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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用化学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
水と環境の化学
Environmental Aquatic Chemistry
2 B025-01 2024年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.水質指標 2.水処理技術 3.上下水道 4.公害防止管理者(水質関係) 5.地域連携 環境には森羅万象地球に存在するあらゆる物質が含まれており,環境問題は多くの分野が複 雑に絡み合っている。このため,環境問題の解決には応用化学科で学習する全ての知識が必 要となる。本科目では,水環境について,自然科学,工学および社会科学を含む多くの側面 から学習し,問題解決能力を習得する。
授業の概要および学習上の助言
本科目は,例年10月に実施される公害防止管理者(水質関係)国家試験と関連付けて講義する。 1 水質指標と水環境 1.1 水質指標1 無機物指標 1.2 水質指標2 有機物指標 1.3 水質指標3 微生物,有害物質指標 1.4 水域における水質変換 1.5 水循環と水環境保全 1.6 水質指標と水質分析 2 水処理技術 2.1 物理化学処理1 沈殿,凝集,ろ過 2.2 物理化学処理2 酸化,吸着,膜処理,脱水 2.3 生物処理 2.4 浄水処理,下水処理 2.5 汚泥処理,水再利用,浄化槽,工場排水処理
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:水環境工学[コロナ社] 参考書:明解 水質環境学[プレアデス出版]、新・公害防止の技術と法規 : 公害防止管理者等資格認定講習用 2024 水質編     技術編[産業環境管理協会] 他2冊 リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目の習得には,応用化学科で学習する物理化学,無機化学,有機化学,生物化学,分析化学,環境化学および化学工学な ど様々な科目の知識が必要である。これらの科目を履修した後に本科目を履修するのがのぞましい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M,P 水質汚濁物質の性質と分析方法を説明できる。
O,P 水質汚濁物質の処理・管理方法を説明・計算・デザインできる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 50 50 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 50 50 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 30 15 0 0 0 0 45
思考・推論・創造する力 0 20 15 0 0 0 0 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 20 0 0 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
学期中に小テストを2回程度実施する。主に演習問題(宿題)から出題されるが,完全に同一問題であると は限らないので解答時に注意しなさい。 関数電卓,定規および自筆メモ1枚(A4,両面使用可)を持込可とする。 学期中に遠隔授業実施の場合,複数回の小テストをまとめて1回で実施するか,または,レポートをもっ て小テストに代えるかすることがある。
レポート 演習問題(宿題)や授業中の課題をレポートとして評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
① 水質汚濁物質の性質と分析方法を完全に説明できる。 ② 水質汚濁物質の処理・管理方法を完全に説明・計算・デザ インできる。 ① 水質汚濁物質の性質と分析方法の概要を説明できる ② 水質汚濁物質の処理・管理方法の概要を説明・計算・デザ インできる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス 水質指標1 固形物指標,無機物指標 講義と演習 [復習]一学期間の学習計画を立て る。 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 30 90
2 水質指標2 有機物指標,栄養塩類 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
3 水質指標3 微生物,有害物質指標 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
4 水域における水質変換 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
5 都市における水循環系 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
6 水質指標と水質分析 水処理システムの基礎 講義と演習 [復習]試験範囲を再学習し、試験 を受ける準備をする。 120
7 小テスト1(中間試験) 試験範囲総括 小テスト 講義と演習 [予習]試験範囲を再学習し、試験 を受ける準備をする。 120
8 物理化学処理1 沈殿,凝集,ろ過 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
9 物理化学処理2 酸化,吸着 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
10 生物反応装置の基礎 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
11 浄水処理 講義と演習 [復習]講演内容について,より詳 細に調査し,疑問点を解消する。 120
12 下水処理,汚泥処理 講義と演習 [復習]演習問題(授業時指定)を解 き、レポートを作成する(翌週提 出)。 120
13 特別講義 特別講義 [復習]特別講義アンケートに回答 する。 120
14 小テスト2(期末試験) 試験範囲総括 小テスト 講義と演習 [予習]試験範囲を再学習し、試験 を受ける準備をする。 120
15 水再利用,浄化槽,工場排水処理 授業全体の総括と補足 講義と演習 自己点検授業 [復習]授業全体の要点を復習し、 不明な点がないようにする。 120