1 |
授業方針・目的・概要などを説明する。
また基礎的な流体の性質について学習する。 |
講義 |
復習:流れ学における授業目的お
よび学習教育目標の位置づけを再
確認する。また、流体の基本的な
性質について復習する。特に本科
目がどのように地域社会において
役立つか考えてみる。 |
30 |
2 |
1回目に引き続き基礎的な流体の性質について学習す
る。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
流体の性質について演習を行うの
で、その内容に関する復習
(教科書第1章の演習問題など) |
30 |
3 |
静止流体の特性、特に圧力について、その定義や性質
を学習する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
圧力に関する予習
予習ノート①(圧力の定義につい
て調査、教科書18-28ページを参
照しながら、指定された予習ノー
ト課題の実施)
授業内容についての復習を行う。 |
60 |
4 |
引き続き静止流体の特性について学習する。特に圧力
計として用いられるマノメータの原理について学習す
る。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
静水圧力に関する予習・復習
(特にマノメータの圧力測定原理
について予習) |
30 |
5 |
静止流体の特性、特に全圧力について、その定義や性
質を学習する。また、物体に作用する浮力および油圧
機の原理についても学習する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
全圧力に関する予習
予習ノート②(工業力学で学習し
た図心の求め方を復習すると同時
に、教科書28-35ページを参照し
ながら指定された予習ノート課題
の実施)
授業内容についての復習を行う。 |
60 |
6 |
これまでの授業内容を試験や演習などを通じて振り返
る。 |
試験や演習などを通して学習
内容を自己点検 |
前回までの学習内容の復習
(流体の性質,圧力,全圧力など
の内容を、演習問題を中心に再確
認する。該当する教科書章末問題
を解いて内容を振り返る) |
120 |
7 |
流れている流体に関する基本的な性質、表し方につい
て学習する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
授業内容の復習
(流線、流脈線、流跡線などの表
し方の特徴を復習する) |
30 |
8 |
流れの基礎式、運動方程式について学習する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
流れの基礎式に関する予習
予習ノート③(工業力学などで学
習した質点の運動方程式、速度、
加速度を復習すると同時に教科書
第3章を参照しながら指定された
予習ノート課題の実施)
授業内容の復習 |
60 |
9 |
流れの基礎式、特に連続の式について学習する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
流量・連続の式に関する予習・復
習
(質量流量、体積流量、および連
続の式について予習) |
60 |
10 |
ベルヌーイの式について学習する。とくにベルヌーイ
の式の誘導および管路内における適用例を学習する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
ベルヌーイの式に関する予習
予習ノート④(工業力学などで学
習したエネルギー保存則を復習す
るとともに教科書54-66ページを
参照しながら指定された予習ノー
ト課題の実施)
授業内容の復習 |
120 |
11 |
ベルヌーイの式の応用例について学習する。
(ピトー管、ベンチュリ、トリチェリの定理など) |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
ベルヌーイの式の応用について予
習・復習
(ベルヌーイの式の応用例として
ピトー管、ベンチュリ、トリチェ
リの定理などについて予習)
授業内容の復習 |
60 |
12 |
運動量の法則について学習する。衝突噴流による流体
力やジェット推進について学習するととも、にその展
開として流体機械などの基礎理論およびそれらの設計
へ展開する。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
運動量に関する予習
予習ノート⑤(工業力学などで学
習した運動量および運動量の保存
則について復習,教科書第5章を
参照しながら指定された予習ノー
ト課題の実施)
演習内容の復習
授業内容の復習 |
120 |
13 |
振り返り:演習を一通りして、後半の講義内容を復習
する(授業の進捗に合わせて変更の場合あり。また、
地域の産業界の技術者による特別講演会に替える場合
もある)。 |
講義、演習を通して授業内容
を自己点検 |
後半の学習内容の復習
(流れの基礎式、連続の式、ベル
ヌーイの式および運動量の法則に
ついて演習問題も含め再確認する
。該当する教科書章末問題を解い
て内容を振り返る。) |
60 |
14 |
達成度確認試験および自己点検 |
試験・自己点検(必要に応じ
て総合演習の準備を行う) |
試験勉強 |
120 |
15 |
総合演習や課題に関する討論と自己点検:
流れ学Iの講義内容の重要な項目を取り上げ、調査・
実験などを通じて理解を深め、レポートやポスターな
どを作成する。それらを通じ、流れ学I全般で学んだ
ことを自己点検する。 |
課題に対する討論・自己点検 |
総合演習用課題作成
討論の準備 |
120 |
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。