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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 建築学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
建築設計Ⅰ
Architectural Design Studio I
4 A011-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.建築設計 2.空間構成・地域連携 3.機能構成 4.図面表現 5.プレゼンテーション 「美しく快適な建築を設計できる基礎的能力」の養成という学科の教育目標にもとづき建築 基礎製図の上位に位置し本格的な建築設計の学習に取り組む。小規模建築の設計手法、図面 化や、自分の考えをまとめプレゼンテーションする能力を養う。課題テーマの建築用途、機 能、構成、美しさ、測定可能な形等の条件と地域に連携して設定された対象敷地の周辺環境 を把握し自分が意図する建築空間を設計し、その基本的内容を図面等で表現する。手順を追 って設計し、スケジュール感覚と提出期日を厳守できる習慣を身につける。
授業の概要および学習上の助言
建築設計の第1歩であり、単一的な機能を持った「カフェ」の設計と、最も身近な建築である「住宅」の設計課題に取り組む 。 ○課題I 「カフェ」:              ○課題Ⅱ 「住宅」:    課題の内容説明                 課題の内容説明    関連内容講義                  関連内容講義    エスキース                   エスキース    で構成される。                 で構成される。 教材:各課題ごとにプリントを配布し、解説を加える。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:建築系作品集2024 vol.24[金沢工業大学]、第3版 コンパクト建築設計資料集成[丸善株式会社] 参考書:改定版 名作住宅で学ぶ建築製図[学芸出版社]、初学者の建築講座 建築製図 第3版[市ヶ谷出版社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
建築になれ親しみ、自分で作品を創る楽しさを味わうようにする。そのためには、新しい話題となる建築を実際に見に行った り、建築雑誌を読む習慣を身につけること。常に建築のことを考え、日常的にも思いついた時にスケッチする等、手を動かす 機会を増すこと。仲間うちで議論したり、先輩の図面制作の手伝いをすることも大切。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 設計課題としての建築空間に求められる用途、機能、構成、美しさ等の条件が理解できる。
K 設計イメージと考え方を明確に示し、空間構成、機能、構造をまとまりのある建築として設計できる。
J 建築や地域がもつべき基本的内容を図面等を使って表現できる。
J エスキースの各段階および課題の提出は、行程計画に即して進めることができる。
J,K 今後の建築設計Ⅱなどの基礎として、基本的な設計技術を身につけることができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 0 0 100 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 0 0 100 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 0 0 20 0 0 20
思考・推論・創造する力 0 0 0 0 30 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 30 0 0 30
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 20 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート
成果発表
(口頭・実技)
作品 カフェおよび住宅のプロジェクトが、空間構成上、まとまりのある建築として提案されているか、要求さ れた各図面が独自性に富み、かつプレゼンテーションされているか、学習姿勢としてエスキースチェック を受けているか、また提出期限が守られているかについて評価する。
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
建築空間としての基本的な機能にとどまらず、魅力や快適性が 発揮されるテーマと工夫を盛り込み、透視図を含む図面表現に おいても、観る側に美しさと感銘を与えるプレゼンテーション を達成する。 建築空間としての基本的な機能を満足するとともに、魅力や快 適性に通じる努力や工夫が認められ、透視図を含む図面表現に おいても、観る側に理解しやすい完成度を達成する。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
第1週、1〜2回 オリエンテーション 第一課題「カフェ」の設計課題について 講義:カフェの基本計画・作品例 講義と質疑 プリント配付 復習:第一課題「カフェ」の設計 課題について充分理解しているか を確認する。 予習:次回までにゾーニング等の カフェ平面計画をエスキース(素 案)する。 200 200
第2週、3〜4回 エスキースチェック1 製図室で演習 復習:第1エスキースについて理 解しているかを確認する。 予習:第1エスキースについて、 教員から指摘された内容を検討し 、修正した上で第2エスキースを 進める。 200 200
第3週、5〜6回 エスキースチェック2 製図室で演習 復習:第2エスキースについて理 解しているかを確認する。 予習:第2エスキースについて、 教員から指摘された内容を検討し 、修正した上で第3エスキースを 進める。 200 200
第4週、7〜8回 講義:S構造・RC構造の基本 エスキースチェック3 製図室で演習 復習:S構造・RC構造の基本に ついて理解しているかを確認する 。 予習:次回までに、建築形態を含 めた第4エスキースを進める。 200 200
第5週、9〜10回 講義:プレゼンテーション等の留意点 エスキースチェック4 製図室で演習 復習:プレゼンテーション等の留 意点について理解しているかを確 認する。 予習:第4エスキースについて、 教員から指摘された内容を検討し 、最終案を作成する。 200 200
第6週、11〜12回 最終エスキースチェック 製図室で演習 復習:教員から指摘された内容に ついて理解しているかを確認する 。 予習:製図のプレゼンテーション を含めた作品の制作を進める。 200 400
第7週、13〜14回 第一課題の提出 第二課題「住宅」の設計課題について 講義と質疑 プリント配布 復習:第二課題「住宅」の設計課 題について充分理解しているかを 確認する。 予習:次回までにゾーニング等の 住宅平面計画をエスキース(素案 )する。 200 200
第8週、15〜16回 第一課題の返却 第一課題の講評:優秀作品の学生発表 振り返り授業1 自己点検授業1 復習:講評について理解している かを確認する。 予習:第2エスキースについて、 検討・修正する。 200 200
第9週、17〜18回 講義:住宅作品の紹介 エスキースチェック1 製図室で演習 復讐:住宅作品について理解して いるかを確認する。 予習:次回までに具体的な住宅平 面計画をエスキース(素案)する 。 200 200
第10週、19〜20回 講義:木構造の基本 エスキースチェック2 製図室で演習 復習:木構造の基本について理解 しているかを確認する。 予習:次回までに、屋根のデザイ ンを含めた第3エスキースを進め る。 200 200
第11週、21〜22回 講義:図面の表現、模型による立体的デザイン エスキースチェック3 製図室で演習 復習:図面の表現などについて理 解しているかを確認する。 予習:次回までに、構造を含めた 第4エスキースを進める。 200 200
第12週、23〜24回 エスキースチェック4 製図室で演習 復讐:教員から指摘された内容に ついて理解しているかを確認する 。 予習:エスキースについて、教員 から指摘された内容を検討し、最 終案を作成する。 200 200
第13週、25〜26回 最終エスキースチェック 製図室で演習 復習:教員から指摘された内容に ついて理解しているかを確認する 。 予習:製図のプレゼンテーション を含めた作品の制作を進める。 200 400
第14週、27〜28回 第二課題の提出 講義と質疑 プリント配布 復習:第二課題の提出物について 、その成果を確認する。 200
第15週、29回〜30回 第二課題の返却 第二課題の講評 夏休み課題の説明 自己点検授業 振り返り授業2 自己点検授業2 復習:第二課題の講評について理 解しているかを確認する。 200