専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
データベース
Database System
|
2 |
F021-01 |
2024年度
5期(前学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.リレーショナルデータベース
2.E-R図
3.正規化
4.SQL
|
データベースは、データ間の整合性を保証しながら、複数の応用プログラム間でデータを更
新・共有・再利用するためのシステムである。この授業では、リレーショナルデータベース
の基礎理論、データベース設計、データベース言語SQL、データベースの運用について、実
際のデータベースシステムを使いながら学ぶ。 |
授業の概要および学習上の助言 |
データベースを使うためには、①データベースの定義操作言語SQLを使用できる、②正規形や主キー・外部キーなどの概
念を理解してデータの整合性を保証できる、③トランザクションを使ってデータベースアプリケーションシステムの設計がで
きる、の3つの能力が不可欠である。授業では、主に①と②を中心に授業を展開していくが、後半には③についても学習をす
る。
SQLはデータベースの設計・利用・保守のあらゆる要素を含む言語であり、使い慣れることが重要である。このため、デ
ータベースサーバーと各自のパソコンを使って、データベース設計、管理、操作の知識と技能を修得する。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
本科目は、ITシステム基礎、サーバ管理入門など、コンピュータに関する基礎的な知識を習得済みであることを前提としてい
ます。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
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① |
I,H |
データベースとは何かを理解する。 |
② |
A,B,I |
リレーショナルデータベースとは何かが分かる。 |
③ |
H,N |
E-R図が描ける。 |
④ |
D,E,G |
第3正規化ができる。 |
⑤ |
C,F,M |
SQLのSELECT文を使うことができる。 |
⑥ |
J,K,L |
データベースの設計ができる。 |
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
40 |
30 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
40 |
30 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
100 |
総合力指標 |
30 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
50 |
10 |
10 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
講義や実習演習で学んだことを達成度確認試験により確認する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
クイズ 小テスト |
① |
レ |
講義や実習演習で学んだことを中間試験により確認する。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
レポート |
① |
レ |
データベース設計課題についてレポート提出を行う。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
レ |
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
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② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
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② |
|
③ |
|
④ |
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⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
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|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
行動目標を90%以上達成すること。 |
行動目標を少なくとも60%達成すること。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
シラバスの説明
データベースとは |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:データベースの概要
予習:リレーショナルデータベー
ス・ER図 |
60 |
2 |
リレーショナルデータベースの基礎
ER図 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:リレーショナルデータベー
ス・ER図
予習:第1、第2正規化 |
60 |
3 |
正規化(1)
第1、第2正規化 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:第1、第2正規化
予習:第3正規化 |
60 |
4 |
正規化(2)
第3正規化 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:第3正規化
予習:MySQL(データベースの作成
、削除、レコードの挿入) |
60 |
5 |
SQLの基礎(1)
データベースの作成、削除、レコードの挿入 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:MySQL(データベースの作成
、削除、レコードの挿入)
予習:MySQL(データの問い合わ
せ) |
60 |
6 |
SQLの基礎(2)
データの問い合わせ |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:MySQL(データの問い合わせ
)
予習:MySQL(テーブルの等結合) |
60
|
7 |
SQLの基礎(3)
テーブルの等結合 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:テストに備え、これまでの
内容を一通り復習する |
60 |
8 |
小テスト(中間試験) |
筆記試験 |
予習:MySQL(副問い合わせ、内部
結合、外部結合、和) |
60 |
9 |
SQLの基礎(4)
副問い合わせ、内部結合、外部結合、和 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:MySQL(副問い合わせ、内部
結合、外部結合、和)
予習:トランザクション、権限設
定 |
60 |
10 |
トランザクション、権限設定、Webアプリケーション
個人課題:既存のシステムの調査 |
講義と総合力演習
自己点検
振り返り |
復習:トランザクション、権限設
定
予習:課題について調査を進める |
60 |
11 |
課題:画面遷移図の作成 |
総合力演習
自己点検
振り返り |
復習・予習:課題についての活動
を行う。 |
60 |
12 |
課題:ER図の作成 |
総合力演習
自己点検
振り返り |
復習・予習:課題についての活動
を行う。 |
60 |
13 |
課題:データベースの作成 |
総合力演習
自己点検
振り返り |
復習・予習:課題についての活動
を行う。 |
120 |
14 |
達成度確認試験 |
筆記試験
自己点検
振り返り |
復習:試験から今までの学習内容
を一通り振り返る |
30 |
15 |
授業のまとめ |
講評
自己点検
振り返り
アンケート |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。