第1回 |
<ガイダンス>
・全体ガイダンス・ラボノートの書き方
<安全講習>
・微生物・化学物質・生物実験室
<器具の扱いの練習>
・白衣の記名と保管・上履きの保管・備品のチェッ
ク・計量器具練習・洗浄練習
<実験対象についての説明>
・データ収集実験の全体説明とチームで購入する対
象医薬品や製品についての説明
<授業内容の振り返り>
・実験室の使い方や安全について理解できているか
を確認する。 |
・チーム編成
4〜6人で1チームとする。
・講義
・計量と器具洗浄の練習 |
<予習>
・白衣、保護メガネ、入学時に購
入したラボノート、上履き(スニ
ーカータイプで靴底が白ゴムか生
ゴムのもの)の準備
<復習>
・個人課題:実験室でのルールと
安全に関するレポートの作成
・個人課題(ノート):タンパク質
とプロテアーゼについて調査し、
プロテアーゼが含まれた製品を探
す。 |
予習
15
復習
75 |
第2回 |
<実験の組立に必要なスキル1>
・濃度(%、モル、希釈倍率)計算について学ぶ。
<溶液調製>
・上記で計算した組成で溶液を調製する。
<実験の組立に必要なスキル2>
・対象製品・対照実験について学ぶ。
<チームミーティング>
・実験の対象とする製品を決定する。
・予備実験の計画を立てる。
<授業内容の振り返り>
・濃度計算や対照実験について理解できているかを
確認する。 |
・講義
・演習
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):%やモルな
どの濃度に関する単位とその定義
について調査する。
<復習>
・チーム課題:データ収集実験計
画書の作成
・個人課題(ノート):酵素反応に
ついて調査する。危険試薬につい
て調査する。
・個人課題:濃度計算演習 |
予習
30
復習
70 |
第3回 |
<実験1:予備実験>
・チームでの計画に従って予備実験を行う。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、問題点などを整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
<復習>
・個人課題(ノート):実験1で行
った操作等とその結果を整理する
。 |
予習
30
復習
70 |
第4回 |
<実験の組立に必要なスキル3>
・有効数字について学ぶ。
・グラフの種類・検量線について学び、表とグラフ
の作成の基本(手書き)を学ぶ。
<本実験の計画>
・チームで次回のデータ収集実験計画を立てる。
<技能検定1>
・マイクロピペットやチューブの扱い方の確認をす
る。
<授業内容の振り返り>…教室
・有効数字の設定と検量線について理解できている
かを確認する。 |
・講義
・演習
・チーム活動:ミーティング |
<復習>
・個人課題(ノート):複数の文献
を用いて、実験データの分析や考
察に関連する事項を調査する。
・個人課題:有効数字計算演習・
手書きグラフの作成 |
復習
100 |
第5回 |
<実験の組立に必要なスキル4>
・実験回数について学ぶ。
<実験2:データ収集>
・実験1の結果から修正したプロトコールにしたがっ
て実験を行う(n=1)。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、結果や問題点を整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
<復習>
・個人課題(ノート):実験2で行
った操作等とその結果を整理する
。 |
予習
30
復習
70 |
第6回 |
<実験3:データ収集>
・実験2の結果から3回(試行回数:n=3)のデータを
取る。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、結果や問題点を整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
<復習>
・個人課題(ノート):実験3で行
った活動内容を整理する。 |
予習
30
復習
70 |
第7回 |
<実験の組立に必要なスキル5>
・平均値について学ぶ
・表とグラフの書き方を学ぶ(Excel)。
<実験データのまとめ>
・実験で収集したデータを表とグラフにまとめる。
・実験結果について考察する。
<実験の組立に必要なスキル6>
・レポートの書き方について学ぶ
<授業内容の振り返り>
・実験結果について振り返る。 |
・講義
・演習
・表の作成
・グラフの作成
・チーム活動:ミーティング |
<復習>
・個人課題:前半実験のまとめ
1.Excelで表とグラフを完成
させる。
2.実験結果を考察し、文章に
まとめる。
・個人課題:レポートの書き方演
習 |
復習
100 |
第8回 |
<課題の提出>
・個人課題(表・グラフ・考察)の提出
<計画・プロトコール作成>
・ミッション型で対象とする実験を決定する。
・「良い製品とは何をもっていうのか」「それをどう
測るか」などをチームで考える。
・対照実験について復習し、チームでミッション型実
験の計画を立てる。
<技能検定2>
・マイクロピペットやチューブの扱い方の確認をす
る。
<授業内容の振り返り>
・実験計画について振り返る。 |
・講義:ミッションの提示
・チーム活動:ミーティング
・実験内容に応じて担当教員
を決定する。 |
<予習>
・個人課題(ノート):ミッション
型で実験対象としたい「タンパク
質の変性など物質の変化を伴う食
品」または「タンパク質・炭水化
物の分解に効く酵素を含む薬・食
物・生物・家庭用品」について文
献調査する。
<復習>
・報告書記入1 |
予習
100 |
第9回 |
<実験4:溶液調製・予備実験>
・作成したプロトコールにしたがって溶液を調製する
。
・予備実験が可能なチームは予備実験を行う。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、結果や問題点を整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
・個人課題(ノート):実験内容に
関連する事項について文献調査す
る。
<復習>
・個人課題(ノート):実験4で行
った活動内容を整理する。
・報告書記入2 |
予習
50
復習
50 |
第10回 |
<実験5:予備実験>
・実験計画にしたがって予備実験を行う。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、結果や問題点を整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
<復習>
・個人課題(ノート):実験5で行
った活動内容を整理する。
・報告書記入3 |
予習
50
復習
50 |
第11回 |
<データ解析または計画>
・実験5のデータをまとめ、解析して、実験方法を見
直し、プロトコールを立て直す。
<授業内容の振り返り>
・立て直したプロトコールを確認する。 |
・チーム活動:ミーティング |
<復習>
・立て直した実験計画に必要な文
献調査を行う。
・報告書記入4 |
予習
90
復習
10 |
第12回 |
<実験6:本実験1>
・実験5の結果を基に修正したプロトコールに従って
実験を行う(n=1)。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、結果や問題点を整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
<復習>
・個人課題(ノート):実験6で行
った活動内容を整理する。
・個人課題:報告書記入5 |
予習
30
復習
70 |
第13回 |
<実験7:本実験2>
・必要に応じて、検量線作成のためのデータを取る。
・実験6の結果から必要であると考えた実験回数のデ
ータを取る。
<授業内容の振り返り>
・実験について振り返り、結果や問題点を整理する。 |
・チーム活動:実験
・チーム活動:ミーティング |
<予習>
・個人課題(ノート):実験計画と
方法をチャートなどにまとめ、そ
れを見ながら実験できるようにし
ておく。
<復習>
・個人課題(ノート):実験7で行
った活動内容を整理する。
・個人課題:報告書記入6 |
予習
30
復習
70 |
第14回 |
<データ解析>
・実験データを解析し、グラフなどにまとめる。
<ポスターの作成>
・ポスター作りの注意点を学び、第15回授業で発表す
るためのポスターを作成する。 |
・個人活動:データ解析
・チーム活動:ポスター作成 |
<予習>
・個人課題:報告書を完成する。
・ノートを提出できるようにして
おく。
<復習>
・チーム:ポスターの作成を進め
る。 |
予習
20
復習
90 |
第15回 |
1BB1と1BB2の合同授業…24.305室集合
<ポスターセッション>
・ポスターセッションを行う。
<自己点検授業>
・使用した器具の整理・片づけ
・総括 |
・ポスターセッション
・チーム活動:片づけ
・講義 |
<予習>
・チーム課題:ポスターの完成
・個人課題(ノート):ポスターセ
ッションでの説明と質問対応につ
いてまとめる。
<復習>
・個人課題:ポスターセッション
報告書を作成する。
・個人課題(ノート):授業を振り
返り、重要事項を整理する。 |
予習
70
復習
20 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。