専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門プロジェクト科目 専門プロジェクト |
プロジェクトデザインⅢ(井田次郎研究室)
Design Project III(Ida Jiro)
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8 |
E927-14 |
2023年度
通年
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.半導体工学
2.集積回路工学
3.電子物性
4.電子デバイス
5.量子コンピュータ
|
電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、自らの知識・技術を用いてその課題を解
決できる能力を身につけるための集大成の科目である。3年生までのプロジェクトデザイン
科目と専門ゼミで学んだことがベースとなる。半導体電子デバイスに関する研究を通じて、
基礎科目の復習や文献調査を行ないながら、実験や理論計算の遂行能力、実験(計算)結果
の分析能力、理論的思考能力、コミュニケーション能力などの工学的センスを養う。また、
地元の企業との連携などを通じて地域連携も行っていく。 |
授業の概要および学習上の助言 |
本科目は、プロジェクトデザイン入門を始めとするプロジェクトデザイン課程最終科目であり、すべての科目で学んだ事項を
統合する科目として位置づけられる。プロジェクトテーマの実験と理論検討を通じて、基礎科目を復習するとともに高度専門
知識を修得することを目指す。
単独またはグループで研究活動を行う。年間のスケジュールは下記の通りである。
(1)前期:研究に関連する講義科目の基礎事項を復習するとともに、プロジェクトプロポーザルにしたがって活動を開始す
る。各テーマごと調査・学習計画を立て実行する。毎週の進捗報告会で資料をまとめ報告する。専門図書、文献講読会、各テ
ーマごとに調査報告会を適宜実施する。また、最終週に当該学期の成果を発表し、中間報告を提出する。
(2)後期:引き続き研究活動を行う。関連文献を調査しテーマの理解を深め理論的検討を加える。毎週の進捗報告会で資料
をまとめ報告する。専門図書、文献講読会、各テーマごとに調査報告会を適宜実施する。成果を論文にまとめ、公開発表審査
会で発表する。また、次年度の学生のために引継ぎ資料をまとめる。
【プロジェクトテーマ例】
(1)極低電力新規デバイスの研究
(2)極低消費電力向けデバイス・回路の協調研究
(3)量子コンピュータ向け極低温デバイス研究 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
電気磁気学・電子回路・電子物性・半導体工学に関する授業科目の教科書を自主的に復習することが必要である。また、電子
デバイス工学、電子応用などの電子システムコアの専門科目も関連づけて学ぶことを推奨する。文献は、英語であり、英語力
の向上も必要である。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
M |
プロジェクトテーマの目的を明確にして,研究計画をたてることができる。 |
② |
G,M |
プロジェクトテーマの問題解決法を具体化して,安全かつ継続的に実行することができる。 |
③ |
L,M |
社会的ニーズと照らし合わせて,研究結果を正しく解析し,評価することができる。 |
④ |
G,L,M |
グループ討論でき研究成果を効果的にプレゼンテーションできる。 |
⑤ |
I,M |
研究成果をプロジェクトレポートとして纏めることができる。 |
⑥ |
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達成度評価 |
|
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評価方法 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
40 |
0 |
10 |
0 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
0 |
0 |
50 |
40 |
0 |
10 |
0 |
100 |
総合力指標 |
0 |
0 |
15 |
5 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
15 |
10 |
0 |
0 |
0 |
25 |
0 |
0 |
5 |
5 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
5 |
15 |
0 |
0 |
0 |
20 |
0 |
0 |
10 |
5 |
0 |
10 |
0 |
25 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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クイズ 小テスト |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
毎週行う報告資料(25%)およびまとめとして提出するプロジェクトレポート(25%)について評価
する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
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成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
前学期の中間発表会(20%),公開発表審査会(20%)について評価する。 |
② |
|
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
|
プロジェクトデザイン活動支援システムによる毎週の報告について評価する(10%) |
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
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その他 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
達成困難なプロジェクトテーマに自ら進んで取り組み、高度な
研究成果を上げることができる。工学設計過程を高度に実践で
きる。
研究成果を学会などに公表でき、外部から高い評価を得ること
ができる。 |
プロジェクトテーマの目的に沿った新たな研究成果を上げるこ
とができる。工学設計過程を実践できる。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1から終了まで |
教員の指導の下、専門的な研究活動をする |
研究活動 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。