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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 電気電子工学科(2018年度入学〜)
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
電気製図
Drawing Skills for Electrical and Electronic Engineering
1 E605-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.製図 2.規格 3.機械要素 4.電気設備 5.地域連携 電気製図は,電気関係のものづくりに必要な設計製図に関する基礎的な知識と技術を修得し ,図面を正しく読んだり,図面を構想し正しくかける能力と態度を育てることが目的である 。製図の基本的な考え方を理解することで修得したデザイン基礎能力や,電気電子を構成す る回路接続図などの基礎知識能力は,引き続き行われる電子回路科目や電気回路科目などを 理解するために効果的に適用することができる。製図は,ものづくりのあらゆる場面で使用 することになるため,製図の学習がきわめて重要である。
授業の概要および学習上の助言
正しく図面を読み取り,描くことは電気技術者に必須の能力である。電気製図は回路を設計し,実現する上で必要なものであ り,さらには他人に正確に図面の受け渡しをする上で必須となる。フリーハンドで図を描くことも必要であるが,設計で用い る正確な図面,規格にあった図面の知識は電気技術者にとって重要であるので,修得に心がけること。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:新訂 電気製図入門[実教出版] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
製図について学習経験がある学生は,その内容を本科目の学習に生かすとともに,定規,コンパス,テンプレートなどの製図 器についても準備しておくこと。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
J 製図で用いられる線種,文字,記号が理解でき,他人に説明できる。
J 電気回路をJIS規格にあった方法で描くことができ,他人に説明できる。
J 簡単な機械製図が理解でき,他人に説明できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 20 40 0 0 0 0 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 20 40 0 0 0 0 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 10 10 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 15 5 10 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 5 5 10 0 0 0 0 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 授業の第1回から第5回までの内容について試験を行う。
クイズ
小テスト
事前に提示される製図に関する課題について取り組み,毎回の授業終了後に提出する。
レポート 毎回の授業で提示される製図に関する課題について取り組み,次の授業までに提出する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
製図と規格について十分他人に説明でき,電気機器や電子回路 の電気製図が十分理解できる。製図に用いられる線の種類や用 法について十分他人に説明でき,それらの種類を区別して製図 を描くことができる。 製図と規格の基本的な事項について他人に説明でき,基礎的な 電気機器や電子回路の電気製図が理解できる。製図に用いられ る線の種類や用法について簡単に他人に説明でき,それらの種 類を区別して製図を描くことができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
科目のガイダンスを行い,製図の基礎知識について学 習する。 ・製図と規格,製図用器具,材料 ・線と文字 ・電気用図記号 講義と演習 予習:テキストの第1章・第4章に 目を通し,事前課題を行うこと。 復習:文字,電気用図記号の製図 課題(テキスト巻末の製図例2, 10)を行うこと。   200
製図の基礎について修得する。 ・投影図 ・線の用法 講義と演習 予習:テキストの第1章,第2章を 読み,事前課題を行うこと。 復習:授業で与えられた課題を行 うこと。 200
製作図の基礎を学習する。 ・図形の表し方 ・尺度 ・寸法記入 講義と演習 予習:テキストの第2章を読み, 事前課題を行うこと。 復習:授業で与えられた課題を行 うこと。 200
製作図について学習し,具体例を製図する。 ・寸法記入方法 ・サイズ公差とはめあい 講義と演習 予習:テキストの第2章を読み, 事前課題を行うこと。 復習:授業で与えられた課題を行 うこと。 200
製作図について学習する。 ・表面性状と幾何公差 機械要素の基礎を学習する。 ・ねじ,ざぐり 講義と演習 予習:テキストの第3章を読み, 事前課題を行うこと。 復習:授業で与えられた課題を行 うこと。 200
試験 自己点検 ・試験の正答について振り返りを行う。 試験と振り返り 予習:これまでの内容を整理する こと。 復習:試験内容で不明な箇所を再 整理すること。 200
電気設備の接続図について修得する。 ・シーケンス制御など 自己点検 講義と演習 自己点検 予習:テキストの第6章・第8章を 読んでおくこと。 200