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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(藤田洋司研究室)
Design Project III(Fujita Yoji)
8 E927-17 2023年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.蓄電技術リテラシー 2.蓄電デバイス 3.過渡応答とエネルギー変換 4.信頼性・安全性評価 5.地域連携 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、種々の科目で学んだ自らの知識・技術を 用いてその課題を解決できる。 【主題】電池を使いこなす(蓄電技術リテラシー)ためのテーマを設定。電気系専門技術者 として蓄電技術に対する社会的、技術的背景を理解し、課題解決の手法、発表の手法を学ぶ 。プロジェクトテーマについて、従来研究を基礎に独自成果をあげ、論文としてまとめる。
授業の概要および学習上の助言
【授業の概要】  単独またはグループで研究活動を行う。毎週ミーティングを行い、日々のコミュニケーションを基に活動週報で 状況を報告する。年間スケジュールは下記の通りである。 (1)前期:プロジェクトプロポーザルに従って前学期の研究内容について想定される研究スケジュールを作成し研究を    開始する。研究に関する基礎事項を学習すると共に、関連文献を調査する。活動週報を提出し計画の加速、    修正を機敏に行うプロセスを学習する。    6月、8月に当該学期の成果をまとめ、発表する。 (2)後期:最終報告書を念頭に置いて、継続して研究活動を行い、週報を作成しディスカッションを活性化させる。    10月、12月に報告会を実施し、プレゼンテーションスキル向上を狙う。成果を論文にまとめ公開発表審査会で    発表する。また、次年度の学生のための引き継ぎ資料をまとめる。 【学習上の助言】   自ら考え行動する。その中で生じる困難、疑問乗り越える時の達成感、連帯感を感じられるよう活動に取り組むこと。 【プロジェクトテーマ例】 (1)高電圧パルス高電界が電池に及ぼす影響に関する研究 (2)組電池の均等化回路・方式の影響に関する研究 (3)鉛蓄電池のセル性能解析とモデル化 
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
1.蓄電技術は境界領域の学問であり、環境問題、エネルギー問題に対する社会インフラの観点、充放電制御に関わるパワー エレクトロニクス、原子の挙動を扱う電気化学エネルギー変換、機器の実用化に必要な信頼性評価まで、幅広い知識が求めら れる。電気磁気学、電気回路、過渡現象論、高電圧パルスパワー工学の復習を行うこと。 2.指導教員、先輩、同級生とのコミュニケーションを通じて、よりよい問題解決に繋げること。 3.安全衛生活動や個人情報保護・機密情報保護の必要性とルールを理解しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L,M,N 研究の目的を明確にし、研究計画を立案することができる。
M 研究グループのメンバーおよび教員とのコミュニケーションを十分とり、研究を推進することができる。
J,K,L,M,N 研究遂行上の問題点や課題を自らが解決することができる。
I,L,M 研究成果を最終報告書(プロジェクトレポート)にまとめることができる。
I,J,K,L,M 研究内容を説明できると共に、研究成果を効果的にプレゼンテーションすることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 30 10 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 5 5 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 20 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 5 0 0 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 中間レポート、プロジェクトレポート等提出物の内容から総合的に評価する。
成果発表
(口頭・実技)
毎週のミーティング、期末の成果発表、および公開発表審査会の内容から総合的に評価する。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・課題を自発的に考察し、研究手法、スケジュールの管理をす ることができる。 ・実験結果を理論的に考察し、報告、プレゼンテーションする ことができる。 ・成果を学会など公表でき、外部から高い評価を得ることがで きる。 ・課題を自発的に考察し、研究手法、スケジュールの管理をす ることができる。 ・実験結果を理論的に考察し、報告、プレゼンテーションする ことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
4-5月 ・各プロジェクトテーマ毎の基本知識の習得   研究目的   研究成果の最終ゴール   実験装置の使用方法 ・第1回研究室合同進捗報告会準備 ・プロジェクトテーマ毎のチ ームに分かれて,毎週のゼミ での指導 ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の勉強 会 ・進捗報告書,進捗報告会プ レゼン資料作成 参考文献調査、実験結果考察、実 験計画作成及び週報作成 400/we ek
6-7月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施の進捗報告と指導 ・第1回(6月)研究室合同進捗報告会 ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の勉強 会 ・進捗報告書,進捗報告会プ レゼン資料作成 参考文献調査、実験結果考察、実 験計画作成及び週報作成 400/we ek
8-9月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施の進捗報告と指導 ・2回(8月)研究室合同進捗報告会 ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の勉強 会 ・進捗報告書,進捗報告会プ レゼン資料作成 参考文献調査、実験結果考察、実 験計画作成及び週報作成 400/we ek
10-11月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施の進捗報告と指導 ・第3回(10月)研究室合同進捗報告会(中間報告) ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の勉強 会 ・進捗報告書,進捗報告会プ レゼン資料作成 参考文献調査、実験結果考察、実 験計画作成及び週報作成 400/we ek
12-2月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施の進捗報告と指導 ・第4回(12月)研究室合同進捗報告会 ・プロジェクトレポート・アブストラクト作成 ・公開発表審査会に向けてのプレゼン資料作成 ・プロジェクトテーマ毎の進 捗確認と指導 ・プロジェクトレポート,ア ブストラクト作成 ・審査会用プレゼン資料の作 成 プレゼン練習 参考文献調査、実験結果考察、実 験計画作成及び週報作成 400/we ek
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。