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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 機械工学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(岸陽一研究室)
Design Project III(Kishi Yoichi)
8 E921-10 2023年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.機械工学 2.工学設計 3.ものづくり 4.工学解析 5.地域連携  これまで機械工学科で学んできた基礎的学力をベースに、社会的に有用で高品質な製品群 を研究、開発、設計、製造するために必要とされる技術対応と新たなメカニズムの創出を目 的として、機械工学関連分野での問題発見・解決が自らの手で行えるような能力を付与する 。また、社会(特に地域社会)との連携の重要性について学習する。
授業の概要および学習上の助言
 機械工学科の教育目標は、機械工学に関する基礎知識を身につけ、ものづくりのための設計・応用技術、新材料とその加工 方法、環境・エネルギーに関する技術を修得し、社会的要請に対応できる機械技術者を育成するとある。プロジェクトデザイ ンⅢは学科の最終的なまとめの科目であり、学科の教育目標実現のために、現象等を的確に表現するためのモデルを設定し、 モデルを用いて解析・結果を出すことが出来る能力を養い、得られた結果を基に工学的判断が出来る能力とセンスの育成に力 点が置かれている。実質的には個々の研究室の教員とプロジェクトテーマを模索し、その内容にしたがって問題発見・解決の プロセスを遂行する。また、配布する学習支援計画書を基に科目の学習目標、概要や行動目標を理解する。特にこの科目が機 械工学科の教育目標のどの部分を担っているか、具体的な達成レベルの目安を理解する。  本研究室では、自動車、IT、医療などの分野で利用が期待されている機能性金属材料の内部構造と物理的性質との関連性 を明らかにし、旧来の機械のイメージにとらわれない新規な知的構造体の設計・製作に携わることができる材料開発者の育成 を目標としている。研究室での討論などを通じてプロジェクトを立案し、そのプロジェクトの中でさまざまな問題発見・解決 のプロセスを遂行する。  プロジェクトの進度に従い適当な参考書・文献等を推薦するので、それらを参照して十分に自学自習しなければならない。 疑問点は教員との討論などで解決しなければならない。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
夢考房の機械加工に関するライセンスを取得しておくこと. プロジェクトデザインⅢ開始前に、材料科学Ⅰ及びⅡなどの関連する講義内容を十分復習しておくことが望まれ る.
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,B,D,G,H,J-P プロジェクトテーマに対して工学設計過程に基づいて行動できる。
A,B,D,G,H,J-P 創出した成果を文章として正しくまとめ、発表を通して内容を議論できる。
A,B,D,G,H,J-P その他、別途提示された項目について、主体的に行動できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 35 0 5 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 35 0 5 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 30 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 5 5
発表・表現・伝達する力 0 0 10 35 0 0 0 45
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 5 5 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 前学期に提出された中間報告書と後学期の最終報告書(プロジェクトデザインⅢファイナルレポート)の 内容を評価する。
成果発表
(口頭・実技)
前学期末に行われる中間報告会でのプレゼンテーション結果と、後学期のプロジェクトデザインⅢプロジ ェクト公開発表審査会での発表内容と質疑応答内容で評価する。なお、このプロジェクトデザインⅢプロ ジェクト公開発表審査会における合格がプロジェクトデザインⅢ単位認定の必須事項とすることを付記す る。
作品
ポートフォリオ プロジェクトデザイン活動支援システムを使って行われる週報の内容で評価する。
その他 日頃の研究室における活動の積極性および貢献度について評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
①プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し、 目的に適応した年間目標が達成できる。また、その過程をプロ ジェクトデザイン活動支援システムや紙面をもって報告できる 。 ②プロジェクト遂行上の中間成果を中間報告書としてまとめ, その内容を発表・議論できる。最終成果をファイナルレポート としてまとめ、プロジェクトデザインⅢ公開発表審査会で発表 ・議論することができる。この最終成果を各専門領域に合致し た学会等に公表し外部評価を受けることができる。 ③必要に応じて自らの手で設計・製作でき、しかも製作物の性 能を評価できる。(文章中の番号は学生の行動目標の番号に対 応しています。) ①プロジェクトテーマの目的と推進プロセスを正確に理解し、 目的に適応した年間目標が達成できる。またその過程をプロジ ェクトデザイン活動支援システムや紙面をもって記録できる。 ②プロジェクト遂行上の中間成果を中間報告書としてまとめ、 その内容を発表できる。最終成果をファイナルレポートとして まとめ,プロジェクトデザインⅢ公開発表審査会で発表するこ とができる。 ③必要に応じて設計・製作できる。(文章中の番号は学生の行 動目標の番号に対応しています。)
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
前学期1 オリエンテーション 運営方針などの説明と質疑
前学期2 研究室の安全活動を理解する 安全管理推進者(大学院生) が研究室活動で特に気を付け る事項を発表する. 教員より,近年のヒヤリハッ ト事例などを紹介する. 質疑応答 各自のノートにメモした事項を読 み返し,疑問点をまとめ,教員へ の質問などで疑問点を解消する.
前学期3 研究活動に関する調査課題を説明する. 講義と質疑 担当する調査課題に取り掛かる.
前学期4 調査発表課題の発表と質疑 各自が担当する課題を発表す る. 発表用スライドの作成
前学期5 専門ゼミで決定したプロジェクトテーマを再検討する 再検討したテーマ内容のプレ ゼンテーションと質疑 再検討したテーマについて,過去 の研究事例を調査し,理解を深め る.
前学期6 プロジェクトテーマの確定 プロジェクトテーマを確定す る. 予備実験の実施などによって,内 容の理解を深める.
前学期7 確定したプロジェクトテーマに対してプロジェクトプ ロポーザルを作成する. 講義と質疑 プロジェクトプロポーザルの作成 に取り掛かる.
夏休み期間1 プロジェクトプロポーザルの発表 発表 質疑応答 プロジェクトプロポーザルを作成 する. 発表用スライドを作成する.
夏休み期間2 プロジェクトプロポーザルの発表 発表 質疑応答 プロジェクトプロポーザルを作成 する. 発表用スライドを作成する.
夏休み期間3 プロジェクトプロポーザルの発表 発表 質疑応答 プロジェクトプロポーザルを作成 する. 発表用スライドを作成する.
後学期1 オリエンテーション 後学期に予定している行事な どを説明する.
後学期2 研究進捗状況の発表(10月) 発表と質疑 プロポーザルに基づいて実験など を実施し,進捗状況報告書を作成 する. 進捗状況を発表するためにスライ ドを作成する.
後学期3 ポスター発表会(10月下旬に開催予定)にて発表す る. 発表と質疑応答 ポスターの作成 前刷り原稿の作成
後学期4 研究進捗状況の発表(11月) 発表と質疑 プロポーザルに基づいて実験など を実施し,進捗状況報告書を作成 する. 進捗状況を発表するためにスライ ドを作成する.
後学期5 PDⅢ公開発表審査会の発表練習会 発表と質疑応答 前刷り原稿を作成する. 発表用スライドを作成する. ファイナルレポート作成する.
後学期6 PDⅢ公開発表審査会の発表練習会 発表と質疑 指摘された事項を修正する
後学期7 PDⅢ公開発表審査会 発表と質疑応答 発表用スライドの作成とこれに基 づいた発表練習を各自が行う.
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。