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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
PD基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
PD基礎教育課程
基礎プロジェクト科目
基礎プロジェクト
プロジェクトデザイン入門(実験)(経営情報学科)
Design Project / Introduction (Management Systems)
2 G250-08 2023年度
1期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.検証プロセス 2.問題解決プロセス 3.基本スキル 4.データ取り扱いスキル 5.理工系PBL 本科目は、知識や技能を集約して問題を発見し解決する力を養うプロジェクトデザイン(PD) 科目群の1つであり、実社会における様々な問題に取り組むためのスキルや考え方を学ぶこ とを目的とする。PD入門では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を実験テーマと して、現象に関わるデータを収集→整理→分析→仮説→視覚化→報告に要する「データ取り 扱いスキル」の基本を学習する。さらに、学習した実験知識・技能を活用し、問題発見から 解決にいたるプロセスおよびデータに基づく検証活動の基本スキルを学習する。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、各学生が所属する学科の特徴的な対象や現象を取り上げ、検証プロセスと問題解決プロセスに要する基本スキル を学習する。 実験活動を通して、データを収集→整理→分析→仮説→視覚化→報告するに要する「データ取り扱いスキル」の基本を学習す る。また、問題発見から解決にいたるプロセスおよび検証活動の基本要素を含む、「理工系PBL」の基本スキルを学習する。 前半の「データ取り扱いスキル」に関しては、消しゴムについての調査を進め、製品比較や重点開発項目の考察を進める。そ の結果をポスターに纏め、ポスター発表を行う。また、後半の授業に繋げるため、自治体比較調査も行う。 後半の「理工系PBL」の基本スキル学習では、野々市市の魅力・課題を認識してもらうためのオリジナルゲーミフィケーショ ン教材を企画・作成し、改善活動を繰り返すことでPDCAサイクルを実感してもらい、最終発表・体験会を行う。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
教科書は指定しないが、参考書・文献などで授業回ごとに必要な事前調査・事後復習が求められる。また、授業時間外でのグ ループ活動が必須となるため、各自積極的なグループ活動への参加が求められる。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G,F 問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることができる
D 対象や現象を定量的あるいは定性的に捉えることができる
D 対象や現象の特徴・特性・法則性を抽出することができる
E 獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる
F 検証活動を円滑に進めるための様々な基本スキルを活用できる
A 学科で学ぶ技術分野と技術者像を思い描くことができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 20 20 40 10 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 20 20 40 10 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 0 0 0 0
思考・推論・創造する力 0 0 20 0 10 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 10 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 20 20 0 0 40
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 10 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 前半のポスター、後半のプレゼンテーション・ゲームの作成にあたり、それぞれ一連の活動を纏め、レポ ートとして記載し提出する。レポートの評価は、内容面だけではなく、自分の考えが論理的に書かれてい るのか、レポートの形式として「基本的な文体の統一」、「出所の描き方」、「図表の記載方法」等が適 切に描かれているかで評価をする。
成果発表
(口頭・実技)
ポスター発表もしくはプレゼンテーションについては、全員が発表の機会を持つように時間配分を行う。 実際に発表をしたかどうかで評価をする。
作品 発表の際に、ベストポスター、ベストプレゼンテーション、ベストゲームを選定するための投票を行う。 その結果に基づき、評価を行う。
ポートフォリオ 自らの学習内容を振り返り、自己の成長を認識するとともに、今後の成長にむけた考えをまとめる。実際 に、振り返りを行ったかどうかで評価をする。
その他 最後に、同じグループ内の学生同士でグループへの貢献度を評価する。その結果に基づき、評価を行う。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
①問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることが できる ②現象・対象・事象を定量的あるいは定性的に捉えることが できる ③現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を抽出することが できる ④獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる ⑤検証活動を自主的に円滑に進めることができる ⑥学科を意識できる、学科のプライドを持つことができる ①問題発見から解決にいたるプロセスの活動を、指導を受けな がら進めることができる ②現象・対象・事象を、指導を受けて、定量的あるいは定性的 に捉えることができる ③現象・対象・事象の特徴・特性・法則性を、指導を受けなが ら、抽出することができる ④獲得した情報を第三者に伝えることができる ⑤検証活動を、指導を受けながら、進めることができる ⑥指導をうけて、学科を意識し、学科のプライドを持つことが できる
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1,2 ガイダンス・安全講習会 ガイダンス、講義 予習:プロジェクトデザイン教育 に関するウェブサイト 復習:安全講習会で学んだ安全上 の注意点 160
3,4 ・夢考房の見学 ・製品に関する調査計画の策定 見学会、講義 予習:夢考房に関するウェブサイ ト 復習:自分なりの夢考房の活用方 法、製品調査の準備 160
5,6 ・製品に関する調査計画の策定 ・製品に関する比較調査の実施(比較表・品質表作成 ) 講義、ディスカッション 予習:製品調査の準備 復習:調査結果のとりまとめ 160
7,8 ・製品に関する比較調査の実施(比較表・品質表作成 ) ・製品開発重点項目の検討と評価(企画品質設定表の 作成) 講義、ディスカッション 予習:調査の進め方の検討 復習:調査結果のとりまとめ 160
9,10 ・製品開発重点項目の検討と評価(企画品質設定表の 作成) ・調査結果の文章化・図表化の検討 講義、ディスカッション 予習:調査の進め方の検討 復習:調査結果のとりまとめ 160
11,12 ポスター作成 講義、ディスカッション 予習:ポスター作成の準備 復習:ポスターの完成と発表準備 160
13,14 ・ポスター発表 ・ポスター発表から得た意見のまとめとポスター改善 講義、ディスカッション 予習:ポスターの完成と発表準備 復習:改善点のとりまとめと改善 版ポスター作成 160
15,16 ・自治体の比較調査 、自治体分析に関する仮説構築 、仮説検証のための情報収集・分析計画の策定 講義、ディスカッション 予習:調査の進め方の検討 復習:調査結果の取り纏め 160
17,18 ・自治体の比較調査 、自治体分析に関する仮説構築 、仮説検証のための情報収集・分析計画の策定 講義、ディスカッション 予習:調査の進め方の検討 復習:調査結果の取り纏め 160
19,20 ・自治体分析に関する分析結果まとめ 講義、ディスカッション 予習:調査の進め方の検討 復習:調査結果の取り纏め 160
21,22 ・カードゲーム・ボードゲームのコンセプトとするテ ーマの決定(テーマに関するインプット含む) ・自分の好きなカードゲーム・ボードゲームの探索 講義、ディスカッション 予習:ゲーミフィケーション教材 についての調査 復習:ディスカッションの結果の とりまとめ 160
23,24 ・自分の好きなカードゲーム・ボードゲームの探索 ・ベースとするゲームの決定 講義、ディスカッション 予習:ゲーミフィケーション教材 の作成 復習:ゲーミフィケーション教材 の改善 160
25,26 テーマに沿ったオリジナルゲーミフィケーション教材 企画・作成(ベースゲームの構成要素を、テーマに合 わせて詳細に置き換え) 講義、ディスカッション 予習:ゲーミフィケーション教材 の改善 復習:ゲーミフィケーション教材 の改善 160
27,28 ・プロトタイプ作成(可能ならプロトタイプを他班に 遊んでもらいフィードバックを受ける) ・ゲーム説明スライド準備(ゲームのコンセプト等を 説明するスライド資料の作成) 講義、ディスカッション 予習:ゲーミフィケーション教材 の完成 復習:発表・体験会の準備 160
29,30 ・最終発表・ゲーム体験会 ・総括・自己点検 発表 予習:発表・体験会の準備 復習:発表・体験会の振り返り、 プロジェクトデザインⅠ(PDⅠ) に向けた準備 160