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授業科目区分	科目名	単位数	科目コード	開講時期	履修方法
専門教育課程専門科目専門	電気機器Ⅰ Electrical Machinery I	2	E623-01	2024年度５期（前学期）	修学規程第4条を参照

担当教員名
津田　敏宏＊、深見　正

＊印は、実務経験のある教員を示しています。

授業科目の学習・教育目標
キーワード	学習・教育目標
1.電気機器 2.直流機 3.電気材料 4.変圧器	直流機と変圧器の原理，構造，理論，特性などに関する基礎知識を習得し，それらを具体的に活用できる。

授業の概要および学習上の助言
電気機器Ⅰでは，次の項目を学習する。序章電気エネルギーと電気機器第1章　直流機【1】直流機【2】直流発電機【3】直流電動機第2章　電気材料第3章　変圧器【1】変圧器の構造と理論【2】変圧器の特性【3】変圧器の結線【4】各種変圧器

教科書および参考書・リザーブドブック
教科書：電気機器概論(First stageシリーズ電気・電子)[実教出版] 参考書：指定なしﾘｻﾞｰﾌﾞﾄﾞﾌﾞｯｸ：指定なし

履修に必要な予備知識や技能

「電気磁気学」と「電気回路」は，本科目の基礎であるので，適宜，復習しておくこと。また，本科目は，「電気エネルギー発生工学」，「電気機器II」，「電気エネルギー伝送工学」，及び「パワーエレクトロニクス」と一連の内容であるので，これらの科目と関連づけて理解するように努めてほしい。

学生が達成すべき行動目標
No.	学科教育目標（記号表記）
①	L	電気エネルギーの発生から消費に至るまでの間で，電気機器がどのような役割を果たしているかが理解できる。
②	L	電気機器を学ぶための重要な法則が理解できる。
③	L	直流発電機の構造と原理を理解し，励磁方式による種類と特性が説明できる。また，特性が計算できる。
④	L	直流電動機の理論と特性が説明できる。また，始動と速度制御の方法が説明できる。
⑤	L	変圧器の構造と原理を理解し，等価回路を使って特性が計算できる。
⑥

達成度評価
				評価方法
				試験	クイズ小テスト	レポート	成果発表 (口頭・実技)	作品	ポートフォリオ	その他	合計
総合評価割合	30	60	0	0	0	0	10	100
指標と評価割合	総合評価割合		30	60	0	0	0	0	10	100
	総合力指標	知識を取り込む力	20	25	0	0	0	0	5	50
		思考・推論・創造する力	10	25	0	0	0	0	0	35
		コラボレーションとリーダーシップ	0	0	0	0	0	0	0	0
		発表・表現・伝達する力	0	0	0	0	0	0	0	0
		学習に取組む姿勢・意欲	0	10	0	0	0	0	5	15

※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。

評価の要点
評価方法	行動目標		評価の実施方法と注意点
試験	①		試験は，14回目に筆記形式で実施し，10〜13回目の学習内容について，それらの理解度を確認する。
	②
	③	レ
	④	レ
	⑤
	⑥
クイズ小テスト	①	レ	小テスト①は，5回目に筆記形式で実施し，1〜4回目の学習内容について，それらの理解度を確認する。小テスト②は，10回目に筆記形式で実施し，5〜9回目の学習内容について，それらの理解度を確認する。
	②	レ
	③
	④
	⑤
	⑥
レポート	①
	②
	③
	④
	⑤
	⑥
成果発表 (口頭・実技)	①
	②
	③
	④
	⑤
	⑥
作品	①
	②
	③
	④
	⑤
	⑥
ポートフォリオ	①
	②
	③
	④
	⑤
	⑥
その他	①	レ	4回，9回及び13回目に演習を課す。
	②	レ
	③	レ
	④	レ
	⑤
	⑥

具体的な達成の目安

理想的な達成レベルの目安

標準的な達成レベルの目安

① 電気エネルギーの発生から消費に至るまでの間で，電気機器がどのような役割を果たしているかが詳しく説明できる。 ② 電気機器を学ぶための重要な法則が詳しく説明できる。 ③ 直流発電機の構造と原理を十分に理解し，励磁方式による種類と特性が詳しく説明できる。また，計算によって直流機の種々の特性が求められる。 ④ 直流電動機の理論と特性を十分に理解し，始動と速度制御の方法が詳しく説明できる。 ⑤ 変圧器の構造と原理を十分に理解し，等価回路を使って種々の特性が計算できる。

① 電気エネルギーの発生から消費に至るまでの間で，電気機器がどのような役割を果たしているかが概略説明できる。 ② 電気機器を学ぶための重要な法則が概略説明できる。 ③ 直流発電機の構造と原理を理解し，励磁方式による種類と特性が概略説明できる。また，計算によって直流機の代表的な特性が求められる。 ④ 直流電動機の理論と特性を理解し，始動と速度制御の方法が概略説明できる。 ⑤ 変圧器の構造と原理を理解し，等価回路を使って代表的な特性が計算できる。

ＣＬＩＰ学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では：「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、ＧｏｏｄＷｏｒｋ！」：のようなプロセス（一部あるいは全体）を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間（例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間／週）を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。

授業明細
回数	学習内容	授業の運営方法	学習課題予習・復習	時間：分※
1	◆ 本科目の講義方針序章　電気エネルギーと電気機器 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 教科書の序章をよく読み，次の事項を理解する。・電気エネルギーの発生から消費に至るまでの間で，電気機器が果たす役割。・電気機器を学ぶための重要な法則	200
2	第2章　電気材料 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 教科書の第2章をよく読み，次の事項を理解する。 1 導電材料 2 磁性材料 3 絶縁材料	200
3	第1章　直流機 1 直流機の原理 2 直流機の構造 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 教科書第1章 1〜2をよく読み，次の事項を理解する。・直流機の原理と構造	200
4	第1章　直流機【1】直流機 3 電機子巻線法 ◆ 演習 ◆ 自己点検	・演習と質疑	◆ 小テスト①までに，1〜4回の学習内容を復習する。	200
5	★ 小テスト① 第1章　直流機【2】直流発電機 1．直流発電機の理論 2．直流発電機の種類と特性 ◆ 自己点検	・テスト・講義と質疑	◆ 教科書第1章【2】1〜2をよく読み，次の事項を理解する。・直流発電機の理論・直流発電機の種類と特性	200
6	第1章　直流機【3】直流電動機 1 直流電動機の理論 2 直流電動機の特性 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 教科書第1章【3】1〜2をよく読み，次の事項を理解する。・直流電動機の理論と特性	200
7	第1章　直流機【3】直流電動機 3 始動と速度制御 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 第1章【3】3をよく読み，次の事項を理解する。・始動と速度制御の方法	200
8	第3章　変圧器【1】変圧器の構造と理論 1 変圧器の構造 2 変圧器の理論 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 第3章【1】1〜2をよく読み，次の事項を理解する。・変圧器の構造・変圧器の理論	200
9	第3章　変圧器【1】変圧器の構造と理論 3 変圧器の等価回路 ★ 演習 ◆ 自己点検	・演習と質疑	◆ 第3章【1】3をよく読み，次の事項を理解する。・変圧器の等価回路 ◆ 小テスト②までに，5〜9回の学習内容を復習する。	200
10	★ 小テスト② 第3章　変圧器【2】変圧器の特性 1 変圧器の電圧変動率 ◆ 自己点検	・テスト・講義と質疑	◆ 第3章【1】3をよく読み，次の事項を理解する。・変圧器の電圧変動率	200
11	第3章　変圧器【2】変圧器の特性 2 変圧器の損失と効率 3 変圧器の温度上昇と冷却 ◆ 自己点検	・講義と質疑	◆ 教科書第3章【2】2〜3をよく読み，次の事項を理解する。・変圧器の損失と効率・変圧器の温度上昇と冷却	200
12	第3章　変圧器【3】変圧器の結線 ◆ 自己点検	・講義と質疑	教科書第3章【3】1〜2をよく読み，次の事項を理解する。・並列結線・三相結線	200
13	第3章　変圧器【4】各種変圧器 1 三相変圧器 2 特殊変圧器 3 計器用変成器 ★ 演習 ◆ 自己点検	・演習と質疑	教科書第3章【4】1〜3をよく読み，次の事項を理解する。・三相変圧器・特殊変圧器・計器用変成器 ◆ 試験までに，10〜13回の学習内容を復習する。	200
14	★ 試験 ◆ 自己点検を行う。	・試験		200
15	◆ 振り返りと補足 ◆ 試験問題の返却と成績確認 ◆ 自己点検	・講義と質疑・試験の返却と解説・授業アンケートの実施		200