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専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
建築空間論
Theory of Architectural Space
2 A030-01 2023年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.建築作品 2.作品分析 3.プレゼンテーション 実際に建っている建築物や街並みを学習の素材として、建築設計や地域計画のコンセプトや 技法について学ぶことで、建築設計・計画・意匠、建築構造、構法、都市計画・都市デザイ ンに関する高度な専門的知識を会得する。また地域の良い建築を見ることで地域と建築のつ ながりを考える機会とする。
授業の概要および学習上の助言
北陸にある現代の建築や都市、伝統的な建築や街並みを学生自らが選び出し、文献調査及び現地調査を行い発表する。発表の 形式は解説、批評、図面、写真等によるレポートを作成しパワーポイントなどの視聴覚資材を用いて発表し、質疑応答や講評 を受ける。発表内容は、立地環境とそれへの応答、主要機能の実現度、デザインのコンセプトや技法を中心とする。建築や地 域を実体験するという点と、授業終了時にレポートによる発表作品集が出来上がる点で、受講生にとって貴重なる蓄積を保有 することになる。なお、作品発表はグループ(3,4人程度)を基本とする。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
日頃から街へ出て、写真を撮ったり、スケッチをしたりする習慣を身につけるとよい。また社会へ出てからの建築関係の仕事 は、どこでもプレゼンテーション能力を必要とするので技を磨くこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,K 建築や地域の計画に求められる用途、機能、美しさ等を体験的に認識できる。
H,I 建築や地域が公共性や景観や地球資源などに対し、いかに対応しているのかを観察することができる。
I,J 自らが現地調査や資料研究を行い、資材やプリントを作成し、プレゼンテーションすることができる。
H,K 課題を自ら選んで発表したり他者の発表を聴講することを通じて自己の価値観や美意識や判断力を養うことができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 30 0 30 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 30 0 30 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 20 0 10 0 0 0 50
思考・推論・創造する力 10 10 0 0 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 10 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 10 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 設問内容は以下の項目を主とする。 発表された作品の特徴ある設計意図について説明できるか。 作品の機能、意図、デザインを理解しているか。 環境が作品に与えている影響を理解しているか。 作品の外観やインテリアを紙上に描けるか。
クイズ
小テスト
設問内容は以下の項目を主とする。 発表された作品の特徴ある設計意図について説明できるか。 作品の機能、意図、デザインを理解しているか。 環境が作品に与えている影響を理解しているか。 作品の外観やインテリアを紙上に描けるか。
レポート
成果発表
(口頭・実技)
個人かチームで実在の建築を調査、研究しレポートを作り発表する。 作品の機能、秩序、空間、形態について考察出来たか。 立地環境が作品にどのように反映されたかを探る事が出来たか。 現地調査にて図面、写真を作り、利用状況などを調査出来たか。 調査・考察した内容を資料にまとめ、それを充分に伝え得たか。 また授業に出席し他のチームの発表を聞き理解を深めたかを学習態度としても評価する。
作品
ポートフォリオ
その他 出席がしっかりと為されているか 授業へ関心を持って聴講しているか
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
古今東西の建築・町並み・都市を興味深く観察し、更に調査・ 研究していく事が出来る。 そしてそこから得た知識や感性を自分の設計に反映させる事が できる。 日頃から街へ出た際に、建築を鑑賞したり、街を楽しんだりを 体験し、さらに興味を引かれた対象には写真やスケッチで記憶 を心がける習慣を持つようになる。 そしてそこで得たものを自分の設計に反映させる事が出来る。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 授業の方法、内容についてのガイダンス。 発表作品の選定規準、選定方法、発表内容・方法の指 導。 講義と質疑 予習、復習:授業の内容や学生の 行動目標について確認する。 200
2回 学生の発表グループおよび調査、発表作品の決定 授業時間内に発表のグループ 、調査発表したい建築を申告 し、調整を行う 予習:興味のある建築調査研究し 、発表する作品を選択する。 復習:決定した建築の調査を開始 する 100 100
3回 教員による参考発表 世界の建築事例紹介 教員がスライド、パワーポイ ントを用いて事例発表を行う 。 自己点検 予習:決定した建築の調査を開始 する 復習:教員による参考発表を元に 発表のため各作業と発表方法につ いて学ぶ。 200 200
4回 教員による参考発表 世界の建築事例紹介 教員がスライド、パワーポイ ントを用いて事例発表を行う 。 自己点検 予習:決定した建築の調査を開始 する 復習:教員による参考発表を元に 発表のため各作業と発表方法につ いて学ぶ。 200 200
5回 公共建築作品(役所、文化ホール、美術館・博物館、 図書館、郷土資料館等)の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成、質疑 応答、講評、補足説明をする 。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された公共建築作品に ついて理解を深める 200 100
6回 公共建築作品(役所、文化ホール、美術館・博物館、 図書館、郷土資料館等)の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成、質疑 応答、講評、補足説明をする 。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された建築について理 解を深める 200 100
7回 学校建築、キャンパスプラン(大学、小、中、高校、 幼稚園、保育所等)の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成、質疑 応答、講評、補足説明をする 。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された学校建築、キャ ンパスプランについて理解を深め る 200 100
8回 商業建築(ホテル、ショッピングセンター、個店、複 合商業ビル、会館、リゾート施設等)の調査・演習・ 発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成 教員による質疑応答、講評、 補足説明をする。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された商業建築作品に ついて理解を深める 200 100
9回 商業建築(ホテル、ショッピングセンター、個店、複 合商業ビル、会館、リゾート施設等)の調査・演習・ 発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成 教員による質疑応答、講評、 補足説明をする。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された商業建築作品に ついて理解を深める 200 100
10回 中間振り返り授業 前半の発表作品の理解度を確認する 小テストおよび小テストの解説 1〜9回までの授業内容の理解 度を確認するために小テスト を行う 自己点検 予習:配られたプリントを元に前 半の発表内容を確認する。 復習:小テストの内容を見直し、 理解の足りなかった部分について 復習する 400 100
11回 住宅関係(戸建て住宅、集合住宅、住宅地、住宅団地 等)の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成 教員による質疑応答、講評、 補足説明をする。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された住宅関係の建築 作品について理解を深める 200 100
12回 伝統的建築、伝統的街並み、近代建築保存(社寺、民 家、商家、武家屋敷、街並み、近代洋風建築等6作品 )の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成 教員による質疑応答、講評、 補足説明をする。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された伝統的建築作品 について理解を深める 200 100
13回 その他の建築(教会、駅舎、複合建築、理念的建築、 アトリエ等 4作品)の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成 教員による質疑応答、講評、 補足説明をする。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された建築作品につい て理解を深める 200 100
14回 その他の建築(教会、駅舎、複合建築、理念的建築、 アトリエ等 4作品)の調査・演習・発表 1回の授業で2作品の発表を パワーポイントを用いて行う 。演習、レポート作成 教員による質疑応答、講評、 補足説明をする。 自己点検 予習:発表者は現地調査、文献研 究の後、リポート作成、発表用視 聴覚資材の作成を行い、プレゼン テーションの練習を経て、発表す る。 復習:発表された建築作品につい て理解を深める 200 100
15回 後半授業の振り返り 発表作品の理解を高める 試験および試験の解説 11〜14回までの授業内容の理 解度を確認するために筆記試 験を行う 自己点検 予習:配られたプリントを元に後 半の発表内容を確認する。 復習:小テストの内容を見直し、 理解の足りなかった部分について 復習する 400 100