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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
企業価値評価とESG
Valuation and ESG
2 F132-01 2023年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.企業価値評価 2.ROICと成長率 3.DCF法 4.ESG投資 5.組織再編手法 本科目は経営情報学科の学習・教育目標の「金融能力」に対応する科目である。即ち、事業 再編、Mergers and Acquisitions(M&A)、投資などの際に重要視されている企業価値 評価について、その基本的な考え方や算定方法についての理解と算定技能の向上を図ること を目標にしている。さらに、企業価値評価のベースとなるキャッシュフローの持続的な創出 に影響を与える「ESG」の基本的な概念を理解することを目標としている。
授業の概要および学習上の助言
本科目は財務関連応用科目であるので、企業価値評価に関する知識・技能の習得とともに具体的な事例に関する判断力の養成 も視野に入れている。そのため、積極的な調査と意欲的な授業参加が求められる。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
財務関連応用科目であり、経済・財務・会計に関する多くの基礎知識が必要である。また、今まで受講した金融関連科目の内 容を十分に復習しておく必要がある。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M,N 多様な視点から企業価値評価を検討することの重要性が理解できる。
M,N 投下資本利益率の意味と計算方法を理解できる。
M,N DCF法を使用して企業価値を算定することができる。
M,N 株主価値を算定することの意味を理解し、具体例で算定することができる。
M,N ケース事例を研究することによって企業価値評価の重要性を理解することができる。
M,N ESGの基本的な概念を理解することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 0 0 50 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 0 0 50 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 15 0 0 15 0 0 0 30
思考・推論・創造する力 15 0 0 15 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 20 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 20 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 期末試験の結果に基づいて評価する
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
つぎのものを評価する。  ① 選択した企業のキャラクター分析に関する発表  ② 選択した企業の企業価値評価に関する発表
作品
ポートフォリオ
その他 つぎのものを評価する。  ① 授業に取り組む姿勢  ② グループ内での貢献度 等
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・ 企業価値評価の重要性を理解し、日常のニュースなどから 研究事例を探すことができる。 ・ 投下資本利益率について理解し、企業価値評価に役立てる ことができる。 ・ DCF法について理解し、DCF法によって企業価値を算 定することができる。 ・ 紹介されたケース事例によって、現実に起こっている企業 価値評価適用事例を理解し、自分の考えを説明することができ る。 ・ ESGの基本的な概念を理解することができ、自分の考えを 説明することができる。 ・ 企業価値評価の重要性が理解できる。 ・ 投下資本利益率について理解し、資料から算出できる。 ・ DCF法について理解し、DCF法によって企業価値を算 定することができる。 ・ 紹介されたケース事例によって、現実に起こっている企業 価値評価適用事例を理解することができる。 ・ ESGの基本的な概念を理解することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ガイダンス  授業方針、運営方法(授業日程、講義・演習方法、 レポートの作成方法・提出方法、出席確認方法、成績 評価方法など)を学習支援計画書によって説明し、授 業への取組み姿勢と具体的な方法を確認する。 講義と質疑応答 グループ活動 予習:企業価値評価の基礎的なテ キストを読んで、学習内容をイメ ージしておく。 復習:授業内容を整理して理解を 深める。 予習20 0分復 習60分
2回 選択企業のキャラクター分析(ROA,PER,ROIC) 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
3回 選択企業のキャラクター分析(ROA,PER,ROIC) 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
4回 ・選択企業のキャラクター分析(ROA,PER,ROIC) ・発表準備 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
5回 キャラクター分析結果の発表 グループ活動 ディスカッション ・キャラクター分析のまとめと振 り返り ・企業価値評価の基礎的なテキス トを読んで、学習内容をイメージ しておく。 予習60 分復習 200分
6回 予測財務諸表の作成 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
7回 ・予測財務諸表の作成 ・外部講師講演やESG関連ゲームを実施する可能性有 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
8回 予測財務諸表の作成 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
9回 予測財務諸表の作成 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
10回 ・FCFの算定 ・資本コストの算定(β値推計含む) 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
11回 ・継続価値の算定 ・DCF法での企業価値の算定 講義と質疑応答 グループ活動 発表準備 予習60 分復習 200分
12回 最終発表準備 講義と質疑応答 グループ活動 ・発表準備 ・期末試験のための復習 予習60 分復習 200分
13回 選択した企業の企業価値に関する最終発表 グループ活動 ディスカッション ・企業価値評価のまとめと振り返 り ・期末試験のための復習 予習60 分復習 200分
14回 【期末試験】 1回から13回までの授業内容に関する期末試験 筆記試験 解説 予習:1回から13回までの授業 内容について復習し、理解を深め ておく。 復習:試験でできなかった問題に ついて確認する。 予習20 0分復 習60分
15回 ・ 期末試験の解説 ・ 振り返り ・ アンケート グループ活動 ディスカッション アンケート 復習:・期末試験の内容について 再度確認し、理解する。 ・企業価値評価で学習した内容に ついて確認する。 復習26 0分