専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門プロジェクト科目 専門プロジェクト |
プロジェクトデザインⅢ(垂水弘夫研究室)
Design Project III(Tarumi Hiroo)
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8 |
A921-11 |
2023年度
通年
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.建築熱環境・日射環境
2.グリーン建築
3.省エネルギー
4.屋上緑化・ヒートアイランド
5.地域連携
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建築や住宅はZEB(Net Zero Energy Building)化が義務付けられる時代を迎えた。利用
者や居住者の健康や快適性を確保することはもちろん、建物自身でエネルギーを創り出し、
ゼロエネルギー建築を実現する必要がある。垂水研究室のプロジェクトデザインⅢでは、建
築の周りにある自然環境(日の光、雨、風、雲、緑、土、水)を活用して、自然エネルギー
を生み出す各種の方法の研究に取り組む。 |
授業の概要および学習上の助言 |
1.垂水研究室が指導対象とする領域は、人間、建築および都市に関わる熱、空気、日射、エネルギーなどの建築環境工学・
建築設備分野の課題を含む領域である。
2.予定している研究テーマは次のとおり。
1)外壁面を利用した太陽光発電
2)屋上緑化・壁面緑化による貫流熱負荷低減
3)地下水を熱源とする放射空調システムに関する実験研究
4)排湿外壁構造の実用化に関する試験研究
5)アースチューブ&トレンチに関する実測調査研究
6)自然エネルギー活用温室の開発 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
1)垂水研究室のホームページ参照(URL http://www2.kanazawa-it.ac.jp/tarumi/)
2)面談・相談、歓迎。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
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① |
D,F,I,J,M,Q,R,S |
プロジェクトテーマに関連する既往の研究論文・資料の検索と収集ができる。 |
② |
D,F,I,J,M,Q,R,S |
研究の推進に必要な実験・実測・解析の構想と組み立てができる。 |
③ |
D,F,I,J,M,Q,R,S |
得られた測定および解析データを元に、建築環境の実態・現象を正しく把握できる。 |
④ |
D,F,I,J,M,Q,R,S |
第三者への説明に適切な図表を、作成・提示することができる。 |
⑤ |
D,F,I,J,M,Q,R,S |
プロジェクトレポートをまとめることができる。 |
⑥ |
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達成度評価 |
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評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
30 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
30 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
0 |
10 |
20 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
10 |
20 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
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|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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レポート |
① |
レ |
各学期で提出される中間報告書および後学期の最終報告書(プロジェクトレポート)により評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
各学期で提出される中間報告書の発表内容および後学期の公開発表審査会での発表内容と質疑応答で評価
する。なおプロジェクトデザインⅢの単位認定は、この公開発表審査会において合格であることが必須で
ある。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
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作品 |
① |
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|
② |
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③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
研究室で指定した活動への取り組み姿勢などを評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
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具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
1年間を通じてゼミ活動に積極的・継続的に取り組み、目的に
合致する成果をとりまとめたプロジェクトレポートを提出でき
ること。また、中間発表および公開発表審査会において、表現
力・伝達力の面から優秀との判定を受けること。プロジェクト
成果が日本建築学会をはじめとする各種学会で発表できるレベ
ルに到達していることが理想的である。 |
1年間を通じてゼミ活動に継続的に取り組み、目的に合致する
成果をとりまとめたプロジェクトレポートを提出できること。
また、中間発表および公開発表審査会において、表現力・伝達
力の面から良好との判定を受けること。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1〜40 |
既往研究、先行研究を調査し、自身の研究のオリジナ
リティを見い出す。 |
ゼミ及びゼミ活動 |
既往研究文献調査
先行研究読み込み
実験・実測準備 |
4000
4000
8000 |
41〜120 |
研究テーマに関する実験・実測に取り組む |
学内研究施設・装置を用いて
の実験、学外を含む実測調査
、ゼミでの報告、ゼミ活動と
してのデータ分析 |
実験・実測
取得データ解析 |
22000
10000 |
121〜180 |
データ解析に基づく原理及びメカニズムの発見 |
ゼミ及びゼミ活動、
ケースに応じて再実験・実測 |
メカニズムを分かり易く説明でき
るグラフ及び表の作成 |
24000 |
181〜220 |
プロジェクトレポート作成 |
ゼミ及びゼミ活動 |
プロジェクトレポート執筆 |
16000 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。