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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 ロボティクス学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
電気回路Ⅰ(再履修クラス)
Electric Circuit I
2 E239-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.電気回路 2.回路方程式 3.過渡現象 ロボティクスは機械工学、エレクトロニクス、情報制御工学の複合領域であり、この分野の 技術者にはエレクトロニクスに関する知識が不可欠である。本科目では、エレクトロニクス の基礎として、電気回路上での種々の現象を数式によって表現し、分析する能力を修得する 。
授業の概要および学習上の助言
 授業は、講義(質疑応答を含む)、演習、小テストおよびレポート課題を適宜組み合わせて進める。  本科目で取り扱う中心的な内容は以下である。 1.電気回路の基礎概念 2.直流電源と抵抗から構成される回路の電圧と電流の間の関係の数式による表現と電圧や電流などの計算 3.直流電源、抵抗、キャパシタ、インダクタから構成される回路の過渡現象の微分方程式による表現  授業は、授業明細表に沿って行うが、理解度に応じて予定を変更することがある。講義においては、理解度を深めるために 、質疑応答を適宜組み入れるので、積極的に参加することを期待する。  復習と予習が重要である。授業後に復習を行い、知識を定着させ、使いこなせるようになることを期待する。そのために、 教科書の章末の演習問題に積極的に取り組むことを期待する。また、予習として、教科書の該当範囲に目を通し、理解する上 での前提知識が不足している場合には、これまでの学習内容の復習あるいは自学自習によって不足している知識を補うことを 期待する。そのための助言が必要であれば、オフィスアワーなどの利用を推奨する。  小テストとレポート課題に関しては、「評価の要点」に示すように実施するが、小テストやレポート課題の解説などに基づ き、弱点が見いだされた場合には、それを克服するための復習を行うことを期待する。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:電気回路・システム入門[コロナ社] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
数式に対する基本的な計算能力(整式、分数式などの計算)と微分に関する基礎知識が要求される。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K 抵抗の電圧、電流、電力の間の関係を理解し、説明することができる。
K 直流電源と抵抗から構成される回路の電圧と電流の間の関係を数式で表現し、電圧や電流などを計算することができる。
K 直流電源、抵抗、キャパシタ、インダクタから構成される回路の過渡現象を微分方程式で表現することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 40 20 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 20 5 0 0 0 0 45
思考・推論・創造する力 20 20 10 0 0 0 0 50
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 5 0 0 0 0 5
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 0 0
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 総合的に達成度を評価するために、授業明細表に指定した予定で期末試験を行う。なお、授業の進行状況 に応じて予定が変更されることがある。
クイズ
小テスト
中間における振り返りとして、授業明細表に指定した予定で中間テストを行う。これに加えて、授業内容 の理解度を確認するために不定期に小テストを行う。なお、授業の進行状況に応じて予定が変更されるこ とがある。
レポート 授業内容の理解度を深めるために不定期にレポート課題を課す。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・抵抗の電圧、電流、電力の間の関係を数式で表現し、その意 味を説明することができる。 ・直流電源と抵抗から構成される種々の回路の電圧と電流の間 の関係を数式で表現し、電圧や電流などを計算することができ る。 ・直流電源、抵抗、キャパシタ、インダクタから構成される回 路の過渡現象を微分方程式で表現することができる。 ・抵抗の電圧、電流、電力に関する簡単な計算ができる。 ・直流電源と抵抗から構成される簡単な回路の電圧と電流の間 の関係を数式で表現し、電圧や電流などを計算することができ る。 ・直流電源、抵抗、キャパシタ、インダクタから構成される簡 単な回路の過渡現象を微分方程式で表現することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
科目ガイダンス ・授業の運営方針などの確認 教科書「1 電気回路の基礎概念」 ・電気回路の基礎概念に関する学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 復習:学科の教育目標と本科目の 関連、教科書該当範囲(章末演習 問題を含む)の理解 60
教科書「2 電気回路の計算」(第2.1節〜第2. 4節) ・オームの法則、キルヒホッフの法則などに関する学 習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第2.1節〜第2. 2節の通読 復習:教科書該当範囲の理解 30 60
教科書「2 電気回路の計算」(第2.5節〜第2. 6節) ・電圧、電流、電力の原則的な計算方法に関する学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第2.5節の通読 復習:教科書該当範囲と章末演習 問題の理解 30 60
教科書「3 直観的な技法」 ・合成抵抗、電流などの直観的な計算方法に関する学 習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第3.1節〜第3. 2節の通読 復習:教科書該当範囲(章末演習 問題を含む)の理解 30 60
教科書「4 回路方程式」(第4.1節〜第4.4節 ) ・回路方程式による回路の基本的な表現方法に関する 学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第4.1節の通読 復習:教科書該当範囲の理解 30 60
教科書「4 回路方程式」(第4.5節〜第4.10 節) ・回路方程式による回路の具体的な表現方法に関する 学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第4.5節の通読 復習:教科書該当範囲と章末演習 問題の理解 30 60
総合演習 中間テスト 演習 小テスト 予習:第6回までの学習内容の復 習 180
中間テストの解説 自己点検 講義(質疑応答を含む) 自己点検 復習:中間テストの内容の復習 90
教科書「5 電気回路の性質」 ・電気回路の性質とそれらの応用方法に関する学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第5.1節の通読 復習:教科書該当範囲(章末演習 問題を含む)の理解 30 60
10 教科書「6 変化する電圧・電流」(第6.1節〜第 6.4節) ・キャパシタとインダクタの基本に関する学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第6.1節〜第6. 2節の通読 復習:教科書該当範囲の理解 30 60
11 教科書「6 変化する電圧・電流」(第6.5節〜第 6.6節) ・抵抗、キャパシタ、インダクタ、電源から構成され る簡単な回路の過渡現象の微分方程式による表現方法 に関する学習 講義(質疑応答を含む)と演 習 予習:教科書第6.5節の通読 復習:教科書該当範囲の理解 30 60
12 総合演習 演習 予習:第11回までの学習内容の 復習 復習:演習内容の復習 90 90
13 総合演習 演習 予習:第12回までの学習内容の 復習 復習:演習内容の復習 90 90
14 総合演習 期末試験 演習 試験 予習:第13回までの学習内容の 復習 180
15 期末試験の解説 自己点検 講義(質疑応答を含む) 自己点検 復習:期末試験の内容の復習 90