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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
情報通信ネットワーク
Network Technology of Information processing and Communication
2 E629-01 2024年度
5期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.IoT 2.通信プロトコル 3.インタネット 4.システム設計 5.地域連携 本科目はエレクトロニクス技術とそれを用いた情報通信に関わる基礎知識を身につけること を目指す。本科目では、インタネットを中心に情報通信ネットワークの基本事項と最新の動 向の習得と、今後の課題について学ぶ。本科目は電気・電子・情報通信等の分野において必 須となるネットワークの仕組みについて学ぶ。本科目は、「情報通信システム」(第4期開講 )の後継科目であり、第6期以降に開講される「通信工学」及び通信分野の「プロジェクトデ ザインⅢ」の基礎となる。
授業の概要および学習上の助言
本講義は、「情報通信システム」及び「情報伝送工学」の内容をシステムの動きとして理解することを狙う。 【授業の概要】 以下の事項に従って講義、小テストを行う。 1.インターネットを中心とした情報通信ネットワークの概要  2.情報通信ネットワークのプロトコル   データリンクレイヤ(イーサネット、無線LAN)、ネットワークレイヤ(IP)、   トランスポートレイヤ(TCP、UDP) 3.インターネットでのアプリケーション   メール、Web、ファイル転送等 4.システム性能評価の基礎 5.IoTを取り巻く状況 6.情報通信分野のトピックス ※外部講師による講義の場合、都合により順番を入れ替える場合がある。 【助言】 不明点が多い場合は、適宜課題の相談会(任意参加)を開催する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:インターネット工学[共立出版] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
特になし
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
L ネットワークプロトコルについて説明できる.
L ネットワークの階層モデルについて説明できる.
L インターネットで利用されるプロトコルについて説明できる.
L トラヒック理論の基本計算ができる。
L いくつかの特徴的なネットワークについて説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 20 10 0 0 0 0 50
思考・推論・創造する力 20 0 10 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 20 0 0 0 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 中間試験、達成度確認試験で学習内容について行動目標に対応した達成度を確認する.
クイズ
小テスト
毎回出席確認を兼ねて簡単な自己点検テストを実施し,授業内容の理解度を確認する
レポート 中間・期末テストで成績の悪い部分についてレポート課題を出す
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
情報通信ネットワークで用いる主要な用語に関して十分に説明 できる。情報通信ネットワークの歴史及び今後の方向性につい て説明できる。トラヒック理論を用いて情報通信ネットワーク のモデリング、評価ができる。 情報通信ネットワークで用いる主要な用語に関して概ね説明で きる。イーサネット、無線LAN、TCP/IPについて概要を説明で きる。情報通信ネットワークの今後の方向性について概要を説 明できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 オリエンテーション 通信分野における国際標準化 インタネットの概要(第1章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
2 ネットワークの構造(第2章) インターネット通信の基礎(第3章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
3 通信のモデル(第4章) データリンク通信の基礎(第5章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
4 ケーブルデータリンク(第6章) 無線データリンク(第7章) ネットワークの物理構造の復習 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
5 ホスト間通信とIPアドレス(第8章) IPパケットの配送(第9章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
6 ホスト間通信の通信制御(第10章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
7 ルーチング(第11章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
8 中間試験及び解説 範囲(第1回〜第7回) IPネットワークの復習 試験と解説 予習:授業の復習、演習の内容の 復習 復習:解けなかった問題の復習 100 100
9 DNSとプライベートLAN(第12章) 遠隔ログインとファイル転送(第13章) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
10 電子メール(第14章) WWW(第15章) インタネットのアプリケーションプロトコルの復習 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
11 システム設計技術の基礎(トラヒック理論、シミュレ ーションの基礎) (特別教材使用) 講義・演習 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
12 北陸発のIoT事例紹介 講義・演習 ※外部講師を予定しているの で順番を入れ替える可能性が ある 予習: 教科書の該当部分の学習と 疑問点の抽出 復習: 授業内容の確認 100 100
13 期末試験及び解説 範囲(第9回〜第13回) 試験と解説 予習:授業の復習、演習の内容の 復習 復習:解けなかった問題の復習 100 100
14 産業界における情報通信の最新のトピックス 講義・演習 ※外部講師を予定しているの で順番を入れ替える可能性が ある 予習:今までの授業の復習 復習:理解できなかった部分の復 習 100 100
15 講義総括 講義 予習: 全体を振り返り疑問点の抽 出 復習:講義全体の復習 100 100