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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
サーバ管理入門
Introduction to Server Management
2 F010-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.Linux 2.コマンド 3.エディタ 4.ネットワーク サーバ用オペレーティングシステムとして広く採用されているLinuxの基本的な操作方法を 修得する。サーバ管理の際はCUIを用いることが多いため、コマンドをキー入力してコンピ ュータを操作することを基本とし、ファイルやディレクトリの操作・管理、多目的エディタ emacsでの文書作成、C言語プログラムのコンパイル、電子メールの送受信、Webページの作 成・公開方法などについて学ぶ。また、sshやsftpなどのネットワークコマンドの活用につ いても学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
本授業では代表的なLinuxの基本操作を演習により修得する。 学習項目は以下の通り。 1. Linuxのコマンドライン操作  ファイルとディレクトリ、パス  OSの機能とコマンド 2. 多目的エディタemacs  文書の作成、日本語の入力、保存、印刷  C言語プログラムの作成、コンパイル・実行  Webページの作成とWebサーバ上での公開 3. ネットワーク  電子メールの送受信  sshやsftpなどのネットワークコマンド  クライアント-サーバシステム
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:新Linux/UNIX入門 第3版[SBクリエイティブ] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
GUIを備えたLinuxはWindowsと同じようにマウスで操作することもできるが、サーバ管理の環境や効率を考えるとコマンド操 作の方が適切なことが多い。演習の際はGUIのマウス操作にこだわることのないよう注意して欲しい。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
H,I Linuxのコマンドライン環境でコマンドを実行し、ファイル操作等ができる。
H,I emacsを用いて日本語文書やWebページを作成できる。
H,I,J sshやsftpなどのネットワークコマンドを利用できる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 20 40 30 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 20 40 30 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 15 30 5 0 0 0 0 50
思考・推論・創造する力 5 10 5 0 0 0 0 20
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 10 0 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 10 0 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 講義・演習を通して学習してきた項目の中から特に重要な部分の理解度を確認する。学期末に実施する。
クイズ
小テスト
各学習項目に関する習得度を小テストで確認する。学期中に適宜実施する。 なお、授業明細表には小テストの予定回を記載しているが、実際の実施回は授業中に案内する。
レポート 演習内容に関する課題を適宜出題する。提出されたレポートの充実度や正確さなどについて評価する。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 演習中の活動および出席状況を学習態度(学習に取組む姿勢・意欲)として評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
Linuxをコマンドライン操作で活用することができる。 具体的には、多目的エディタemacsでの文書作成、C言語プログ ラムの作成とコンパイル、Webページの作成と公開、画像デー タの取り扱い、ネットワークコマンドの使い方等を十分に理解 し、必要に応じてオンラインマニュアル等を活用しながら独力 で実行できる。 Linuxを、マウスによる操作を交えつつ、大半はコマンドライ ン操作によって活用することができる。 具体的には、多目的エディタemacsでの文書作成、C言語プログ ラムの作成とコンパイル、Webページの作成と公開、画像デー タの取り扱い、ネットワークコマンドの使い方等の概要を理解 し、教科書やオンラインマニュアル等を参照しながら実行でき る。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 ガイダンス ログイン  パスワードの変更  基本操作 講義・演習・質疑・自己点検 復習: 基本操作等について復習し 、これに関する課題に取り組む。 予習: 次回の遠隔ログインについ て第2回講義資料を予習する。 240
2 ログイン  遠隔ログイン(ssh) 講義・演習・質疑・自己点検 復習: 遠隔ログインについて復習 し、これに関する課題に取りむ。 予習: 次回の基本コマンド等につ いて教科書第4, 5, 6章を予習す る。 240
3 コマンド  ファイルとディレクトリ  基本コマンド 講義・演習・質疑・自己点検 復習: 基本コマンド等について復 習し、これに関する課題に取り組 む。 予習: 次回のコマンドの応用等に ついて教科書第8, 10, 15, 16, 1 8, 19章を予習する。 240
4 コマンド  コマンドの応用  リダイレクト、パイプ 講義・演習・質疑・自己点検 復習: コマンドの応用等について 復習し、これに関する課題に取り 組む。 予習: 次回のemacsについて教科 書第25章を予習する。 240
5 emacs  ファイルの作成  日本語入力 小テスト 講義・演習・質疑・自己点検 復習: emacsについて復習し、こ れに関する課題に取り組む。 予習: 次回の印刷等について教科 書第32章を予習する。 240
6 emacs  ファイルの印刷  Cプログラムのコンパイルと実行 講義・演習・質疑・自己点検 復習: 印刷等について復習し、こ れに関する課題に取り組む。 予習: 次回のネットワークコマン ド等について第7回講義資料を予 習する。 240
7 ネットワーク  IPアドレス、ドメイン  ネットワークコマンド 小テスト 講義・演習・質疑・自己点検 復習: ネットワークコマンド等に ついて復習し、これに関する課題 に取り組む。 予習: 次回の電子メールについて 第8回講義資料を予習する。 240
8 ネットワーク  電子メール 講義・演習・質疑・自己点検 復習: 電子メールについて復習し 、これに関する課題に取り組む。 予習: 次回のWebページの作成に ついて第9回講義資料を予習する 。 240
9 Webページの作成  WWWの仕組み  HTMLによる文書作成 小テスト 講義・演習・質疑・自己点検 復習: Webページの作成について 復習し、これに関する課題に取り 組む。 予習: 次回のWebページの公開に ついて第10回講義資料を予習する 。 240
10 Webページの公開  ファイルのアクセス権の理解  Webページの公開 講義・演習・質疑・自己点検 復習: Webページの公開について 復習し、これに関する課題に取り 組む。 予習: 次回のクライアント-サー バの基本について第11回講義資料 を予習する。 240
11 クライアント-サーバ  基本機能 小テスト 講義・演習・質疑・自己点検 復習: クライアント-サーバの基 本について復習し、これに関する 課題に取り組む。 予習: 次回の演習室のサービスに ついて第12回講義資料を予習する 。 240
12 クライアント-サーバ  演習室のサービス 講義・演習・質疑・自己点検 復習: 演習室のサービスについて 復習し、これに関する課題に取り 組む。 240
13 総合演習 演習・質疑・自己点検 復習: 試験に備え、これまでの学 習内容を復習し、まとめておく。 240
14 総合演習 試験 演習・質疑・自己点検 試験 復習: 試験問題について十分に復 習しておく。 240
15 総合演習 自己点検 演習・質疑・自己点検 復習: これまでの学習内容を復習 し、まとめておく。 240