専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門プロジェクト科目 専門プロジェクト |
プロジェクトデザインⅢ(西村督研究室)
Design Project III(Nishimura Toku)
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8 |
A921-15 |
2023年度
通年
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.空間構造
2.構造安定問題
3.構造最適化
4.防災
5.地域連携
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本科目は、安全で快適な建築物を計画、設計するという学科目標に対して、現代的な空間構
造や伝統的木造建築物を対象にどのような条件で建物が安定性を失うかを調べ、建物が崩壊
する仕組みを明らかにする。また、自然界に存在する動植物の形態や動きを学び、力学的に
合理的な形態を生成する方法や構造体の形状が大きく変化する施工過程を想定し、指定した
位置に形状を制御する方法の研究に取り組む。 |
授業の概要および学習上の助言 |
【前期】
基礎的な知識の習得/プロジェクトの設定/プロジェクトの遂行
①各自の活動領域に関する基礎知識を学習する。
②各自のプロジェクトテーマを全体報告ゼミでの報告を通して指導を受け、プロジェクトプロポーザルを完成させる。
③各自のプロジェクトプロポーザルに従い、実験、解析、設計を行う。
【後期】
プロジェクトの遂行/プロジェクト成果のまとめ
①各自のプロジェクトプロポーザルに従い、実験、解析、設計を行う。
②これまでの成果を構造系の中間発表会で発表する。
③実施した活動(実験、解析、設計)の結果をまとめる。
④プロジェクト全体の成果をまとめ、プロジェクトレポートとして提出する。
⑤プロジェクトレポートの内容を、プロジェクトデザインⅢの公開発表審査会で発表する。
【重要】単位を取得するためには、ゼミ等への出席が2/3以上、指導時間が90時間以上、活動時間が410時間以上、達成度が60
%以上であり、後学期に実施する中間審査会および公開発表審査会(公聴会)で発表する必要がある。なお、中間審査が不合
格の場合、公開発表審査会への登壇はできない。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
数理科目、建築構造力学Ⅰ,Ⅱ、建築安全工学、鉄骨構造、鉄筋コンクリート構造、建築総合演習A,B、MATLABの基本コマンド
の理解が重要である。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
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① |
A,B,D,F,G,H,I,O,P,Q |
自らが設定したテーマについて、計画を立て、必要な調査、実験、解析を行うことができる。 |
② |
C,D,E,G,H,J,O,Q,R |
調査、実験、解析から得られた結果をプロジェクトレポートとしてまとめることができる。 |
③ |
R |
プロジェクトレポートの内容を発表できる。 |
④ |
A,S |
プロジェクトテーマの調査を踏まえて進路を計画することができる。 |
⑤ |
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⑥ |
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達成度評価 |
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評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
30 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
30 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
10 |
0 |
0 |
10 |
20 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
10 |
20 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
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|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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レポート |
① |
レ |
プロジェクトデザインⅢプロジェクトレポートが以下の内容が記されているかを確認する。
1)プロジェクトの意義、目的が明確に述べられているか。
2)プロジェクトの成果が述べられているか。
3)プロジェクト全体の流れが明確か。
4)プロジェクトの目的に対する結論が述べられているか。
また、予稿、審査概要書、本文以外に個別ゼミの自主実施、ビジネスマナーを含む。 |
② |
レ |
③ |
|
④ |
レ |
⑤ |
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⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
レ |
以下の内容をプロジェクトデザインⅢ最終成果発表会で評価する。
1)プロジェクトの意義、目的が明確に説明出来ているか。
2)プロジェクトの成果が理解出来るように、プレゼンテーションしているか。
3)プロジェクトの目的に対する結論が明確に述べているか。
成果発表の機会は、中間発表、月見光路、公開審査発表会とする。 |
② |
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③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
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⑥ |
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作品 |
① |
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② |
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③ |
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④ |
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⑤ |
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⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
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② |
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③ |
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④ |
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⑤ |
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⑥ |
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その他 |
① |
レ |
1年間のプロジェクトデザインⅢへの取り組み姿勢・意欲や出席状況に対して評価する。
取り組み姿勢としてゼミ全体の貢献、Team内貢献を評価する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
プロジェクトテーマとして、構造安定問題に関して未だ解決さ
れていないテーマ、構造最適化に関して具体的に取り組まれて
いないテーマを学生自ら設定し、設定したテーマを解決するた
めのプロジェクト全体の計画、必要な調査、実験、解析を担当
教員と共同して実施できる。 |
プロジェクトテーマの候補からテーマを選択し、選んだテーマ
を解決するためのプロジェクト全体の計画、必要な調査、実験
、解析を担当教員の指導の下、実施できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
プロジェクトデザインⅢのガイダンス |
講義 |
復習 |
120 |
2〜14 |
プロジェクトプロポーザルの検討と基礎的学習 |
ゼミ形式 |
復習
予習 |
120
120 |
15 |
中間発表(構造系) |
プレゼンテーション |
復習
予習 |
120
120 |
16〜29 |
プロジェクトの遂行 |
ゼミ形式 |
復習
予習 |
120
120 |
30 |
自己点検授業 |
ゼミ形式 |
復習
予習 |
120
120 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。