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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
PD基礎教育課程 
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
PD基礎教育課程
基礎実技科目
基礎実技
プロジェクトデザイン実践(実験)(環境土木工学科)
Design Project / Implementing and Operating (Civil and Environmental Engineering)
2 G253-10 2023年度
4期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.検証プロセス 2.有効性/受諾性 3.データ取り扱いスキル 4.信憑性 5.理工系PBL 本科目では、プロジェクトデザイン入門・Ⅰ・Ⅱで修得した知識や技術をもとに、問題解決 を目指すべく提案した解決案またはその特定部分の有効性を検証する。プロジェクトデザイ ン入門よりもさらに専門的な知識や技術を駆使し、対象や現象を定量的あるいは定性的に捉 え、その特徴・特性・法則性について明らかにする。その過程で、検証活動の進め方および 検証に必要なスキルをより深く学習する。
授業の概要および学習上の助言
本科目では、問題解決を目指すべく提案した解決案またはその特定部分の有効性を検証する。プロジェクトデザイン入門より もさらに専門的な知識や技術を駆使しながら検証活動を行い、データを収集→整理→分析→仮説→視覚化→報告に必要な「デ ータ取り扱いスキル」を学習する。また、仮説の立案からその検証にいたるプロセスおよび各活動における要素スキルを学習 する。  PD実践では専門科目で修得した,構造力学,計画学,水理学の知識を活用して浅野川大橋の架け替えの設計に取り組む. *1-2週:安全講習及びガイダンスと構造力学,計画学,水理学において新設する浅野川大橋の設計で必要となる専門の基 礎知識の復習を行う. *3-4週:浅野川大橋の設計を構造,計画学,水理学の知識を活用して橋梁と橋脚の強度,地域の特性や人々のかかわりや を踏まえた景観デザイン,設計流量における水位と流量との観点から設計を行う. *5-13週:設計した橋モデルのそれぞれの模型の作製と橋の構造強度,地域の特性や人々のかかわりやを踏まえた景観デ ザイン,設計流量における水位と流量実験を行う. *14週:プレゼンテーション資料の作成を行う. *15週:各チームでプレゼンテーションを行う.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
プロジェクトデザイン入門・Ⅰ・Ⅱで習得した「情報の調査方法」「アイデアの出し方」「実験手法」ならびに「問題発見」 「問題解決」「チーム活動」「論理的な検証活動」の経験などを総合的に活用するため、これらを振り返り、復習しておく必 要がある。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G,F 問題発見から解決にいたるプロセスの活動を進めることができる
D 対象や現象を高い精度で定量的あるいは定性的に捉えることができる
D 対象や現象の特徴・特性・法則性を明確に抽出することができる
E 獲得した情報を第三者にわかりやすく伝えることができる
F 検証活動を円滑に進めるための様々な基本スキルを活用できる
A 学科で学ぶ技術分野と技術者像を思い描くことができる
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 20 40 10 0 2 28 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 20 40 10 0 2 28 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 10 15 0 0 0 10 35
思考・推論・創造する力 0 5 10 0 0 0 5 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 5 0 0 5 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 5 0 0 0 15
学習に取組む姿勢・意欲 0 5 5 0 0 2 8 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
構造力学,材料学,計画学,水理学の基礎知識の理解度について演習問題を実施する各科目5点配点.( 個人課題:5点×4科目=20点)
レポート 浅野川大橋を対象に橋梁の構造強度(橋脚は除く?),建設経済性(材料学),地域の特性や人々のかか わりやを踏まえた景観デザイン,設計流量に対する河川断面(橋脚を含む)と河川水位に関して,設計お よび計画計算,各分野における橋模型の作製,各分野における橋模型の実験およびデザイン評価を行う( グループ+個人(分配は科目による):10点×4科目=40点)
成果発表
(口頭・実技)
最終発表(パワーポイントによるプレゼンテーション)  4グループに分かれてプレゼンテーションを行う(グループ:プレゼンテーションに関する配点5点(担 当教員)+プレゼンテーション資料の平均評価5点(4名の教員の平均点))10点
作品
ポートフォリオ 活動の記録状況を評価する。   ・達成度評価ポートフォリオ
その他 授業のとり組を評価する 個人配点:28点(出席点)
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・チームで考え出した手法を用いて、解決提案を検証し、複数  の視点から論理的に評価できる。 ・解決提案の評価結果に基づいて、提案の設計を見直すことが  できる。さらに、解決提案の社会的な運用を考えることがで  きる。 ・活動成果をプロジェクトレポートに論理的な文章でわかりや  すくまとめることができる。 ・活動成果をポスターや口頭発表でわかりやすく説明をするこ  とができる。さらに、質疑応答に適切に対応できる。 ・チームで考え出した手法を用いて、解決提案を評価できる。 ・解決提案の評価結果に基づいて、提案の設計を見直すことが  できる。 ・活動成果をプロジェクトレポートにまとめることができる。 ・活動成果をポスターや口頭発表でわかりやすく説明できる。 ※ 遅刻や欠席、消極的な活動(チーム活動不参加など)は、   取り組み姿勢のペナルティーとして個人取得点から減点さ   れる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
第01週1・2 ・ガイダンス 課題の説明+安全講習(30分) 河川断面の流量と水位について(70分) 景観設計について(100分) ・講義 ・演習 課題の説明+安全講習 河川断面の流量と水位について 景観設計について 100 100
第02週3・4 橋の構造モデル 橋の材料 ・講義 ・演習 橋の構造モデル 橋の材料 100 100
第03週5・6 橋の設計検討1 景観,構造,材料,水理学的な観点から設計 ・講義 ・演習 景観,構造,材料,水理学的な観 点から設計 100 100
第04週7・8 橋の設計検討2 景観,構造,材料,水理学的な観点から設計 ・講義 ・チーム活動 景観,構造,材料,水理学的な観 点から設計 200
第05週9・10 水理模型作成1 ・実験 ・チーム活動 水理模型作成 200
第06週11・12 A:水理模型作成2 ・実験 ・チーム活動 水理模型作成2 200
第07週13・14 A:水理模型実験 ・実験 ・チーム活動 水理模型実験 200
第08週15・16 B 模型製作 ・実験、チーム活動 B 模型製作 200
第09週17・18 B 模型製作 ・実験、チーム活動 B 模型製作 200
第10週19・20 B 強度試験、契約 ・実験、チーム活動 ・実験、チーム活動 200
第11週21・22 C 地域の特性や人々のかかわりやを踏まえた景観デザ イン ・実験 ・チーム活動 C 地域の特性や人々のかかわりや を踏まえた景観デザイン 200
第12週23・24 C 地域の特性や人々のかかわりやを踏まえた景観デザ イン ・実験 ・チーム活動 C 地域の特性や人々のかかわりや を踏まえた景観デザイン 200
第13週25・26 C 地域の特性や人々のかかわりやを踏まえた景観デザ イン ・実験 ・チーム活動 C 地域の特性や人々のかかわりや を踏まえた景観デザイン 200
第14週27・28 ・プレゼンテーション資料の作成 ・レポート作成 ・演習 ・チーム活動 ・プレゼンテーション資料の作成 ・レポート作成 200
第15週29・30 ・成果発表(プレンゼンテーション) ・自己点検 ・講義 ・チーム活動 ・プレゼンテーション ・プレゼンテーション資料作成 200