専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
モバイルアプリケーション
Mobile Application
|
2 |
F028-01 |
2023年度
6期(後学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.JavaScript
2.HTML/CSS
3.Webブラウザ
4.スマートフォン
5.地域連携
|
HTML/CSS/JavaScriptを用いて、スマートフォンやタブレットなどモバイル端末に向けた、
グラフィカルでインタラクティブなクライアントサイドのWebアプリケーション制作手法を
習得する。 |
授業の概要および学習上の助言 |
本科目ではJavaScriptを用いてWebのクライアントサイドにおけるWebアプリケーションの制作を行う。1年次の「Webデザイン
」の授業で学習したHTML/CSSによるWebページ制作方法を習得していることは前提であるため、復習して授業に臨んでほしい
。授業では、演習や課題を通して、基本的なアプリケーション制作手法を身に着ける。総合課題では、チームを構成して地域
貢献に関連するテーマに取り組む。そのため、日ごろから地域に関する情報収集を行い課題抽出に努めてほしい。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:独習JavaScript 新版[翔泳社]
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
オブジェクト指向言語やHTML/CSSについて基本的な知識を習得していることが前提となる。また、アプリケーション制作には
Google Chromeのデベロッパーツールの機能を用いるため、各自ノートPCにChromeをインストールしておくこと。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
I |
JavaScriptの基本的なコードを理解し説明できる |
② |
I,K,M |
イベント処理やCanvas描画といった基本的な技術を活用できる |
③ |
I,K,L,M,N |
グラフィカルでインタラクティブなWebアプリケーションを制作できる |
④ |
I,K,L,M,N,G |
端末の位置情報や傾き情報などを利用してWebアプリケーションを制作できる |
⑤ |
|
|
⑥ |
|
|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
20 |
0 |
20 |
0 |
40 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
20 |
0 |
20 |
0 |
40 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
10 |
0 |
5 |
0 |
10 |
0 |
0 |
25 |
10 |
0 |
10 |
0 |
10 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
5 |
0 |
10 |
0 |
0 |
15 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
20 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
JavaScript、Canvas描画、イベント処理に関する基本知識、また、端末のセンサ情報や位置情報などを利
用したアプリケーション作成に関する基本知識が身についているかどうかを評価する。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
中間課題を通して、授業で学んだ知識や技術が身についているかどうか、また、それらが応用されている
かを評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
レ |
グループを編成し、授業で学んだ知識や技術を活用して地域貢献に関わるアプリケーション制作に取り組
む。制作した成果物、レポート、発表をもとに、基礎力、応用力を評価する。また、グループにおける個
人の貢献度も評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
学習に取組む姿勢・意欲(受講態度、出席状況など)を評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
学生が達成すべき行動目標が総合的に90%以上達成できている
こと。 |
学生が達成すべき行動目標が総合的に70%程度達成できている
こと。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
HTML/CSS/JavaScript
開発環境
プログラムの実行方法と書き方 |
講義と演習 |
復習:開発環境の構築と演習
予習:オブジェクト・配列・関数
の基礎、式と演算子 |
30
30 |
2 |
オブジェクト・配列・関数の基礎
式と演算子 |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:Webブラウザにおける入出
力、Webブラウザのオブジェクト |
60
30 |
3 |
Webブラウザの入出力
Webストレージ
Webブラウザのオブジェクト |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:ドキュメント制御、イベン
ト処理 |
60
30 |
4 |
ドキュメント制御
イベント処理 |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:Canvasによるグラフィクス |
60
30 |
5 |
Canvas API |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:オブジェクト、デバイスの
方向の検出
中間課題提示 |
120
30 |
6 |
オブジェクト
傾きセンサを利用したアプリケーション |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:HTTP通信、マップAPI |
60
30 |
7 |
位置情報と地図APIを利用したアプリケーション |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:非同期処理、Audio/Video
API |
60
30 |
8 |
Audio/Video API
カメラを利用したアプリケーション
非同期処理 |
講義と演習
自己点検 |
復習:授業資料と演習
予習:レシポンシブWebデザイン |
60
30 |
9 |
レスポンシブWebデザイン |
講義と演習 |
復習:授業資料と演習
予習:ネイティブアプリ開発 |
120
30 |
10 |
ネイティブアプリ開発
グループ編成 |
演習 |
復習:授業資料
予習:総合課題 |
120
30 |
11 |
グループ作品の制作実習 |
演習
自己点検 |
総合課題への取組み |
120 |
12 |
グループ作品の制作実習 |
演習 |
総合課題への取組み |
120 |
13 |
グループ作品の発表会 |
発表と議論 |
総合課題への取組み
グループレポートの提出 |
60 |
14 |
グループ作品の発表会 |
発表と議論 |
総合課題への取組み
個人レポートの提出 |
60 |
15 |
発展的学習
自己点検授業 |
講義
授業全体の振り返り
自己点検 |
授業の振り返りと反省 |
30 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。