専門教育課程 メディア情報学科
授業科目区分 |
科目名 |
単位数 |
科目コード |
開講時期 |
履修方法 |
専門教育課程 専門科目 専門 |
コンピュータシステム
Computer System
|
2 |
F012-01 |
2024年度
3期(前学期)
|
修学規程第4条を参照 |
授業科目の学習・教育目標 |
キーワード |
学習・教育目標 |
1.コンピュータ
2.命令実行制御
3.アセンブラ言語
4.記憶装置
5.性能評価
|
情報技術(IT)は現代社会に欠かすことのできない技術であり,これはコンピュータシステ
ムにより実現されている.コンピュータの構成要素である中央処理装置(CPU),メモリ,入
出力装置などの構造と動作原理を学ぶ.コンピュータ構成要素,システム構成要素,ソフト
ウェア,ハードウェアについて学ぶ. |
授業の概要および学習上の助言 |
コンピュータシステムの基礎を学ぶ.
1.コンピュータ構成要素
2.計算の原理、命令の実行制御
3.アセンブラ言語
4.記憶装置、メモリの構成
5.性能評価の計算方法 |
教科書および参考書・リザーブドブック |
教科書:アセンブラ言語 CASL II[工学図書]
参考書:コンピュータアーキテクチャ入門[サイエンス社]
リザーブドブック:指定なし |
履修に必要な予備知識や技能 |
コンピュータの内部構造を学ぶ初めての科目です.2進法などの数値表現を復習してくこと. |
学生が達成すべき行動目標 |
No. |
学科教育目標 (記号表記) |
|
① |
A,D,E,F,H,I |
コンピュータの構成要素がわかる |
② |
A,D,E,F,H,I |
アセンブラ言語のプログラムを理解できる |
③ |
A,D,E,F,H,I |
演算制御について説明できる。 |
④ |
A,D,E,F,H,I |
メモリの構成がわかる |
⑤ |
A,D,E,F,H,I |
オペレーティングシステムの機能がわかる |
⑥ |
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|
達成度評価 |
|
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評価方法 |
総合評価割合 |
40 |
30 |
20 |
0 |
0 |
0 |
10 |
100 |
指標と評価割合 |
総合評価割合 |
40 |
30 |
20 |
0 |
0 |
0 |
10 |
100 |
総合力指標 |
20 |
20 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
40 |
20 |
10 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
40 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
10 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
0 |
5 |
5 |
評価の要点 |
評価方法 |
行動目標 |
評価の実施方法と注意点 |
試験 |
① |
レ |
第14週に実施する予定である.試験時間は60分である.第1週から第14週までの授業で行ったすべての内
容が出題範囲である.計算問題では(通信機能の無い)電卓の使用を許可する. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
クイズ 小テスト |
① |
レ |
第4週と第10週に実施する予定である.前者では第3週までの内容の理解度の確認を,後者では第4週から
第9週までの内容(アセンブラ言語)の理解度の確認を行う. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
|
⑤ |
レ |
⑥ |
|
レポート |
① |
レ |
第12週に課題を提示する予定である.提出はその翌週とする.アセンブラ言語の総合問題と記憶装置,仮
想記憶に関する問題を中心に出題する. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
|
⑥ |
|
成果発表 (口頭・実技) |
① |
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|
② |
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③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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作品 |
① |
|
|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
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⑥ |
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ポートフォリオ |
① |
|
|
② |
|
③ |
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④ |
|
⑤ |
|
⑥ |
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その他 |
① |
レ |
出席状況,授業集中度,および授業中の演習課題の実施状況で評価する.なお,私語など授業進行を妨げ
る行為を注意しても繰り返す場合はマイナスに評価することがある. |
② |
レ |
③ |
レ |
④ |
レ |
⑤ |
レ |
⑥ |
|
具体的な達成の目安 |
理想的な達成レベルの目安 |
標準的な達成レベルの目安 |
コンピュータシステムの基礎のうち,コンピュータの構成要素
,システム構成要素,ソフトウェア,ハードウェアを十分に理
解しており,基本情報技術者試験の出題範囲のコンピュータシ
ステムに関する問題を解くことができる. |
コンピュータシステムの基礎のうち,コンピュータの構成要素
,システム構成要素,ソフトウェア,ハードウェアに関する基
礎概念を理解できる. |
授業明細 |
回数 |
学習内容 |
授業の運営方法 |
学習課題 予習・復習 |
時間:分※ |
1 |
情報の表現 |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:教科書2章(pp. 5-11)を
読む.
復習:配布資料を理解する. |
60 |
2 |
性能評価 |
講義と演習
自己点検・振り返り |
復習:配布資料を理解する.
小テストの対策. |
60 |
3 |
計算モデルとコンピュータの構成 |
講義と演習
自己点検・振り返り |
復習:配布資料を理解する. |
60 |
4 |
アセンブラ言語(1)
概要
小テスト1 |
講義と演習 |
予習:教科書2章(pp. 11-19)を
読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
30 |
5 |
アセンブラ言語(2)
ストア,ロード |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:教科書3章と4章(pp.37-4
4)を読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
30 |
6 |
アセンブラ言語(3)
算術演算,論理演算 |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:教科書4章(pp. 45-55)を
読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
30 |
7 |
アセンブラ言語(4)
条件分岐と反復処理 |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:教科書4章(pp. 56-58, pp
. 71-75)を読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
60 |
8 |
アセンブラ言語(5)
スタック操作(PUSHとPOP) |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:教科書4章(pp.76-82)を
読む.
復習:配布資料を理解する. |
120 |
9 |
アセンブラ言語総合
CPU |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:教科書4章(pp.59-70)を
読む.
復習:配布資料を理解する.
小テストの対策. |
30
60 |
10 |
CPU
記憶装置(1)
小テスト2 |
講義と演習 |
予習:参考書6.1〜6.3節を読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
30 |
11 |
記憶装置(2) |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:参考書6.4〜6.6節を読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
30 |
12 |
仮想記憶
レポート(課題提示) |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:参考書7章を読む.
復習:配布資料を理解する.レポ
ートを作成する. |
60
60 |
13 |
オペレーティングシステム |
講義と演習
自己点検・振り返り |
予習:参考書7章を読む.
復習:配布資料を理解する. |
60
30 |
14 |
バスと達成度確認試験 |
筆記試験 |
予習:これまで学んだ内容を理解
する. |
180 |
15 |
試験の解説と自己点検授業 |
達成度確認試験の解説
自己点検・振り返り |
復習:達成度確認試験の内容を理
解する. |
60 |
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第1週から14週の間に,実施した小テスト,レポート
についての(振り返りの)演習を行う.各自,これま
での小テスト,レポートでできなかった内容を確認し
ておくこと.また,授業では,ほぼ毎週,課題演習を
行うので理解の向上に役立ててほしい. |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。