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学習支援計画書(シラバス) 検索システム
専門教育課程 経営情報学科
授業科目区分 科目名 単位数 科目コード 開講時期 履修方法
専門教育課程
専門科目
専門
戦略会計入門
Management Accounting Basic
2 F119-01 2024年度
3期(前学期)
修学規程第4条を参照
担当教員名
*印は、実務経験のある教員を示しています。
授業科目の学習・教育目標
キーワード 学習・教育目標
1.CVP分析・利益図表 2.利益計画マスタープラン 3.見積貸借対照表 4.運転資本 5.キャッシュフロー経営 本科目は経営情報学科の学習・教育目標の「財務会計基礎能力」に対応する科目である。す なわち、企業の財務管理を利益管理と資金管理の側面から捉え、会計情報との関係から、演 習を通して利益計画の作成・資金計画の作成に関する技能を養うことを目標にしている。
授業の概要および学習上の助言
本科目は3部構成になっている。1部では変動損益計算書やCVP分析・利益図表について学ぶ。2部では利益計画の作成に ついて演習を中心に学ぶ。3部では利益計画から資金計画の作成までを演習を中心に学ぶ。演習課題が豊富に準備されている ので、それらに積極的に取り組む姿勢が大切である。
教科書および参考書・リザーブドブック
教科書:指定なし 参考書:指定なし リザーブドブック:指定なし
履修に必要な予備知識や技能
本科目に先立って履修する「企業会計基礎」の内容を十分に復習して本科目の履修に臨むことが必要である。また、本科目で 学ぶ内容は、「戦略会計応用」の学習内容や財務計画を理解する上で重要である。
学生が達成すべき行動目標
No. 学科教育目標
(記号表記)
M 変動損益計算書を作成し、CVP分析を行うことができる。
M 利益計画の作成手順に従って、必要利益・必要売上高の算出を行って、利益計画マスタープランを作成することができる。
M 見積損益計算書を作成することができる。
M キャッシュフロー経営の大切さが理解できる。
M 資金計画の作成手順に従って、見積貸借対照表・見積キャッシュフロー計算書を作成することができる。
達成度評価
評価方法
試験 クイズ
小テスト
レポート 成果発表
(口頭・実技)
作品 ポートフォリオ その他 合計
総合評価割合 40 0 50 0 0 0 10 100
指標と評価割合 総合評価割合 40 0 50 0 0 0 10 100
総合力指標 知識を取り込む力 20 0 20 0 0 0 0 40
思考・推論・創造する力 20 0 25 0 0 0 0 45
コラボレーションと
リーダーシップ
0 0 0 0 0 0 0 0
発表・表現・伝達する力 0 0 0 0 0 0 0 0
学習に取組む姿勢・意欲 0 0 5 0 0 0 10 15
※総合力指標で示す数値内訳、授業運営上のおおよその目安を示したものです。
評価の要点
評価方法 行動目標 評価の実施方法と注意点
試験 つぎのものを評価する。  ① 中間試験の結果  ② 期末総合課題(期末試験)の結果
クイズ
小テスト
レポート つぎのものを評価する。  ① 単元ごとに行う演習課題
成果発表
(口頭・実技)
作品
ポートフォリオ
その他 つぎのものを評価する。  ① 授業に取り組む姿勢  ② レポート提出状況  など
具体的な達成の目安
理想的な達成レベルの目安 標準的な達成レベルの目安
・ CVP分析の意義や利益図表の活用法を理解し、CVPの 感度分析を通してシュミレーションを行うことができる。 ・ 利益計画の作成手順に従って、必要利益の計算から予算書 の作成までを体系的に理解することができる。 ・ 資金計画の作成手順に従って、見積貸借対照表・見積キャ ッシュフロー計算書を作成することができる。 ・ キャッシュフロー経営の大切さを理解できる。 ・ 運転資本の求め方を理解し、資金繰りの大切さを理解でき る。 ・ CVP分析の意義や利益図表の活用法が理解できる。 ・ 利益計画の作成手順の概要が理解でき、簡単な利益計画を 作成することができる。 ・ 資金計画の作成手順の概要が理解でき、簡単な資金計画を 作成することができる。 ・ キャッシュフロー経営の大切さが理解できる。
CLIP学習プロセスについて
一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。
授業明細
回数 学習内容 授業の運営方法 学習課題 予習・復習 時間:分※
1回 ガイダンス  授業方針、運営方法(授業日程、講義・演習方法、 レ ポートの作成方法・提出方法、出席確認方法、成 績評 価方法など)を学習支援計画書によって説明し 、授業 への取組み姿勢と具体的な方法を確認する。 財務管理の意義と目的 変動損益計算書 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:授業ノートを整理して、財 務管理の意義と目的について理解 を深める。また、変動損益計算書 が作成できるようにする。 260
2回 CVP分析(1)  ①変動費・固定費  ②損益分岐点  ③利益図表 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら変動費・ 固定費、利益図表について理解す る。 260
3回 CVP分析(2)  ①CVP分析の意義  ②利益図表の復習 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、CVP 分析の意義を理解し、利益図表を 作成出来るようにする。 260
4回 CVP分析(3)  ①利益図表の活用  ②貢献利益率の意義と活用 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、利益図 表を活用できるようにする。また 、貢献利益率の意義を理解して活 用できるようにする。 260
5回 CVP分析(4) 講義と質疑応答 演習 予習:1回から4回までの授業内 容を復習する。 復習:演習問題について復習し、 理解を深める。 260
6回 【中間試験】 1回から5回までの授業内容の試験 講義と質疑応答 筆記試験 予習:1回から5回までの授業内 容を復習する。 復習:試験でできなかった問題に ついて、正解を確認し、できるよ うにしておく。 260
7回 利益計画(1)  ①必要売上高の算出  ②各種ケースにおける損益分岐点の算出   講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、損益分 岐点の算出と活用法を理解する 260
8回 利益計画(2)  ①必要利益の算出  ②利益計画マスタープランの作成 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、必要利 益の算出過程、利益計画マスター プランの作成過程について、より 深く理解する。 260
9回 利益計画(3)  ①見積損益計算書の作成  ②項目別予算の作成 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、見積損 益計算書及び予算書の作成につい て理解を深める。 260
10回 キャッシュフロー経営  ①キャッシュフロー経営の原則  ②キャッシュフローの把握 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、キャッ シュフロー経営の重要性について 理解を深める。 260
11回 資金計画の作成(1)  ①運転資本の意味と計算方法  ②資金計画の作成手順 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、運転資 本の意味と計算方法について理解 を深める。 260
12回 資金計画の作成(2)  見積貸借対照表の作成 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、見積貸 借対照表の作成方法について理解 を深める。 260
13回 資金計画の作成(3)  見積キャッシュフロー計算書の作成 講義と質疑応答 演習 予習:テキストの当該箇所を読ん で、質問事項を整理しておく。 復習:課題を行いながら、見積キ ャッシュフロー計算書の作成方法 について理解を深める。 予習:7回から12回までの授業 内容を復習する。 復習:総合演習の問題について復 習し、理解を深める。 260
14回 【期末試験】 7回から13回までの授業内容の試験 講義と質疑応答 筆記試験 予習:試験範囲の内容を復習する 。 復習:期末試験でできなかった問 題について、正解を確認し、でき るようにしておく。 260
15回 【自己点検授業】 ・ 期末試験の解説 ・ 戦略会計入門の学習・教育内容に関する質疑応答 ・ アンケート 講義と質疑応答 アンケート 復習:・期末試験の内容について 再度確認し、理解する。    ・戦略会計入門で学習した 内容について確認する。 復習60 分