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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門プロジェクト科目
専門プロジェクト
プロジェクトデザインⅢ(河野昭彦研究室)
Design Project III(Kono Akihiko)
8 E927-27 2023年度
通年
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.蓄電技術リテラシー 2.蓄電デバイス・システム 3.電気電子材料 4.モデル化 5.地域連携 電気電子分野における新しい課題を自らが提案し、自らの知識・技術を用いてその課題を解 決できる能力を身につけるための集大成の科目である。3年生までのプロジェクトデザイン 科目と専門ゼミで学んだことがベースとなる。 【主題】電気エネルギー・制御技術とそれを支えるデバイスに関する知識を活用し,蓄電デ バイスに関連する研究を実施する。 【目標】実施する研究について、成果を論文としてまとめる。
授業の概要および学習上の助言
【授業の概要】 この授業では、プロジェクトテーマごとのグループに分かれ、研究活動を行う。グループ討議、指導教員と の議論を行うとともに、活動週報を作成し研究の進捗状況を報告する。最終的に、得られた研究成果をプロジェクトレポート にまとめ、その内容を公開発表審査会で発表する。 【授業の流れ】 年間のスケジュールは以下の通りである。 前学期:研究に関連する講義科目を復習するとともに、プロジェクトプロポーザルに従って活動を開始する。活動週報や進捗 報告会により、研究の進捗状況を発表する。 後学期:引き続き研究を推進する。活動週報や進捗報告会により研究の進捗状況を発表するとともに、中間レポートを作成す る。研究の成果をプロジェクトレポートにまとめ、その内容を公開発表審査会で発表する。また、次年度学生のために引き継 ぎ資料をまとめる。 【授業に関する助言】 指示を待つのではなく、自ら考え行動すること。新しい知識や技能、知見を獲得することに楽しさと 喜びを見出し、積極的に活動すること。本科目は、これまでの科目で学んだ全ての事項を統合する科目として位置づけられる 。プロジェクトテーマの実験と理論検討を通じて、基礎科目を復習するとともに高度専門知識を修得することを目指すこと。 【プロジェクトテーマ例】。 ・リチウムイオン電池、電気二重層キャパシタ等の性能解析とモデル化、およびこれらの蓄電システム上での動作シミュレー ション
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
電気回路、パワーエレクトロニクス、物性工学、電気材料の教科書を自主的に復習することが必要である。また、蓄電デバイ スの学術的基礎となる電気化学を自習しておくことを推奨する。その他、MATLAB/Simulink等のPCソフトウェアを使う知識が 求められるが、幸いこれらはインターネット上に有益な情報が流れている。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M プロジェクトテーマの目的を明確にして、研究計画をたてることができる。
G,M プロジェクトテーマの問題解決法を具体化して、安全かつ継続的に実行することができる。
L,M 社会的ニーズと照らし合わせて、研究結果を正しく解析し、評価することができる。
G,L,M グループ討論でき研究成果を効果的にプレゼンテーションできる。
I,M 研究成果をプロジェクトレポートとして纏めることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 60 40 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 10 0 0 0 0 10
思考・推論・創造する力 0 0 30 10 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 5 5 0 0 0 10
発表・表現・伝達する力 0 0 10 20 0 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 5 0 0 0 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 週報、中間レポート、プロジェクトレポート等の提出物の内容から総合的に評価する。
成果発表
(口頭・実技)
毎週のミーティング、進捗発表、ならびに公開発表審査会などの内容から総合的に評価する。
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
達成困難なプロジェクトテーマに自ら進んで取り組み、高度な 研究成果を上げることができる。工学設計過程を高度に実践で きる。研究成果を学会などに公表でき、外部から高い評価を得 ることができる。 プロジェクトテーマの目的に沿った新たな研究成果を上げるこ とができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
4-5月 ・各プロジェクトテーマ毎の基本知識の習得   研究目的   研究成果の最終ゴール   実験装置の使用方法 ・第1回研究室合同進捗報告会 ・プロジェクトテーマ毎のチ ームに分かれて,毎週のゼミ での指導 ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の熟読 ・進捗報告書,進捗報告会プレゼ ン資料の作成
6-8月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施のゼミ ・第2回研究室合同進捗報告会 ・プロジェクトテーマ毎のチ ームに分かれて,毎週のゼミ での指導 ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の熟読 ・進捗報告書,進捗報告会プレゼ ン資料の作成
9-11月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施のゼミ ・研究室合同中間報告会 ・プロジェクトテーマ毎のチ ームに分かれて,毎週のゼミ での指導 ・毎日の研究活動 ・配布資料,参考論文の熟読 ・進捗報告書,中間報告会プレゼ ン資料の作成
12-2月 ・プロジェクトテーマに沿った活動 ・毎週実施のゼミ ・第4回研究室合同進捗報告会 ・プロジェクトレポート作成 ・公開発表審査会に向けてのプレゼン資料作成 ・プロジェクトテーマ毎のチ ームに分かれて,毎週のゼミ での指導 ・プロジェクトレポート,審 査会用プレゼン資料の添削 ・進捗報告書,進捗報告会プレゼ ン資料の作成 ・教員からの指摘事項を踏まえた プロジェクトレポートおよび審査 会用プレゼン資料作成
研究室でのゼミ活動と個別指導を合わせて90時間以上とする。