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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(深田晴己研究室)
Design Project III(Fukada Haruki)
8 E927-24 2023年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.蛍光体 2.ナノ粒子 3.発光デバイス 4.光音響分光法 5.地域連携 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、自らの知識・技術を用いてその課題を解 決できる能力を身につけるための集大成の科目である。3年生までのプロジェクトデザイン 科目と専門ゼミで学んだことがベースとなる。設定されたプロジェクトテーマの研究を通じ て、基礎科目の復習や文献調査を行ないながら、実験や理論計算の遂行能力、実験(計算) 結果の分析能力、理論的思考能力、コミュニケーション能力などの工学的センスを養う。ま た、地元の企業との連携などを通じて、地域連携も行っていく。
授業の概要および学習上の助言
(1)プロジェクト(研究)活動    プロジェクトテーマ別に数名(2〜3人/班)で構成された研究チーム単位で活動する。場合によっては一名で    活動することもある。与えられたプロジェクトテーマに対して、実験や研究調査などを通して、新しい事実や解釈    を見出すために深く追求する過程を経験し、「高度な専門知識」だけでなく、「論理的思考力」や「問題解決能力」、    「プレゼンテーション能力」などを身につける。したがって、教員の言われた通りに活動するのではなく、自分の頭    でよく考えて活動するように心掛けて下さい。 (2)成果報告のトレーニング:1年間を通して次のトレーニングを実施する。   1.各研究チームの研究成果報告による多人数の面前でのプロジェクターを使用した口頭発表の訓練、質疑応答の訓練     を随時実施する。   2.研究チームごとに研究成果検討会を実施する。2週間に1回程度実施する。研究成果をまとめ、実験計画を立てる。   3.定期的に成果報告書を作成・提出する。   4.1年間のプロジェクト(研究)活動の成果をプロジェクトレポートとしてまとめ、公開発表審査会で発表を行う。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
プロジェクトデザインⅢでは、微粒子蛍光体や蛍光体薄膜の作製と特性評価、およびこれらを使用したデバイスの作製や特性 評価を行いながら研究活動を進めていきます。したがって、専門分野の内容を十分に理解しておく必要があります。具体的に は、「電子工学」、「電子材料」、「物性工学」、「半導体工学」および「光・電子デバイス工学」で学習した内容について もう一度復習し、理解を深めておくことが重要です。また、プロジェクトテーマの研究を遂行するために必要な装置を設計・ 製作するために、夢考房ライセンス(旋盤、板金、フライス盤、ボール盤、木材加工など)の修得が必要です。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
I,J,K,L,M プロジェクトテーマの目的を明確にして、研究計画をたてることができる。
I,J,K,L,M プロジェクトテーマの問題解決法を具体化して、安全かつ継続的に実行することができる。
I,J,K,L,M 社会的ニーズと照らし合わせて、研究結果を正しく解析し、評価することができる。
I,J,K,L,M 効果的なグループ討議やプレゼンテーションができる。
I,J,K,L,M 研究成果をプロジェクトレポートとして纏めることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 40 0 10 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 0 0 0 0
思考・推論・創造する力 0 0 0 10 0 0 0 10
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 30 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 50 0 0 10 0 60
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 毎週提出する成果報告書と後学期に提出する最終報告書(プロジェクトレポート)の完成度と論文内容で 総合的に評価する。
成果発表
(口頭・実技)
定期的に行われる研究成果検討会、中間発表会、およびプロジェクトデザインⅢ公開審査会でのプレゼン テーションで総合的に評価する。
作品
ポートフォリオ Web上に登録される活動記録の内容で評価する。
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
プロジェクトテーマの意義や目的について十分に理解し、研究 計画に基づいてプロジェクトを積極的に推進することができる 。また、優れた研究成果を挙げ、これをプロジェクトレポート として纏めると共に、プロジェクトデザインⅢ公開発表審査会 において効果的に発表でき、質疑応答に対応できる。さらに、 関連学会や学術論文などで成果を公表でき、高い外部評価を受 けることが出来る。 プロジェクトテーマの意義と目的を理解して内容が説明でき、 問題点を指摘できる。光エレクトロニクス分野において研究成 果の応用を提案できる。プロジェクトテーマの研究を遂行する ために必要な装置を設計・試作できる。研究成果をプロジェク トデザインⅢ公開発表審査会や関連学会などで効果的に発表で き、質疑応答に対応できる。研究計画に基づき最後まで研究活 動をやり抜くことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
前学期(4〜8月) 研究テーマに関する基礎知識の修得。 微粒子蛍光体や蛍光体薄膜、デバイスの作製・評価技 術の習得。 計算シミュレーションの原理と操作方法の習得。 中間発表を実施し、後学期のプロジェクト活動の計画 を立てる。 ①プロジェクトテーマ別に数 名(2〜3人/班)で構成さ れた研究チーム単位で活動 ②研究成果に関する発表会( プレゼンテーション)を定期 的に実施 ③研究チームごとに研究成果 検討会を実施(2週間に1回 程度) ④定期的に成果報告書を作成 ・提出 ⑤8月に中間発表会を実施 主体的かつ計画的な活動を推奨す る 活動時間(目安):平日8時40分〜1 7時 35時間 以上/ 週(推 奨)
後学期(9〜2月) 具体的な研究テーマのもとで、新しい「材料」や「デ バイス」の開発に取り組む。 計算シミュレーションによる新規物質の創成および実 験結果の解析を行う。 1年間の成果をプロジェクトレポートとしてまとめ、 公開発表審査会で発表を行う。 ①プロジェクトテーマ別に数 名(2〜3人/班)で構成さ れた研究チーム単位で活動 ②研究成果に関する発表会( プレゼンテーション)を定期 的に実施 ③研究チームごとに研究成果 検討会を実施(2週間に1回 程度) ④定期的に成果報告書を作成 ・提出 ⑤一年間の成果をプロジェク トレポートとして纏める ⑥2月に公開発表審査会を実 施 主体的かつ計画的な活動を推奨す る 活動時間(目安):平日8時40分〜1 7時 35時間 以上/ 週(推 奨)
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。