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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
データベースマネジメント
Database Management
2 F112-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.リレーショナルデータベース 2.テーブル定義、ER図 3.正規化、主キー、外部キー 4.データ操作言語、SQL 本科目は、経営情報学科の習得する知識・能力のひとつである情報デザイン基礎力を付ける ためのものである。データベースは、データ間の整合性を保証しながら、複数の応用プログ ラム間でデータを更新・共有・再利用するためのシステムである。この授業では、リレーシ ョナルデータベースの基礎理論、データベース設計、データベース言語SQL、データベース の運用について学ぶ。
授業の概要および学習上の助言
 データベースを使うためには、①データベースの定義操作言語SQLを使用できる、②正規形や主キー・外部キーなどの概 念を理解してデータの整合性を保証できる、③トランザクションを使ってデータベースアプリケーションシステムの設計がで きる、の3つの能力が不可欠である。授業では、主に①と②を中心に授業を展開していくが、後半には③についても学習をす る。  
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:マンガでわかるデータベース[オーム社] 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目は、PCの基本操作、Webデザイン、ITシステム基礎、など、コンピュータに関する基礎的な知識を習得済みであること を前提としています。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
A,B, データベースとは何かを理解する。
IH,I リレーショナルデータベースとはなにかわかる。
H,N テーブルの定義を行うためにER図が描ける。
D,E,G 手キー、外部キーを用いて第3正規化ができる。
D,H,J データ操作言語SQLのSELECT文を使うことができる。
D,H,J データベースの設計ができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 30 40 20 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 30 40 20 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 10 0 0 0 0 0 30
思考・推論・創造する力 10 10 10 0 0 0 0 30
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 10 10 0 0 0 0 20
学習に取組む姿勢・意欲 0 10 0 0 0 0 10 20
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 講義や実習演習で学んだことを筆記試験により確認する。
クイズ
小テスト
講義や実習演習を確実に身につけるため、小テストを行う。
レポート データベースの活用事例についてレポート提出を行う。
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 授業に取り組む意欲や姿勢を測るために、出席状況や授業態度をもとに評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
データベースの基本演算、正規化、データベース設計、SQLに ついて理解し、現状分析に基づくデータのモデル化、データベ ースの設計、実装、運用が自在にできる。 トランザクションの基本について理解し、ACID属性を満足する 実行系列について説明できる。 データベースの基本演算、正規化、データベース設計、SQLの 基礎を理解し、使用することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1 シラバスの説明 データベースとは(1) 講義・演習 教科書第1章データベースを熟読 し内容を箇条書きにまとめる。 260
2 リレーショナルデータベースとは(1) 講義・演習 教科書1章データベースを復習し 疑問がないことを確認する。また 、教科書第2章リレーショナルデ ータベースの概要について箇条書 きにまとめる。(予習) 260
3 リレーショナルデータベースとは(2) 講義・演習 教科書第2章練習問題を利用しリ レーショナル演算の計算問題を解 く。 260
4 データベースを設計しよう(1) 講義・演習 教科書第2章リレーショナル演算 の計算問題を解答できることを確 認する。教科書第3章データベー ス設計について予習、箇条書きに まとめる。 260
5 データベースを設計しよう(2) 講義・演習 教科書3章練習問題を利用し、E-R 図を描く設計方法を習得する。 260
6 データベースを利用しよう(1)―SQLの基本操作 講義・演習 SQLの基本操作の復習。 260
7 データベースを利用しよう(2)―SQLの基本操作 講義・演習 SQLの基本操作の復習 260
8 これまでの振り返りと小テスト これまでの振り返り授業 試験 これまでの復習を実施する。 300
9 テスト結果に基づく自己点検 データベース活用事例 自己点検 講義・演習 レポート課題を実施する。 260
10 データベースを運用しよう 講義・演習 データベースの運用について復習 し、章末の練習問題を解く。 260
11 データベース管理システム1 講義・演習 これまで学習したことの総復習す る。理解不足のところを重点に、 操作方法やSQL文の使い方、デー タベース運用方法などを十分に学 習すること。 260
12 データベース管理システム2 講義・演習 期末テストに備え総復習する。理 解不足のところを重点に、操作方 法やSQL文の使い方、データベー ス運用方法などを十分に学習する こと。 300
13 これまでの振り返りと達成度確認試験 講義・演習 試験でできなかった問題をやり直 して理解する 260
14 データベースの普及と活躍 振り返り授業と試験 データベースの普及と活躍につい て復習する。。 300
15 試験結果に基づく自己点検 補足授業 自己点検 アンケート 補足授業(試験解説含む) 試験結果の見直し 260