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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
統計学Ⅰ
Statistics I
2 F115-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.統計学 2.確率 3.確率分布 4.統計的推測 本科目は経営情報学科の学習・教育目標「マーケテイング能力」及び「マネジメント基礎能 力」達成のための科目で、データ分析に欠かせない「統計学」の基本を学びながら、ビジネ スの現場で直面する意思決定の際に欠かせない情報の抽出能力を磨く。具体的には、記述統 計学、確率分布、及び推測統計学の区間推定の基本概念を理解し、ExcelやPythonなどを使 ってデータ分析し、データ分析の進め方、仮説検証サイクル、分析目的の設定など、統計的 意思決定に必要な情報を算出できるようになる。
授業の概要および学習上の助言
 本科目では統計とビジネスの関係について理解を深め、統計の基礎概念の理解力と演習による実践力を以下の項目を中心に 修得する。なお、演習では簡単な作業とデータ収集およびテータ解析としてExcelを使うので各自パソコンを毎回持参する必 要がある。 1. データと統計 2. 確率分布 3. 統計的推測  
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:Pythonで学ぶあたらしい統計学の教科書 第2版[翔泳社] 参考書:統計解析入門 第3版[サイエンス社] リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
数理基礎科目、特に『技術者のための統計』を履修していることが望ましい。また、Excelの基本が分かっており、使えるこ とが望ましい。経営に関する基本的知識が必要となる。経営と統計データの関連性を常に意識する態度が不可欠である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
K,L 度数分布、ヒストグラム、標準偏差などを用いて、代表的な確率分布の特徴を理解することができる。
K,L 各種確率分布の母平均などの母数を統計的に推定することができる。
K,L サンプルデータから各種の統計的検定に基づく意思決定をすることができる。
K,L 関心ある事象について、適切にデータを収集し、解析に適切な統計技法を選択し、必要な情報を抽出することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
指標と評価割合 総合評価割合 0 0 50 30 0 0 20 100
総合力指標 知識を取り込む力 0 0 25 10 0 0 0 35
思考・推論・創造する力 0 0 25 10 0 0 0 35
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 10 10
発表・表現・伝達する力 0 0 0 10 0 0 0 10
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 0 0 0 0 10 10
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験
クイズ
小テスト
レポート 各テーマの学習内容に関する演習または講義内容に関し、知識の確認と応用力を評価する。
成果発表
(口頭・実技)
身近な疑問点について、統計解析の手法を活用して分析し、自らの仮説を論理的に説明する。
作品
ポートフォリオ
その他 授業での参加姿勢を評価する。
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
各種の統計理論を理解し、その技法を正しく使用することがで きる。Excel、Pythonを自在に使いこなせる。さらに、具体的 な経営課題に対し、データの選定・収集・分析し、その結果の 考察を通じて、課題解決に役立つ情報を抽出することができる 。 各種の統計理論を理解し、その技法をExcel, Pythonを用いて 、使うことができる。さらに、具体的な経営課題と所与のデー タおよび分析法との関連性を説明することができる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
第01回 1.オリエンテーション 2.第1部 「統計学をはじめよう」 講義「統計学をはじめよう」 と議論 予習:学習支援計画書及び第1部 を読み、わからないところをまと める。 復習:第1部の復習及び課題01の 取組 100分 100分
第02回 第2部 「PythonとJupyter Notobookの基本」 講義及び演習 予習:第2部を読み、わからない ところをまとめる。 復習:第2部の復習及び課題02の 取組 100分 100分
第03回 第3部 「記述統計(1)」 第1-4章 講義及び演習 予習:第3部第1-4章を読み、わ からないところをまとめる。 復習:第3部第1-4章の復習及び 課題03の取組 100分 100分
第04回 第3部 「記述統計(2)」 第5-7章 テスト、講義及び演習 予習:第3部第5-7章を読み、 わからないところをまとめる。 復習:第3部第5-7章の復習及び 課題04の取組 100分 100分
第05回 第4部 「確率と確率分布(1)」 確率論と確率分布 講義及び演習 予習:第4部第1-2章を読み、わ からないところをまとめる。 復習:第4部第1-2章の復習及び 課題05の取組 100分 100分
第06回 第4部 「確率と確率分布(2)」 二項分布と正規分布 講義及び演習 予習:第4部第3-4章を読み、 わからないところをまとめる。 復習:第4部第3-4章の復習及 び課題06の取組 100分 100分
第07回 第5部「統計的推定」(1) 統計的推測の考え方、標本抽出シミュレーション、母 平均の推定 講義、演習 予習:第5部第1-3章を読み、わ からないところをまとめる。 復習:第5部第1-3章の復習及び課 題07の取組 100分 100分
第08回 第5部「統計的推定」(2) 母分散の推定、区間推定 講義、演習 予習:第5部第4-6章を読み、わか らないところをまとめる。 復習:第5部第4-6章の復習及び課 題08の取組 100分 100分
第09回 特別講義 「統計とビジネス」 特別講師によりビジネス現場での統計学の活用事例を 紹介いただき、ビジネスと統計学の関係について理解 を深める。 特別講師による講義 予習:課題の取組 復習:課題09の取組 100分 100分
第10回 第6部「統計的仮説検定」(1) t検定、平均値の差の検定 講義及び演習 予習:第6部第1-2章を読み、わか らないところをまとめる。 復習:第6部第1-2章の復習及び課 題10の取組 100分 100分
第11回 第6部「統計的仮説検定」(2) 分割表の検定、検定の結果の解釈 講義及び演習 予習:第6部第3-4章を読み、わか らないところをまとめる。 復習:第6部第3-4章の復習及び課 題11の取組
第12回 第6部「統計的仮説検定」(3) 分割表の検定、検定の結果の解釈 講義、演習 予習:第6部第3-4章を読み、わか らないところをまとめる。 復習:第6部第3-4章の復習及び課 題12の取組 100分 100分
第13回 最終課題の取組 演習 予習:最終課題のデータ収集と解 析 復習:解析結果の考察及び発表資 料の作成 100分 100分
第14回 最終課題の発表 発表と議論 予習:最終課題の発表資料の作成 復習:議論踏まえての考察 100分 100分
第15回 総括と自己点検 総括と自己点検アンケート 予習:総括 復習:総括 100分 100分