専門教育課程 心理科学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
神経・生理心理学
Neuro- and Physiological Psychology
|
2 |
F321-01 |
2024年度
5期(前学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.脳と神経系
2.脳機能
3.非侵襲脳機能計測
4.認知神経科学
5.高次脳機能障害
|
脳と神経系は人間の心の働きを支えている。この科目では脳と神経系の構造、脳における機
能局在といった脳に関する基礎的な知識を得る。また、認知神経科学分野の最近の研究につ
いて理解するために、脳の非侵襲計測法について学ぶ。さらに脳の機能的障害である高次脳
機能障害について基礎を学ぶ。 |
授業の概要および学習上の助言 |
授業の大部分は講義形式で実施される。ほぼ毎週、前回の内容に関する小テストを実施するので、授業内容の復習を行うこと
。 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:指定なし
参考書:指定なし
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
知覚・認知心理学、心理学概論に関する復習を行っておくこと。 |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
J,K |
脳と神経系の構造を説明することができる。 |
② |
J,K |
脳の機能局在について説明することができる。 |
③ |
J,K |
脳の非侵襲計測法について説明することができる。 |
④ |
J,K |
認知神経科学分野の最近の研究について説明することができる。 |
⑤ |
J,K |
高次脳機能障害の症状について説明することができる。 |
⑥ |
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|
達成度評価 |
|
|
評価方法 |
総合評価割合 |
40 |
40 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
40 |
40 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
100 |
総合力指標 |
20 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
40 |
20 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
30 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
20 |
30 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
講義で得た知識の定着について評価するために学期末に筆記試験を行う。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
レ |
主に前回の講義内容に関する知識を問うための小テストを行う。 |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
レポート |
① |
|
講義で得た知識をもとに新たな研究を考案する応用力をレポートによって評価する |
② |
|
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
|
④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
|
その他 |
① |
レ |
出席状況や授業中の態度を総合的に評価する |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
脳と神経系の構造、機能局在に関する詳細な説明ができる。認
知神経科学的研究で用いる諸研究手法を理解し,それらを用い
た研究計画を作成することができる.高次脳機能障害に関する
知識を持っている。 |
脳と神経系の構造と機能局在に関する基礎的な説明ができる。
脳の測定方法に関する知識を持つ。 |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
オリエンテーション |
講義
質疑
自己点検 |
授業内容の復習 |
30 |
2 |
脳神経系の構造 |
前週の振り返り
講義
質疑 |
脳神経系の構造について復習 |
30 |
3 |
大脳皮質の機能局在 |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
大脳皮質の機能局在について復習 |
30 |
4 |
こころの生物学的基礎① |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
脳活動の生理学について復習 |
30 |
5 |
こころの生物学的基礎② |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
脳活動の生理学について復習 |
30 |
6 |
こころの計測① |
これまでの振り返り
講義
質疑
小テスト |
非侵襲脳機能計測について復習 |
30 |
7 |
こころの計測② |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
非侵襲脳機能計測について復習 |
30 |
8 |
こころの計測③ |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
眼球運動・視線計測について復習 |
30 |
9 |
こころの計測④ |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
自律神経系の計測について復習 |
30 |
10 |
感覚・知覚と脳神経系① |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
感覚・知覚と脳神経系について復
習 |
30 |
11 |
感覚・知覚と脳神経系② |
前週の振り返り
小テスト
講義質疑 |
感覚・知覚と脳神経系について復
習 |
30 |
12 |
高次脳機能障害① |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
記憶・言語の障害について復習 |
30 |
13 |
高次脳機能障害② |
前週の振り返り
講義
質疑
小テスト |
行動・注意の障害について復習
これまでの復習 |
30
60 |
14 |
試験
|
試験 |
これまでの復習 |
60 |
15 |
試験結果の確認とこれまでの振り返り |
質疑
自己点検 |
試験問題の復習をしてくる |
30 |
|
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。