|| 英語(English)
学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
感情・人格心理学
Psychology of Emotion and Personality
2 F332-01 2023年度
6期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.感情 2.認知 3.人格(パーソナリティ) この講義では,感情および人格(パーソナリティ)に関する心理学研究の概要,研究方法を理 解することが目標となる。感情心理学については,感情に関する様々な理論や感情と認知の 相互作用について学ぶ。学習を通して感情の機能について理解を深めることが目標となる。 人格心理学については,パーソナリティを理解するいくつかの理論を概観し,現代のパーソ ナリティ研究がどのように発展してきたかを理解する。受講生は人格理学の進め方を理解し ,現代の人格心理学研究の概要を理解することが目標となる。
授業の概要および学習上の助言
授業では前半で感情心理学を,後半で人格心理学を学習する。 前半の感情心理学では,感情の定義や感情の種類,感情心理学の研究法,感情と認知の相互作用,進化論的観点から見る感情 の機能について,随時演習を行いながら概説する。 後半の人格心理学では,人格の概念及びその形成過程,主な人格理論,人格(パーソナリティ)心理学の基本的な方法,人格( パーソナリティ)理解の歴史,人格(パーソナリティ)研究の方法を解説する。 【認定心理士対応科目】 【公認心理師対応科目】
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「心理学概論」,「心理学研究法」を履修しておくことが望ましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
J,K 感情の定義および種類を理解できる。
J,K 感情と認知の相互作用について理解できる。
J,K 類型論,特性論を説明できる。
J,K 知能検査の成り立ちについて説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 20 20 0 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 20 20 0 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 10 5 0 0 0 0 35
思考・推論・創造する力 10 10 5 0 0 0 10 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 5 0 10 0 0 0 0 15
学習に取組む姿勢・意欲 5 0 0 0 0 0 10 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 前半と後半のそれぞれで行う。
クイズ
小テスト
後半の人格心理学の部分で実施する。
レポート 前半の感情心理学の部分で実施する。実施時期やテーマは,授業のなかで指示する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 学習への取り組み,出席状況などについて総合的に判断する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
感情・人格心理学の全体について理解し,感情・人格心理学研 究について総合的な知識を有する。さらに,それを応用した人 間理解ができる。 感情・人格心理学の全体について理解している。感情・人格心 理学研究について知識を有する。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス 感情の定義と種類 ガイダンス 講義 復習:情動と気分の違いについて 説明するための日常例を考える。 45
2 感情の諸理論 講義 演習 復習:学んだ理論について整理し ,それぞれの違いを考察する。 予習:感情を感じたときの体の変 化について考察してみる。 60 45
3 感情の生物学的基盤 講義 振り返り 復習:学んだ内容について整理す る。 予習:感情があることでどんなメ リットがあるか考えておく。 60 45
4 感情の機能(1) 講義 演習 予習・復習:授業内容を踏まえ, 感情の見方を理解する。 60
5 感情の機能(2) 講義 予習・復習:感情の機能に関する 諸理論や研究を振り返り理解する 。 60
6 感情と認知(1) 講義 演習 予習・復習:感情と認知の研究を 振り返り理解する。 60
7 感情と認知(2) 講義 演習 これまでのすべての内容を復習す る。 120
8 感情心理学まとめ 感情心理学最終試験 講義 振り返り 試験 試験で悩んだ内容を含め,これま でのすべての内容を整理する。 60
9 人格心理学の導入,人格(パーソナリティ)の理解 講義 復習:学んだ内容について整理す る。小テストに備える。 60
10 パーソナリティ心理学における代表的な理論1 講義 小テスト 復習:学んだ内容について整理す る。小テストに備える。 60
11 パーソナリティ心理学における代表的な理論2 講義 小テスト 復習:学んだ内容について整理す る。小テストに備える。 60
12 知能1 講義 小テスト 復習:学んだ内容について整理す る。小テストに備える。 60
13 知能2 パーソナリティ諸特性に影響を及ぼす遺伝と環境 講義 小テスト 復習:学んだ内容について整理す る。試験に備える。 60
14 人格心理学まとめ 人格心理学最終試験 振り返り 試験 これまでのすべての内容を復習す る。 120
15 総合振り返り 振り返り 講義 復習:学んだ内容について整理す る。 60