重要課題として様々なモノを接続する通信ネットワーク技術がある。本講義では、IoT サービスも含めた様々なサービスに適用が期待される最新及び将来の移動通信システム(5G/ B5G)を含めた通信ネットワーク技術の習得を目指す。企業におけるこれらに対する研究開発 及び事業化のプロセスについても体得することを目指す。
授業の概要および学習上の助言
本講義では、通信ネットワークの最新動向と今後の展開及び日本の産業界の取り組みについて講義する。尚、日本の産業界の 取り組みとしては、三菱電機株式会社の事例を取り上げる。 講義は下記のような構成で進める。 ・三菱電機における研究開発の状況 ・IoTを支える有線通信技術、無線通信技術の最新動向 ・5Gの特長とそれを支える技術概要 ・5Gの利活用及びビジネス展開シナリオ 尚、三菱電機株式会社の講師陣の講義(100分)に続き基礎事項の復習のために本学教員による解説講義(50分)を行う。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本講座は、学科/専攻不問。学部3年次、4年次、大学院を対象とする。 当該情報通信技術の知識習得を目指す学生、三菱電機株式会社を中心とした電機分野の製造業に興味を持つ学生等の受講を広 く期待する。尚、コーオプ教育プログラム(三菱電機)(長期インターンシップ)に参加を希望する場合は、本講座の受講は必須 である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
F 5Gの提供サービスについて理解する。
F 無線通信技術について理解する。
F 光通信技術について理解する。
G 産業界の取り組みについて理解する。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 20 30 50 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 20 30 50 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 10 10 0 0 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 10 10 0 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 50 0 0 0 60
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 0 0
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
各講義の総括として演習として出題する内容について解答させる。
レポート 全講義の内容を総括して出題する内容及び発表会のコメントを含めたレポートを作成させる。
成果発表
(口頭・実技)
全講義の内容を総括した課題に対して自らの意見を発表させる。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
5Gを含めた最新の通信システムについて理解し、新しいサービ ス又は今後開発すべき技術について提案できる。或いは、当該 分野において、実際に自ら開発に携わりたいという高い意識付 けができる。 5Gを含めた最新の通信システムについて理解し、今後の技術課 題が整理できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ○三菱電機(株)紹介 三菱電機の事業内容や事業所概要等を通じて、通信関 連技術が製品化されるまでの流れを学習する。 ○5G通信概要 5G関連の最新標準化動向や国内外の最新業界動向など 、IoT時代の5G通信について学習する 講義(オンライン)(100分) 基礎事項復習講義(対面)(50 分) 予習 授業資料を精読し、疑問点を整理 しておく。 復習 講義内容を確認し、疑問点の解決 について自己点検を行う。 150分 150分
2回 ○5G利活用とビジネス展開 ローカル5G等の利活用に関する制度および利用状況、 ビジネス展開に向けた実証への国内外の取り組みを学 習する。 講義・演習(オンライン)(100 分) 基礎事項復習講義(対面)(50 分) 予習 授業資料を精読し、疑問点を整理 しておく。 復習 講義内容を確認し、疑問点の解決 について自己点検を行う。 150分 150分
3回 ○5G無線技術(1) 5Gの特徴である高速大容量伝送、低遅延高信頼、多数 端末接続を実現する要素技術を学習する。 講義・演習(オンライン)(100 分) 基礎事項復習講義(対面)(50 分) 予習 授業資料を精読し、疑問点を整理 しておく。 復習 講義内容を確認し、疑問点の解決 について自己点検を行う。 150分 150分
4回 ○5G無線技術(2) WiFi、LoRa、特小等の汎用通信方式から、特定用途向 けの高信頼無線技術まで、IoTに適した無線通信方式 ・技術を学習する。 講義・演習(オンライン)(100 分) 基礎事項復習講義(対面)(50 分) 予習 授業資料を精読し、疑問点を整理 しておく。 復習 講義内容を確認し、疑問点の解決 について自己点検を行う。 150分 150分
5回 ○5G有線技術(1) 様々な要件の論理ネットワークを1つの物理的な通信 リソース上に実現する仮想化技術を学習する。 講義・演習(オンライン)(100 分) 基礎事項復習講義(対面)(50 分) 予習 授業資料を精読し、疑問点を整理 しておく。 復習 講義内容を確認し、疑問点の解決 について自己点検を行う。 150分 150分
6回 ○5G有線技術(2) End-To-Endでの低遅延伝送制御を実現するエッジ処理 技術を学習する。 講義・演習(オンライン)(100 分) 基礎事項復習講義(対面)(50 分) 予習 授業資料を精読し、疑問点を整理 しておく。 復習 講義内容を確認し、疑問点の解決 について自己点検を行う。 150分 150分
7回 ○発表会 講義全般を通じて得た知見を基に、5Gの課題、今後の 展開等について自らの考えを述べ、議論する。 発表・質疑応答(対面)(150分 ) 予習 発表会の準備を行う。 復習 発表会で出たコメントを含めてレ ポートにまとめる。 150分 150分