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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 航空システム工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
航空グローバル演習
Special Practice in Global Aviation
2 E144-01 2023年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.航空機産業 2.航空工学 3.国際化対応 4.キャリアデザイン 5.プロジェクト活動 航空機産業は国際分業が進んでおり、例えばBoeing社の機体では、日本の重工業メーカーが 多くの機体構造の製造を担っている。そのような航空機産業においては、海外を含めた航空 機メーカーなどの抱えている問題を発掘し、解決策を提示できる能力が求められている。本 科目では、Boeing Externship Programに参画し、国際的な航空機産業の動向を把握すると ともに、航空機産業の課題・将来動向等を調査・検討し、解決策を含む発表資料を作成する 。また、本経験を通じ、キャリアデザイン検討の参考とする。
授業の概要および学習上の助言
Boeing Externship Programに参画する. 5回のBoeingによるプレゼンテーションを聴講し,航空機産業の国際的な動向を把握する. また,航空機産業に関連した専門家によるプレゼンテーションを聴講し,最新の状況を把握する. それらのプレゼンテーションを参考にして,航空機産業における課題・将来動向等を自ら調査・検討し,成果をプレゼンテー ション資料にまとめる. また,Boeingに対する成果のプレゼンテーションの準備に加えて,学内にて模擬成果報告会を英語にて行う. なお,本講義においては,プレゼンテーションの理解と,発表及び質疑応答のために,英語力が不可欠である.本科目におい ても,随時英語の講義を行う.そのため受講生は,積極的に英語で話すこと,また,英語課程の他講義にも積極的に参加する ことが求められる. [その他] ・授業スケジュールは,Boeing Externship Programのスケジュールに合わせて,変更になる可能性がある. (講義時間も変更になる可能性がある) ・授業は,Boeingや航空機産業の専門家によるプレゼンテーションの聴講と質疑応答,講義,英語ミニ講義,チームでの調査 活動等により運営する.
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
航空機産業,航空工学全般に関する幅広い知識が必要である. また,Boeingのプレゼンテーションが英語で行われるとともに,自らの成果発表の資料も英語で作成するので,英語力が必須 である.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
G,O Boeingをはじめとした世界の航空機産業の現状を把握し説明できる.
C Boeingのプレゼンテーションを理解し,英語で質疑応答できるとともに,内容を応用できる.
C,G,K 航空機産業に関する課題・将来動向等を調査・検討し,英文プレゼンテーション資料にまとめ英語で発表する準備ができる.
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 30 0 0 0 0 30
思考・推論・創造する力 0 0 10 0 0 0 0 10
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 10 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 30 0 0 0 40
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート レポートは,Boeingらによるプレゼンテーションの聴講内容に関するレポートの記載内容で評価する.
成果発表
(口頭・実技)
成果発表は,調査内容をまとめたプレゼンテーションの内容と質疑応答で評価する.
作品
ポートフォリオ
その他 その他は,Boeingらによるプレゼンテーションの聴講・質疑応答に関する積極性や,チームで行う調査活 動への取り組み状況から総合的に評価する.
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・世界の航空機産業の現状を把握し説明できる. ・Boeingらの技術者によるプレゼンテーションを理解し,質疑 応答できる. ・航空機産業に関する課題や将来動向等を調査・検討し,英文 プレゼンテーション資料にまとめ,発表し質疑応答することが できる. ・世界の航空機産業の現状を把握できる. ・Boeingらの技術者によるプレゼンテーションを理解できる. ・航空機産業に関する課題や将来動向等を調査・検討し,英文 プレゼンテーション資料にまとめ,発表することができる.
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 学習指導計画書の説明 授業ガイダンス(Boeing Externship Programの概要 ) 講義 [復習]講義内容の復習を行う. 50
2 Boeingおよび国際航空機産業に関する講義 講義 英語のミニ講義 [課題]講義内容の復習を行う. 50
3 国際航空機産業に関する現状の調査 演習 英語のミニ講義 [予習]事前調査を行う. [課題]演習内容のまとめを行う . 50
4 Boeingプレゼンテーション 1回目 聴講・質疑応答 「Environment」 プレゼンテーション聴講と質 疑応答 英語のミニ講義 [予習]Boeingプレゼンテーショ ンに向けた予備調査を行う. [課題]聴講した内容のまとめを 行う. 50
5 上記のまとめと内容の確認 調査内容の検討 発表と質疑応答 英語のミニ講義 [予習]調査を行い,内容をまと める. [課題]聴講した内容をレポート にまとめる. 50
6 Boeingプレゼンテーション 2回目 聴講・質疑応答 「Boeing Overview」 プレゼンテーション聴講と質 疑応答 英語のミニ講義 [予習]Boeingプレゼンテーショ ンに向けた予備調査を行う. [課題]聴講した内容のまとめを 行う. 50
7 上記のまとめと内容の確認 調査内容の検討 発表と質疑応答 英語のミニ講義 [予習]調査を行い,内容をまと める. [課題]聴講した内容のまとめを 行う. 50
8 Boeingプレゼンテーション 3回目 聴講・質疑応答 「Commercial Aviation Service」 プレゼンテーション聴講と質 疑応答 英語のミニ講義 [予習]Boeingプレゼンテーショ ンに向けた予備調査を行う. [課題]聴講した内容をレポート にまとめる. 50
9 上記のまとめと内容の確認 調査内容の絞り込み 発表と質疑応答 英語のミニ講義 [予習]調査内容の提案資料を作 成する. [課題]聴講した内容のまとめを 行う. 50
10 Boeingプレゼンテーション 4回目 聴講・質疑応答 「CMO and Communication」 プレゼンテーション聴講と質 疑応答 英語のミニ講義 [予習]Boeingプレゼンテーショ ンに向けた予備調査を行う. [課題]聴講した内容をレポート にまとめる. 50
11 上記のまとめと内容の確認 調査の実施 発表と質疑応答 英語のミニ講義 [予習]調査を行う. [課題]聴講した内容のまとめを 行う. 50
12 Boeingプレゼンテーション 5回目 聴講・質疑応答 「Technology」 プレゼンテーション聴講と質 疑応答 英語のミニ講義 [予習]Boeingプレゼンテーショ ンに向けた予備調査を行う. [課題]聴講した内容をレポート にまとめる. 50
13 調査の実施と質疑応答 議論と調査の実施 英語のミニ講義 [予習]調査を行い,発表資料の 作成を進める. [復習]発表内容の妥当性を検討 する. 50
14 調査内容の専攻内発表と質疑応答 自己点検 発表と質疑応答 [予習]発表資料を作成する. 50
15 調査内容のBoeing Summer Seminarでの発表と質疑応 答 自己点検 発表と質疑応答 [予習]発表資料を作成する. 50