専門教育課程 環境土木工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
環境土木専門実験・演習B
Civil and Environmental Engineering Major Lab/Exercises B
|
3 |
E734-01 |
2023年度
5期(前学期) 6期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.空間情報工学
2.水理学
3.鉄筋コンクリート工学
4.実験
5.演習
|
これまでに学修した「空間情報工学」「水理学」および「鉄筋コンクリート工学」について
、講義で修得した知識を実際の現象として理解し応用できる能力を、実験・演習を通して身
につける。 |
授業の概要および学習上の助言 |
「地理情報システム」6週、「水の流れ」5週 、「鉄筋コンクリートはりの挙動」3週、「分野横断の総合演習」1週により構
成されます。授業スケジュールの詳細は、第1回目の授業で説明します.なお、「地理情報システム」では、ノートPC、イン
ターネットを利用するので毎回PCおよびLANケーブルをかならず持参すること。忘れた場合は授業に参加しなかったものとみ
なします。
さらに、空間情報工学、水の流れⅠとⅡ、環境材料学と鉄筋コンクリート工学を修得し、復習しておくこと。 不明な点があ
ったら、教科書やノートを参考図書として再確認していくこと。 チューターを利用して、SAやTAに相談することが有効であ
る。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:2023年度 環境土木専門実験・演習AB[金沢工業大学]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
1.地理情報システム、基盤地図情報、電子地図
2.層流と乱流、平均流速と流速分布、物体の抵抗係数、ベンチュリーメーター、波の特性
3.コンクリートの配合、圧縮強度、鉄筋コンクリートはりの曲げ |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
F,J,K,L |
座学の知識に基づき実験・演習の内容を適格に説明できる。[F,J,K,L 0.5] |
② |
F,J,K,L |
データを工学的に把握し、図化できる。[F,J,K,L 0.5] |
③ |
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|
④ |
|
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⑤ |
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|
⑥ |
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|
達成度評価 |
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|
評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
55 |
25 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
55 |
25 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
15 |
5 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
15 |
10 |
0 |
0 |
0 |
25 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
20 |
30 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
実験・演習内容や結果を座学の知識を踏まえて説明し、合理的な結論や考察を導ける。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
実験・演習内容や結果を把握して、的確に説明できる。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
技術者倫理に則り、積極的に実験・演習を遂行できる。
チームで、所定の性能を有するコンクリートを作製できる。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
空間情報工学、水の流れ、鉄筋コンクリート工学の座学で学ん
だ理論を実験・演習によって検証し、その現象を応用できる.
|
空間情報工学、水の流れ、鉄筋コンクリート工学の座学で学ん
だ理論を実験・演習によって確認し、その現象を理解できる. |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1-2 |
地理情報システム
・ガイダンス
・ソフトウェアのインストールと試用 |
演習
ノートPCを持参すること。 |
地理情報システムの事例調査
ソフトウェアの動作確認 |
40
60 |
3-4 |
地理情報システム
・地理情報システムの利用
・基盤地図情報の利用 |
演習 |
基盤地図情報の調査
演習課題の完成 |
40
60 |
5-6 |
地理情報システム
・地理情報システムの利用
・政府統計データの利用 |
演習 |
政府統計データの調査
演習課題の完成 |
40
60 |
7-8 |
地理情報システム
・課題の説明
・電子地図の作成
・個人レポートの作成 |
演習、グループ学習 |
電子地図の調査
演習課題の完成
レポートの作成 |
40
30
60 |
9-10 |
地理情報システム
・グループによるデータ作成、 発表準備 |
グループ学習 |
データの整理
レポートの作成 |
40
80 |
11-12 |
地理情報システム
・グループ発表 |
グループ発表、 ふり返り |
グループ発表の準備
地理情報システムの総括 |
80
60 |
13-14 |
水の流れ
・ガイダンス
・層流と乱流に関する実験実習 |
講義、実験実習 |
データ整理
データ解析
レポート作成 |
30
30
40 |
15-16 |
水の流れ
・物体の抵抗係数に関する実験実習 |
講義、実験実習 |
データ整理
データ解析
レポート作成 |
30
30
40 |
17-18 |
水の流れ
・波の特性に関する実験実習 |
講義、実験実習 |
データ整理
データ解析
レポート作成 |
30
30
40 |
19-20 |
水の流れ
・開水路流れの特性に関する実験実習 |
講義、実験実習 |
データ整理
データ解析
レポート作成 |
30
30
40 |
21-22 |
水の流れ
・ベンチュリーメータに関する実験実習 |
講義、実験実習、
ふり返り |
データ整理
データ解析
レポート作成
水の流れの総括 |
30
30
40 |
23-24 |
鉄筋コンクリートはりの挙動
・ガイダンス
・計画配合と現場配合の計算 あるいは
供試体の曲げ破壊の実験と演習 |
講義、演習 |
配合計算の予習
配合計算の復習 |
40
40 |
25-26 |
鉄筋コンクリートはりの挙動
・供試体の作製 あるいは コンクリートコンテスト
と供試体の曲げ変形の実験と演習 |
実験、演習 |
実験手順の確認
レポートの作成 |
40
80 |
27-28 |
鉄筋コンクリートはりの挙動
・圧縮強度の測定 あるいは 塩分浸透の測定 |
実験、演習、レポート提出、
発表、ふり返り |
発表の準備
鉄筋コンクリートはりの挙動の総
括 |
80
60 |
29-30 |
総合演習
・レポート返却と講評 |
自己点検、質疑、アンケート
回答 |
実験演習で利用したノートやデー
タを整理する。 |
90 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。