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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
戦略会計応用
Management Accounting Advanced
2 F126-01 2023年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.セールスミックス 2.差額原価収益分析 3.特殊原価調査 4.正味現在価値法 5.内部利益率法 本科目は経営情報学科の学習・教育目標の「金融能力」に対応する科目である。すなわち、 企業経営者が行う業務的意思決定や構造的意思決定について、会計情報を活用して判断でき る能力を養成することを目標としている。
授業の概要および学習上の助言
企業活動においては多くの場面で意思決定が必要となる。本科目においては、前半で日常的な業務において行われる意思決定 方法を学び、後半で設備投資などの長期的な投資において行われる意思決定方法を学ぶ。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目では変動損益計算書やCVP分析・DCFなどの知識・技能が必要となるため、「企業会計基礎」やその他会計・財務 関連科目の復習をして授業に臨むことが必要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
N セールスミックスについて理解しており、複数の製品についてセールスミックスを考えることができる。
N 差額原価収益分析の考え方を理解し、各種の業務的意思決定について判断することができる。
N 資本の調達方法・資本コストについて理解し、加重平均資本コストの簡単な計算ができる。
N 正味現在価値法・内部利益率法について理解し、具体例で計算することができる。
N キャッシュフローの現在価値について理解し、具体例で計算することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 0 50 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 0 50 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 0 20 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 20 0 20 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 0 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 次のものを評価する。  ① 中間試験の結果  ② 期末試験の結果
クイズ
小テスト
レポート 次のものを評価する。  ① 各単元ごとに行う小レポート(宿題)の結果
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 次のものを評価する。  ① 授業に取り組む姿勢  ② レポート提出状況  など
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・ セールスミックスについて理解しており、複数条件のセー ルスミックスについて検討することができる。 ・ 差額原価収益分析の手法を用いて複雑な業務的意思決定の 問題を検討することができる。 ・ 正味現在価値法や内部利益率法など複数の方法で設備投資 の意思決定を検討することができる。 ・ セールスミックスについて理解しており、簡単な演習問題 を解くことができる。 ・ 差額原価収益分析の手法を用いて業務的な意思決定に関わ る問題を検討することができる。 ・ キャッシュフローの現在価値について理解し、設備投資に 関する意思決定の問題を検討することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ガイダンス  授業方針、運営方法(授業日程、講義・演習方法、 レ ポートの作成方法・提出方法、出席確認方法、成 績評 価方法など)を学習支援計画書によって説明し 、授業 への取組み姿勢と具体的な方法を確認する。  CVP分析  変動損益計算書の作成 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、CVP 分析について理解を深める。また 、変動損益計算書の作成方法につ いて理解を深める。 260
2回 業務的意思決定 最適セールスミックスの決定(1) 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、最適セ ールスミックスの決定方法につい て理解を深める。 260
3回 業務的意思決定 最適セールスミックスの決定(2)  線形計画法の活用 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、線形計 画法によるセールスミックスの決 定について理解を深める。 260
4回 業務的意思決定 差額原価収益分析(1)  特別注文引受可否の意思決定 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、差額原 価分析の考え方をより深く理解す る。 260
5回 業務的意思決定 差額原価収益分析(2)  内製か購入かの意思決定  事業の廃止か継続か 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、差額原 価分析の考え方をより深く理解す る。 260
6回 業務的意思決定 差額原価収益分析(3)  セグメントの継続か廃止かの意思決定 在庫管理のための経済的発注量の計算 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、差額原 価分析の考え方をより深く理解す る。 260
7回 【総合演習】 1回から6回までの授業内容に関する総合演習(ふり かえり) 演習と解説 予習:1回から6回までの授業内 容を復習しておく。 260
8回 【総合演習】 1回から6回までの授業内容に関する総合演習(ふり かえり) 【中間試験】 1回から6回までの授業内容に関する試験 演習と解説 筆記試験 予習:1回から6回までの授業内 容を復習しておく。 復習:試験でできなかった問題に ついて、正解を確認し、できるよ うにしておく。 260
9回 中間試験の内容復習 構造的意思決定 設備投資の意思決定(1)  ①設備投資の経済計算 資本の調達と資本コスト 自己点検 中間試験の答案返却と解説 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、設備投 資の経済計算について理解を深め る。また、資本の調達方法と資本 コストについて理解を深める。 260
10回 資本の調達と資本コスト 設備投資の意思決定(2)  ①キャッシュフローの現在価値 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、資本の 調達方法と資本コストについて理 解を深める。 また、キャッシュフローの現在価 値について理解を深める。 260
11回 設備投資の意思決定(2)  ①キャッシュフローの現在価値 設備投資の意思決定(3)  正味現在価値法 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら設備投資 の意思決定法について理解を深め る。 260
12回 設備投資の意思決定(4)  正味現在価値法  内部利益率法  収益性指数法 原価管理  原価の源流管理  原価企画 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:授業資料によって、原価管 理の基本的な考え方、および、原 価企画について理解を深める。 260
13回 【総合演習】 9回から12回までの授業内容に関する総合演習(ふ りかえり) 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:9回から12回までの授業 内容に関する総合演習の内容を理 解する。 260
14回 【総合演習】 9回から12回までの授業内容に関する総合演習(ふ りかえり) 【期末試験】 9回から12回までの授業内容に関する試験 演習と解説 筆記試験 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、差額原 価分析の考え方をより深く理解す る。 260
15回 期末試験の内容復習 戦略会計応用の学習・教育内容に関する質疑応答 アンケート 自己点検 期末試験の答案返却と解説 講義と質疑応答 アンケート 復習:・期末試験の内容につい て再度確認し、理解する。 ・戦略会計応用で学習した内容に ついて確認する。 260