1回 |
学習支援計画書を基に科目の学習目標,概要や行動目
標を理解する.特にこの科目が機械工学科の教育目標
のどの部分を担っているか,具体的な達成レベルの目
安を理解する.
また,本科目の講義方針および機械加工全体における
切削加工の位置づけを理解させ、マザーマシンの動画
を用いてものづくりの基礎的事項を学習する。最後に
本日の内容を自己点検する. |
講義と質疑 |
[復習]:機械工学科の教育目標と
本科目の関連を理解する。
[予習]:事前に教科書の総説を読
んで、加工技術の役割を理解する
。加工法の分類を理解する。 |
15
60 |
2回 |
切削の良否の基準と適切な加工とは何かを理解する
ビデオによる加工技術の基礎について学習する。
小テストにより内容を自己点検の形で作成し提出する
。 |
動画鑑賞と講義と質疑応答、
小テストを実施し授業内容の
理解度確認を行う。 |
[復習]:切削加工の加工全体に対
する位置付けを考える。 |
60 |
3回 |
2次元切削モデルによる切削機構の概念について学習
する。また、切りくずの分類と生成機構について学習
し、切削加工する際に望ましい切りくず形態について
考察する。最後に自己点検レポートを作成する。 |
講義と質疑 |
[予習]教科書のPP.5〜8を読
んで、2次切削の概念を理解する
。 |
60 |
4回 |
構成刃先の生成条件と発生の防止および小型化安定化
についてについて学習する。また切削抵抗の概念につ
いて学習する。最後に自己点検レポートを作成する。 |
講義と質疑 |
[予習]:教科書のPP.9〜12
とPP.157〜185を読んで
、切りくずの生成・機構を理解す
る。
[復習]:構成刃先の生成機構につ
いて理解する。 |
30
60 |
5回 |
切削抵抗の理論的説明を背景に、剪断角とすくい面摩
擦係数算出式および剪断面における剪断応力と圧縮応
力算出式と切削抵抗との関係づけについて学習する。
最後に自己点検レポートを作成する。 |
講義と質疑 |
[予習]:教科書のPP.13〜1
6を読んで切削抵抗の理論を理解
する。 |
90 |
6回 |
切削抵抗の実測データを基に演習課題を行う。 |
講義と質疑
演習課題を基に,第1回から
第5回までの振り返りを行う
. |
これまでの学習内容を振り返ると
ともに演習を行い理解度を確認す
る |
60 |
7回 |
切削加工における諸現象の実験技術と測定。
工具動力計の原理について学習する。
また,測定技術に関する小テストを行い,その内容を
自己点検の形で作成し提出する。 |
講義と質疑応答。
小テスト |
[復習]:教科書のPP.34〜49を
読んで切削抵抗の理論計算につい
て理解する。 |
60 |
8回 |
切削温度の測定について学習する。また、工具が摩耗
される環境条件と摩耗形態そして摩耗機構について学
習する。工具寿命の判定基準について考察する。最後
に自己点検レポートを作成する。 |
講義と質疑 |
[予習]:教科書のPP.50〜60を
読んで工具摩耗について理解する
。 |
120 |
9回 |
工具損傷の原因について学習する。また,工具寿命判
定についても学習する。最後に自己点検レポートを作
成する。 |
講義と質疑 |
[予習]:教科書のPP.62〜82を
読んで工具損傷について理解する
。 |
90 |
10回 |
地域連携として医学がわかる機械技術者を招き、人に
やさしい生活優先型モノづくりについて聴講する。ま
た、その講演内容を基に課題を提出していただき、こ
れの内容について調査・考察、レポートとして提出す
る。 |
講演動画の聴講と課題の把握
し,その内容を自己点検の形
で作成し提出する。 |
[復習]:課題に対するレポートを
作成する。 |
90 |
11回 |
切削工具材料の具備すべき条件と工具材料(H.S.
S.、超硬合金、コーテッド超硬)の特徴と利用法に
ついて学習する。最後に自己点検レポートを作成する
。 |
講義と質疑 |
[予習]:教科書のPP.114〜
130を読んで工具材種について
理解する。 |
90 |
12回 |
切削工具材料(サーメット,セラミックス,cBN,多
結晶ダイヤモンドなど)の特徴と利用法について学習
するまた,また,工具材料に関する動画による小テス
トを行い,その内容を自己点検の形で作成し提出する
。 |
講義と質疑応答、これまでの
8回から12回までの学習内容
を振り返るとともに小テスト
を実施し,授業内容の理解度
確認を行う。 |
[復習]:小テストの結果を基に第
8回から11回までの復習を行う。 |
60 |
13回 |
仕上面品位・表示法・加工理論あらさについて学習す
る。また粉末冶金法についても学習する。最後に自己
点検レポートを作成する。 |
講義と質疑 |
[予習]:教科書のPP.140〜
150を読んで仕上面品位や加工
面の表示について理解する。 |
60 |
14回 |
被削性と代表的難加工材料について学習した後、これ
の対策について学習する。新素材と難削材の加工につ
いての内容の理解度を確認するため,小テストにより
内容を自己点検の形で作成し提出する。 |
講義と質疑応答、これまでの
学習内容を振り返るとともに
小テストを実施し,授業内容
の理解度確認を行う。 |
[予習]:教科書のPP.187〜
202を読んで加工性について理
解する。
[復習]:小テストの結果をもとに
難削材加工の復習を行う。 |
45
60 |
15回 |
試験と模範解答をもとに自己点検する。 |
1回から14回の学習内容につ
いて行動目標に対応した学力
確認の試験を実施する。 |
[予習]:筆記試験にむけ授業時の
ノート,テキストの復習を十分に
すること。 |
120 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。