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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 応用化学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
応用化学専門実験・演習B1
Applied Chemistry Major Lab/Exercises B1
1 B045-01 2024年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.吸光光度法 2.液体クロマトグラフィー 3.X線回折法 4.無機固体化学 5.溶液化学 化学分野における実験操作、器具取扱、機器分析、データ解析および報告書作成に関する技 能を習得する。 実験から得られた結果を定性的・定量的に評価し、論理的な考察を行う能力を得る。 実験・演習を通じて専門基礎科目専門コア科目で取り上げられる理論や手法を実践し、確か な基礎力に基づいた理解力と応用力を身に付ける
授業の概要および学習上の助言
5週10コマの実習時間のうち、4週8コマを用いて下記内容の4種類の実験・演習を行う。第5週には期末試験と自己点検 を行う。 基本的にはクラスを3つのグループに分け、B1,B2,B3の実験演習をローテーションする。 実験や演習において理解が難しい箇所は、調査や質問等により次の実験を行うまでに解決しておくこと。 [共通] 実験ガイダンスと安全講習、筆記試験 [機器分析・無機化学] 吸光光度法、液体クロマトグラフィー、X線回折法、無機合成
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:応用化学専門実験・演習[金沢工業大学] 参考書:基礎から学ぶ分析化学[化学同人]、物理化学要論第7版[東京化学同人] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
無機化学・分析化学・有機化学・物理化学など基礎化学分野の知識を有していることが実験履修の前提となる。 実験の進捗が遅れた場合は実験終了まで時間を延長する。 実験時間が延長されても対応できるよう、実験日は時間的余裕を確保しておくこと。 A4版実験ノートを用意すること(ルーズリーフ、レポート用紙は不可)。関数電卓および定規を用意しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 器具および装置を安全に取り扱い、実験装置の概要を説明できる。
I,K,S 専門用語で指示された指示書を読み、自ら実験を進めることができる。
I,K 理論的背景を理解し、実験結果を論理的に考察できる。
I,J,S 実験に関する報告書を作成できる。
M-P 各回の実験内容について,その基本操作を理解し,それにもとづき実験操作を行うことができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 0 60 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 0 60 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 10 0 20 0 0 0 0 30
思考・推論・創造する力 20 0 20 0 0 0 0 40
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 20 0 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 実験内容に基づいた筆記試験を実施する。
クイズ
小テスト
レポート 実験報告書が指示された内容で作成されているかを評価する。全ての実験報告書が提出され、かつ合格し ていることが単位認定の前提となる。なお期限までに提出されなかった場合、評価点を減じる。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 出席状況および実験姿勢(予習課題の達成度や実験中の取り組み)を評価する。 なお、実験科目は全出席が単位認定の前提となる。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
●課題とされた実験を指示にもとづき実施し、正しいデータを 得ることができる。 ●実験目的、内容、および得られた結果を報告としてまとめる ことができる。 ●課題とされた実験の主題を理解した上で、指示にもとづき実 施し、正しいデータを得ることができる。 ●実験目的、内容、および得られた結果を報告としてまとめる ことができ、さらに結果について考察をおこなうことができる 。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1-2 機器分析実験(1)「吸光光度法」 吸光光度法による鉄の定量 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「吸光光度分 析」を読み、予習課題を行う。 [復習]「吸光光度分析」の実験レ ポートを作成する。 30 90
3-4 機器分析実験(2)「高速液体クロマトグラフィー(HP LC)分析」/「X線回折」(1) 高速液体クロマトグラフを用いてビタミンCを測定し 、クロマトグラフィーの原理、使い方を学ぶ。また粉 末X線回折により、X線回折の原理、測定方法、デー タ解析方法を習得する。 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「高速液体ク ロマトグラフィー(HPLC)分析」/ 「X線回折」を読み、予習課題を 行う。 [復習]実験レポートを作成する。 30 90
5-6 機器分析実験(3)「高速液体クロマトグラフィー(HP LC)分析」/「X線回折」(2) 高速液体クロマトグラフを用いてビタミンCを測定し 、クロマトグラフィーの原理、使い方を学ぶ。また粉 末X線回折により、X線回折の原理、測定方法、デー タ解析方法を習得する。 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「高速液体ク ロマトグラフィー(HPLC)分析」/ 「X線回折」を読み、予習課題を 行う。 [復習]実験レポートを作成する。 30 90
7-8 機器分析実験(4)「無機合成」(X線回折測定) 無機化合物を合成し、粉末X線回折を行う。 講義と演習、実験・実習 [予習]実験指示書の「無機合成」 を読み、予習課題を行う。 [復習]実験レポートを作成する。 30 90
9-10 機器分析実験  達成度確認試験 自己点検 実験の振り返り レポー ト講評 試験、講義と演習 [予習]試験のために機器分析実験 において学んだ内容をまとめてお く。 120