1 |
安全を学ぶ意義。化学実験を安全に行うための心がけ
、基本姿勢、作法を学習する。化学物質に適用される
法律には様々なものがあることと,化学物質の取扱に
必要な資格を理解する。ハインリッヒの法則を実例と
ともに理解する。 |
講義と質疑 |
化学物質と適用される法令の関係
を理解する。 |
180 |
2 |
引火点と発火点と燃焼点,化学物質安全性データシー
トSDS,指定数量について,危険物第1類 |
講義と質疑、小テスト |
使ったことのある物質のSDSにつ
いて調べる。 |
180 |
3 |
危険物第2類〜第3類について 粉塵爆発,自然発火,
労災 |
講義と質疑、小テスト |
爆発災害事故の例についてLCで調
べる。 |
180 |
4 |
危険物第4類〜第6類について 特殊引火物,爆轟と爆
燃,混載可能な組み合わせ,少量危険物貯蔵取扱所 |
講義と質疑、小テスト |
少量危険物倉庫について調べる。 |
180 |
5 |
有害物質の発生反応と混合危険。燃焼の三要素,火災
への対処法,消火器の消火原理,消火器の種類につい
て理解する。火災事故への日常の備えについて学習す
る。 |
講義と質疑、小テスト |
消火技術についてLCで調べる。 |
180 |
6 |
有害物質 毒性の種類,半数致死量LD50,半数致死濃
度LC50,一酸化炭素中毒,ロンドン型スモッグ,ロサ
ンゼルス型スモッグ |
講義と質疑、小テスト |
一酸化炭素中毒事故について調査
する。 |
180 |
7 |
有害金属について,ハロゲン化炭化水素の取り扱い方
,液体窒素の取り扱い方 |
講義と質疑、小テスト |
有害金属についてLCで調べる。 |
180 |
8 |
高圧ガスの危険とその安全な取扱。高圧ガスの分類,
爆発,火災,酸欠の危険について理解する。液体窒素
の安全な取扱法を学習する。 |
講義と質疑、小テスト |
低温液化ガスの危険性と安全な取
扱法について調べる。 |
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9 |
放射線と放射性物質(1) 放射線と放射性物質の違
い,シーベルト,グレイなどの単位,被曝限度,放射
線管理区域,放射線の遮蔽について理解する。 |
講義と質疑、小テスト |
X線の法規制について調査する。 |
180 |
10 |
放射線と放射性物質(2)。自然放射線,有害性,急
性障害・晩発障害など生物への影響を学習する。 |
講義と質疑、小テスト |
放射線の線量当量について調べる
。 |
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11 |
バイオハザード,微生物実験,遺伝子組み換え実験,
安全キャビネットとクリーンベンチの違い |
講義と質疑、小テスト |
バイオハザードについて例を調べ
る。 |
180 |
12 |
電気の危険。電気の安全な取り扱い方を学習し,感電
の危険性,特に高電圧の危険性について正しく理解す
る。感電による死亡事故の例を学ぶ。 |
講義と質疑、小テスト |
感電による死亡事故例について調
べる。 |
180 |
13 |
身の回りの危険なものについて
リスクとベネフィット,リスク管理と予防原則,身の
回りの危険予知 |
講義と質疑、小テスト |
リスクとベネフィット,リスク管
理と予防原則,身の回りの危険予
知に対する考え方を理解する。 |
180 |
14 |
達成度確認試験、化学安全に関するアクティブラーニ
ング(危険予知、ヒヤリハット、安全対策の提案等) |
達成度確認試験,講義と質疑 |
入念に試験準備を行う。達成度確
認試験は講義、小テスト・クイズ
で扱った全範囲について実施する
。 |
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15 |
自己点検授業
授業の振り返り |
答え合わせと自己採点、講評
、解説、学習内容の振り返り |
自己点検では、自分の弱点を把握
し、今後の学習に役立てる。リス
ク評価を実際に実施する。 |
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一般に、授業あるいは課外での学習では:「知識などを取り込む」→「知識などをいろいろな角度から、場合によってはチーム活動として、考え、推論し、創造する」→「修得した内容を表現、発表、伝達する」→「総合的に評価を受ける、GoodWork!」:のようなプロセス(一部あるいは全体)を繰り返し行いながら、応用力のある知識やスキルを身につけていくことが重要です。このような学習プロセスを大事に行動してください。
※学習課題の時間欄には、指定された学習課題に要する標準的な時間を記載してあります。日々の自学自習時間全体としては、各授業に応じた時間(例えば2単位科目の場合、予習2時間・復習2時間/週)を取るよう努めてください。詳しくは教員の指導に従って下さい。