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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
人体の構造と機能
Structure and Function in Physiology
2 B103-01 2023年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.細胞 2.組織 3.器官 4.動物系統 5.生理機能 脳を題材にして多細胞生物の体の構造と生理機能の関係を学ぶことで、細胞が生物の基本単 位であることを理解する。さまざまな器官の構造と機能を比較して学ぶことで、ヒトの体の 構造と機能の特徴の捉え方を学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
 動物の体を形成する器官と組織を光学顕微鏡で観察した場合の構造を示し、脳を題材にして、器官が様々な細胞によって構 築されている様子とその機能の関係を説明する。続いて脳の健康が破綻した場合、例えば、認知症やアルツハイマー病を取り 上げて、ヒトの一生についても考える。 学生からの質問も随時受け付け、対話型の講義形式で進めていく。 予習内容の発表の機会も用意し、積極的な取り組みを歓迎する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
自分自身の体の内部の構造や働きに興味を持つことが望ましい。その興味をきっかけにして、日常生活の中で知識を広めるこ とが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,M,N 科学的な方法と考え方について説明できる。
I,M,N 細胞、タンパク質、DNAの役割について説明できる。
I,M,N 記憶について説明できる。
I,M,N 人体を支える細胞内、細胞間の情報伝達の仕組みについて説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 40 0 0 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 40 0 0 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 20 0 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 20 20 0 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 10 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 達成度確認として学期最後に一度行う。
クイズ
小テスト
予習として、教科書の授業テーマに相当する部分を読んでおくことを要求します。 理解度を確認するためにクイズ小テストを授業の区切りで行います。 授業の中盤に講義内容についての小テストを行います。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 授業の出席、授業中の態度、学習態度を評価します。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
人の記憶力をテーマとして記憶はどのような細胞や分子が重要 な役割を行うのかの理解を目指します。 記憶とはなにかが説明できること、その成り立ちにはどのよう な細胞や分子が関係しているのかが説明できることを達成目標 とします。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 授業の進め方 科目内容の導入 What is life? 講義と質疑応答 予習:生物の面白いところはどう いうところにあるでしょうか? 30
2 科学的な方法とものの考え方(1) 問題解決能力とGeneric Skill 講義と質疑応答 論理的思考、批判的思考とは何か について調べ理解する。 60
3 科学的な方法とものの考え方(2) 記憶の分類その1 講義と質疑応答 記憶について考えなおす 60
4 科学的な方法とものの考え方(3) 記憶の分類その2 講義と質疑応答 記憶について復習する 60
5 科学的な方法とものの考え方(4) ヒト以外の生物の記憶 講義と質疑応答 ヒト以外の生物の記憶の例を復習 する 60
6 記憶の脳内メカニズムその1 細胞、分子 細胞や分子とは? 講義と質疑応答 細胞や分子の復習 60
7 記憶の脳内メカニズムその2 細胞や分子と記憶の関係 講義と質疑応答 細胞や分子と記憶の関係の復習お よび次回小テストの準備 200
8 小テスト これまでの内容の理解度について確認 テスト後に確認を行う授業を続ける 小テスト 講義と質疑応答 脳の構造と細胞の予習 60
9 小テストの自己点検 記憶の脳内メカニズムその3 脳の構造と細胞 講義と質疑応答 脳の構造と細胞についての予習と 復習 60
10 記憶の脳内メカニズムその3 細胞の役割 講義と質疑応答 記憶における細胞の役割の復習と 次回のタンパク質に関する予習 60
11 記憶に必要な分子その1 タンパク質 講義と質疑応答 脳が働くためのタンパク質の仕組 みについての予習復習 60
12 記憶に必要な分子その2 タンパク質がうまく働くなった時 脳の病気との関係 講義と質疑応答 記憶がうまくできない その理由を脳内のメカニズムで考 えて予習復習する 60
13 記憶の病気 認知症、アルツハイマー病 次回の達成度確認試験の準備 講義と質疑応答 脳の疾患についての予習を行い授 業を通して復習を行う。次回の達 成度確認試験の準備 200
14 達成度確認試験 終了後に試験問題の解説 達成度確認試験 講義と質疑応答 これまでの授業内容を振り返り、 達成度確認試験を通して復習 60
15 達成度確認試験の自己点検 授業アンケート 脳の学びからヒトについて考えてみる 自己点検 講義と質疑応答 ヒトはなぜ病気になるのか、ある いはどうして老いるのかについて の復習 60