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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用バイオ学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
バイオ工学入門
Introduction to Bioengineering
2 B104-01 2023年度
2期(後学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.バイオ食品 2.バイオ環境 3.バイオ医療 4.バイオ計測 5.バイオ材料 バイオテクノロジーとは生物の機能を直接または間接的に利用して人間社会に役立てる技術 であり、生物を理解するためのあらゆる分野の基礎研究の上に成り立っている。バイオ工学 入門では、バイオテクノロジー技術が産業的に利用されてきている歴史、オールドバイオと ニューバイオの技術紹介、食品、化成品、医薬品、環境修復、計測、エネルギーなどの幅広 い利用分野までにまたがり、最近の技術開発の紹介、産業化への各種技術改良、それらの技 術開発の原理および理論を中心に学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
講義内容を以下に示す。 1.バイオテクノロジー活用技術  総論 2.バイオ食品          植物への遺伝子導入法、国菌としての麹菌、遺伝子組換え作物、組換え食品の安全性 3.バイオ環境          環境保全、廃水処理、極限環境微生物、グリーンケミストリー 4.バイオ医療          遺伝子組換え医薬品、ゲノム創薬、再生医療、遺伝子治療、遺伝子診断 5.バイオ計測          DNAマイクロアレイ、バイオセンサー、プロテオーム、DNA鑑定 6. バイオ材料          生分解性プラスチック、バイオリアクター 7. バイオ活用の未来       バイオエタノール、バイオリソース
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
「バイオ工学入門」では、バイオテクノロジー技術に関する基礎的な理解を深めるとともに、バイオ技術を利用した応用的技 術へと講義内容を発展させる。知識の習得度に不安がある学生は、中学・高校の生物の教科書や配布プリント、ノートなどで 復習してから授業に臨むことを強く勧める。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K,I,J,L バイオ食品の技術を理解し、説明できる。
K,I,J,L 遺伝子組換え微生物の技術を理解し、説明できる。
K,I,J,L 遺伝子組換え農作物の技術を理解し、説明できる。
K,I,J,L バイオ医療の技術を理解し、説明できる。
K,I,J,L バイオ計測の技術を理解し、説明できる。
K,I,J,L バイオ環境の技術を理解し、説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 20 20 0 0 0 30 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 20 20 0 0 0 30 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 10 5 0 0 0 5 40
思考・推論・創造する力 5 5 5 0 0 0 10 25
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 5 0 0 0 5 10
学習に取組む姿勢・意欲 5 5 5 0 0 0 10 25
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 中間試験と達成度確認試験を、学期の中間と最後に実施する。評価割合は合計で30%である。
クイズ
小テスト
授業内容の理解度を確認するために、小テストを、計4回実施する。評価割合は、合計で20%である。
レポート 学期の前半部および後半部でそれぞれ1回ずつ、レポートを出題する。評価割合はそれぞれ10%で、計で2 0%である。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 学習態度として、授業ににおける聴講ノートなど、態度を評価する。評価割合は、合計で30%である。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
●バイオ食品の活用技術を詳細に説明できる。 ●遺伝子組換え微生物の活用技術を詳細に説明できる。 ●遺伝子組換え農作物の活用技術を詳細に説明できる。 ●バイオ医療の活用技術を詳細に説明できる。 ●バイオ計測の活用技術を詳細に説明できる。 ●バイオ環境の活用技術を詳細に説明できる。 ●バイオ食品の活用技術の一部を説明できる。 ●遺伝子組換え微生物の活用技術の一部を説明できる。 ●遺伝子組換え農作物の活用技術の一部を説明できる。 ●バイオ医療の活用技術の一部を説明できる。 ●バイオ計測の活用技術の一部を説明できる。 ●バイオ環境の活用技術の一部を説明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 配布するシラバスを基に科目の概要や学習目標、行動 目標を理解する。 バイオテクノロジーの歴史と発展および他の生物系学 問との関連について、概要を学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオテクノロジーの歴史と発展 および他の生物系学問との関連に ついての復習 予習 30 復習 60
2回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 バイオ食品(酒類)について学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ食品(酒類)についての復 習 予習 60 復習 90
3回 小テスト(1)の実施。 バイオ食品(酒類以外の発酵食品)について学ぶ。 小テスト 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ食品(酒類以外の発酵食品 )についての復習 小テスト範囲の復習 予習 30 復習 60
4回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 遺伝子組換え微生物について学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 遺伝子組換え微生物についての復 習 予習 60 復習 90
5回 小テスト(2)の実施。 遺伝子組換え農作物(技術)について学ぶ。 小テスト 講義と質疑 授業範囲の予習 遺伝子組換え農作物(技術)につ いての復習 小テスト範囲の復習 予習 30 復習 60
6回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 遺伝子組換え農作物(実施例)について学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 遺伝子組換え農作物(実施例)に ついての復習 レポート(1)の提出 予習 30 復習 120
7回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 まとめの講義。 中間試験の実施 講義と質疑 中間試験 中間試験範囲の復習 予習 30 復習 120
8回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 バイオ医療(再生医療)について学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ医療(再生医療)について の復習 予習 60 復習 30
9回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 バイオ医療(遺伝子治療)について学ぶ。   講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ医療(遺伝子治療)につい ての復習 予習 60 復習 90
10回 小テスト(3)の実施。 バイオ計測について学ぶ。 小テスト 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ計測についての復習 小テスト範囲の復習 予習 30 復習 60
11回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 バイオ材料について学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ材料についての復習 予習 60 復習 90
12回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 バイオ環境(リアクター)について学ぶ。 講義と質疑 授業範囲の予習 バイオ環境(リアクター)につい ての復習 小テスト範囲の復習 予習 30 復習 60
13回 小テスト(4)の実施。 前回の講義内容の口頭試問を行う。 バイオ環境(グリーンケミストリー)について学ぶ。 小テスト 講義と質疑 授業範囲の予習 小テスト範囲の復習 レポート(2)の提出 予習 60 復習 30
14回 前回の講義内容の口頭試問を行う。 まとめの講義 達成度確認試験の実施。 講義と質疑 達成度確認試験 達成度確認試験範囲の復習 予習 30 復習 120
15回 まとめの講義。 講義と質疑 自己点検 これまでの復習 予習 30 復習 120